2時間以内の嘔吐は、同じ薬を服用する必要があります。 処方を受けた病院の指示に従いましょう。 アフターピルは自費にはなりますが、 希望すれば2回分処方してもらえる場合もあります。 (医療機関によります) また、 万が一吐いてしまっても、服用後2時間以上経っていれば、薬の効果はあります。 副作用がひどい場合は薬を飲んでも良い? 頭痛薬、解熱剤、胃腸薬、風邪薬などと併用しても問題ありません。 眠気がある場合はコーヒーやカフェイン入り栄養ドリンクもOK アフターピルの服用後、コーヒーや栄養ドリンクを飲んでも構いません。 ですが、 多量のカフェインは胃腸を弱めてしまうので、 コーヒーは1日数杯程度にしてください。 カフェイン配合のドリンクは、コーヒーよりも多量にカフェインが入っています。 1日に何本も飲まないようにしてください。 その他、副作用を緩和する方法 吐き気がある場合、 風通しの良い場所で、衣類の締め付けを緩めて安静にしましょう。 また、 空腹を避けて、食後にアフターピルを服用することで、吐き気が緩和することもあります 茶色い出血が少量で止まれば問題ありません。 生理と間違うほどの真っ赤な鮮血があれば、別の病気の症状が考えられます。 お近くの婦人科を受診してください。 また、 異常な痛みや辛い部分があったら、他の病気を併発している可能性があります。 この場合、アフターピルとは関係なく、 子宮内膜症や、性行為によって性病になったということも考えられます。 性器ヘルペスや尖圭コンジローマなど 病院を受診し、診察を受けましょう。 副作用が出やすい人ってどんな人? アフターピルに副作用は少ないですが、 副作用が出やすい人の特徴などは個人差があるため、一概には言えません。 しかし、 自己判断で薬を多く服用することで副作用が出ることも考えられます。 処方された通りに服用してください。
次の37781] こんにちは。 いつも貴院でお世話になっておりますが、今回訳あって他院にてアフターピルを処方してもらいました。 その際、今後の避妊のために低用量ピル(トリキュラー28)を併せて処方してもらったのですが、担当の先生の説明が判然とせず、飲み始め方がよく分かりません。 インターネットでも調べましたが、【アフターピル服用翌日から低用量ピルを飲んでもよい】という説や、【出血がアフターピルを服用してから一週間以内であればまだ低用量ピルをスタートしてはいけない】という説が混在し、混乱してしまいました。 また近い未来に性交渉の可能性はあると思われるため、できるだけ早く次の避妊効果を得たいと考えています。 どのタイミングで低用量ピルの服用をスタートさせるのが最適でしょうか。 お忙しいことと存じますが、お答えいただければ幸いです。 よろしくお願い申しあげます。 37806] 先生じゃなくて、ごめんなさい。 服用方法の指導がない婦人科でピルの処方を受けてしまったようですね。 アフターピルは、正しい種類のものだったでしょうか?生理日程の確認や、超音波検査はありましたでしょうか。 もし、排卵前なら排卵を遅らせる意味もあって、アフターピルの翌日から低用量ピルを開始します。 排卵後であれば、アフターピルの後は消退出血(生理のような、赤くて量のある出血)を確認してから低用量ピルを開始します。 アフターピルを飲むに至った経緯はわかりませんが、ゴムは避妊道具ではなく性感染症防止アイテムなので破損や脱落がなくても妊娠してしまうことを認識してくださいね。 詳しくは、先生からのレスをお待ちください。 37826] むくさま 大変分かりやすくお教えいただき、ありがとうございます。 心から感謝いたします。 前回の生理は8月18日より6日間で、22日周期のため、性交渉のタイミングが排卵の前後どちらかはっきりと判断できません。 この場合、低用量ピルのスタートは、アフターピルの翌日か消退出血の後か、どちらがよいのでしょうか。 重ね重ね恐縮ですが教えていただければありがたいです。 コンドームは使用しておりましたが、不安が拭えずアフターピルを服用する次第です。。 今後はきちんと低用量ピルとコンドームを併用したいと考えています。 ご指摘、ありがとうございました。 37843] 超音波検査は受けていないのでしょうか?生理直後などハッキリしている場合はいいのですが、そうでなければ排卵の前後で全く状況が違ってきます。 必要な検査もしない、具体的な服用方法も指導しない…アフターピルが正しいものだったかどうか、気になるのです。 生理周期が22日ということは、前々回の生理は7月27日〜でしたか?だとしたら、排卵前というのは考えにくいので、消退出血を確認してからのほうがいいと思います。 もし、アフターピルが正しいものでなかった場合、着床を促すこともあるので、消退出血を確認せず低用量ピルを始めると妊娠を維持する作用になってしまいます。 ピル=避妊ではなく、使い方によっては妊娠しやすくなるので、注意が必要です。 37928] むくさま 度々のお返事、本当にありがとうございました。 緊急避妊のために超音波検査などを行う場合もあるとは全く存じませんでした。 今後は自分自身、避妊やピルに対する意識の向上を図っていこうと思います。 今回はアドバイス通り、アフターピルの消退出血を確認してからトリキュラーを飲み始めたいと思います。 くるみさん、続けてレスありがとうございます。 私も排卵前後により低用量ピルの働きが全く異なるとは恥ずかしながら全然知りませんでした。 度々スレッドを上げてしまい申し訳ありません。 38301] むくさん、レス有難うございました。 今回は消退出血を待ってから低用量ピルの開始が良いでしょう。 緊急避妊の目的は無理やりホルモンバランスを崩す事です。 排卵前に服用すれば排卵が遅れるので、避妊はほぼ100%成功するでしょう。 排卵日、排卵直後の服用はどうしても排卵を防げないので、妊娠してしまう事があります(これが緊急避妊が常に100%にならない要因です)。 排卵前に緊急避妊を服用、そのまま続けて低用量ピルを服用すれば排卵させずにそのまま避妊を維持する事が可能になるので継続服用していただきます。 排卵日、排卵直後に緊急避妊をしても、排卵してしまう可能性も高いので、仮に受精が成立してしまった場合、低用量ピルを継続服用すると、着床を促し、妊娠を成立させやすくする可能性があります。 なので必ず出血を待ってから内服を開始していただいております。 超音波検査を併用すれば排卵日の特定が可能なのでどちらの方法が適しているか一目瞭然です。 ただ、残念ながらそこまで対応してくれる施設はあまりないでしょう。 大事な事は普段から低用量ピルを服用する以外の避妊は一切信用しない事です。 では、ご参考にして下さい。
次の緊急避妊薬とも言われるアフターピルは重要な避妊方法の一つですよね。 保健体育の授業で中学生から性のことについて勉強しますが、高校生の5人に1人しかアフターピルについて知らないなんてびっくりですよね。 飲み続けることでほぼ確実に避妊することが出来る低用量ピルは世界中で使用されている避妊方法ですが、アフターピルはまたそれとは少し違い、避妊するのを忘れてしまった、避妊に失敗してしまった、望まないセックスをされてしまったなど、緊急事態に服用することで避妊するというものです。 緊急手段であるがゆえに低用量ピルとは違い、認知度も低いアフターピルですが、もしもの時に備えてアフターピルについて知っておきましょう。 この記事ではそんなアフターピルはどこで購入することが出来るか、注意点などをご紹介させていただきたいと思います。 セックスについてや避妊方法についてはなかなか人に相談出来ないこともありますよね。 しかしだからと言って何も知らないでいると後で大変な思いをすることになるのは自分です。 悲しい思いをすることのないように、しっかりと正しい知識を身に着けておくことにしましょう。 アフターピルは病院でのみもらえる まず最初、アフターピルはどこでもらえるのかということですが、アフターピルはドラッグストアや薬局などでは販売されておらず、病院を受診しなければ購入することは出来ません。 一体どこの科にいけばアフターピルを処方してもらえるのかというと、一般的には「産婦人科」となっています。 また、内科やそれ以外の科でも、お医者さんがアフターピルについての知識を持っていれば処方出来る場合もありますが、どこでも処方してもらえるというわけではないため、アフターピルを処方してほしいという時には事前に電話で確認などをしてから、確実にアフターピルを購入する事ができる病院を選ぶようにしましょう。 アフターピルを必要としている理由によっても異なる場合がありますが、病院によっては問診のみで処方箋をもらえる場合もあります。 これはアフターピルにはセックスをした後72時間以内に服用しなければいけないためです。 緊急避妊薬とも言われるアフターピルは避妊に失敗してしまった時だけじゃなく、レイプされてしまった時などの緊急時に服用されます。 アフターピルでの避妊確率は高いものの100%ではなため、できれば24時間以内、遅くとも72時間以内に服用する必要があるため、避妊の失敗に気付いたらすぐにアフターピルを処方してもらうようにしましょう。 個人輸入は危険 とはいえ、なかなか産婦人科に行く時間がなかったり、恥ずかしくて産婦人科には行きたくないという女性もいらっしゃいますよね。 そんな時に思い浮かべるのが個人輸入ではないでしょうか? アフターピルは日本では病院を受診しなければ購入することが出来ない薬ですが、海外では一般医薬品としてドラッグストアなどで販売されています。 そのため、個人輸入代行などを行えば病院を受診しなくともインターネット上でアフターピルを購入することが出来ます。 ですが、このように個人輸入代行でアフターピルを購入することは実はとても危険なことなんです。 一体それはどうしてかというと、偽薬の可能性があるからです。 折角買ったアフターピルがニセモノだったら大変ですよね。 アフターピルだけじゃなく、低用量ピルなど様々な薬の個人輸入代行が行われていますが、これらはかなり危険だと覚えておきましょう。 日本ではお医者さんの処方がないと購入出来ないアフターピルは海外では普通にドラッグストアなどで購入出来るため、値段も安くなっています。 輸入代行の手数料を考えてもまとめ買いすればそちらの方が安くつくので、少しでもお金を節約しようと思って個人代行輸入でアフターピルやピルを購入している人が少なくないんです。 「まさか自分がニセモノの薬なんて」と思うかもしれませんが、ニセモノの薬がどれだけの数で回っているかご存知ですか?実は、偽造医薬品の流通量は750億ドルにも登ると言われているんです。 これは日本の医療用医薬品市場に匹敵すると言われている莫大な額。 いかにニセモノの薬が世界に流通しているかということがわかりますよね。 日本の場合ニセモノの薬にひっかかった、効かなったという話は聞きませんが、海外ではこのニセモノの薬がかなり話題になっており、ある地域では30%以上もの確率でニセモノの薬を購入させられることがあるとのこと。 ニセモノのアフターピルを飲んだらどうなるの? ニセモノのアフターピルを飲んだらどうなるでしょうか?ニセモノの中にも避妊効果が全くないものと、少しなら避妊効果のあるものが含まれています。 全く避妊効果がないアフターピルを飲んだ場合は妊娠が発覚した時にそのアフターピルがニセモノだった時に気づきます。 望まない妊娠を防ぐためにアフターピルを服用したのに、妊娠してしまったら何の意味もないですよね。 アフターピルを飲むことが出来ない場合も 緊急時に飲むことで高い確率で妊娠を回避する事ができるアフターピルですが、飲むことができない場合もあります。 誰でもいつでも服用出来るわけではないため、注意するようにしましょう。 以下ではアフターピルを飲むことが出来ない例をいくつかご紹介させていただきたいと思います。 15歳未満…アフターピルについては明確な年齢制限は儲けられていないものの、まだ成長しきっていない未成熟な身体への負担などを考えて、15歳未満には処方されないという場合もあります。 このように年齢制限についてはクリニックによっても異なるので、予め調べるなり電話確認なりしておくようにしましょう。 妊娠している可能性がある…既に妊娠している場合、アフターピルは飲むことが出来ません。 アフターピルは避妊に失敗してしまった時に飲むことで妊娠を防ぐ薬ですが、既に妊娠しているという場合は効果はなく、妊娠中にアフターピルを飲んでしまうとお腹の中の赤ちゃんに悪影響を与えてしまうため、妊娠の可能性があるという場合にはアフターピルを買うことも服用することも出来ません。 男性…女性が服用し妊娠を防ぐという緊急避妊薬であるアフターピルは男性は飲むことができないので、購入することもできません。 アフターピルの成分の過敏症がある場合…アフターピルの成分に対して過敏症の既往歴がある場合にはアフターピルを服用することが出来ないので注意しましょう。 重い肝障害がある場合…重い肝機能障害を持っているという場合、アフターピルを飲んだ後に症状が悪化シてしまう可能性もあるため、アフターピルを服用することは出来ません。 以上のような場合、アフターピルを服用することは出来ないので注意しましょう。 アフターピルは避妊に失敗してしまった時に役立つ薬ですが、遅くとも72時間以内には飲まないといけないというタイムリミットがあります。 アフターピルを服用する必要があるという場合は早め早めに行動するようにしましょう。 アフターピルの副作用って? 気になるのがアフターピルの副作用ではないでしょうか?どんな薬にも大なり小なり副作用はあるとされていますが、アフターピルにも副作用があります。 アフターピルにもいくつかの種類があり、種類によっても副作用の出方は異なっています。 以前の緊急避妊薬(プラノバール)では悪心49%、嘔吐15%ほどありましたが、WHOによると、今回のノルレボ錠は悪心23%嘔吐6%と報告されております。 国内の統計では、さらに低く、ノルレボ:悪心9. 2%、嘔吐0%前後との報告です。 吐き気の副作用は少なくなりましたが、当院では吐き気止めも一緒に処方しますので、万一、症状が出現した時は追加で内服していただきます。 その他の副作用としては、全身倦怠感(7. 7%)・頭痛(12. 3%)・月経出血量の増加や減少・下腹部痛などがあります。 一般にこれらの副作用は、数時間から半日程度で症状は改善します。 24時間以上続くことは稀です。 引用元: どんなアフターピルを取り扱っているか、値段などはクリニックによっても異なっているため、予め調べておくといいでしょう。 ただしアフターピルを飲むのは少しでも早い方がいいため、調べるのは緊急避妊が必要な状況になる前にしておくようにしましょう。 コンドームだけの使用では14%が妊娠 日本国内では避妊方法としてはコンドームが定番となっていますよね。 ドラッグストアはもちろん、今ではコンビニやスーパーでも気軽に購入することが出来るコンドームは手軽な避妊方法ですが、実はコンドームを使ったセックスでの妊娠の確率は約14%とかなり高いものとなっているんです。 しかもこれは正しいコンドームの使い方をした上での確率なので、間違ったコンドームの使い方をすれば妊娠の確率は更に高まることになります。 まとめ アフターピルについて、いかがでしたでしょうか?海外では普通にドラッグストアで販売しているなら日本でも販売してほしい…そんな風に思ってしまいますよね。 日本では病院を受診して購入する必要があるアフターピル、値段は1回分で1万円ほどとかなり高額です。 ところが海外ではドラッグストアなどで市販され、価格も5000円未満が相場。 日本でも実は2017年にアフターピルを市販薬にすることが検討され、348件中で賛成が320件、反対はわずか28件という圧倒的な世論を得たにも関わらず市販化されなかったという過去があります。 この事を受けて現在では日本でももっと手軽にドラッグストアなどでもアフターピルを購入できるようにすべきという声が上がっているので、もしかしたら数年のうちにはアフターピルも市販化されるかもしれませんね。
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