新型 コロナ コウモリ。 そもそもなぜ中国・武漢は「新型コロナの発生地」になったのか?(青山 潤三)

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新型 コロナ コウモリ

[画像のクリックで拡大表示] 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界中で猛威をふるう中、喫緊の課題はウイルスの拡散を止め、患者を治療することだ。 しかし、ほかにも注視すべきことがあるとウイルス学者らは言う。 これから新型コロナウイルスの宿主になりうる動物を探すことだ。 別の種の体に逃げ込んだウイルスが、将来、再び人間に感染する危険性があるからだ。 「世界中に拡散したウイルスが、中国の外で全く別の動物に伝播し、新たな感染源にならないとも限りません」と、米ノースカロライナ大学チャペルヒル校のウイルス学者ラルフ・バリック氏は説明する。 「実際のところはわかりません。 現在の流行が沈静化したあとのことを、すべての国が考えておく必要があります」 コロナウイルスは相手構わず感染することで悪名高い。 コウモリは、何千種ものウイルスを発症することなく宿しており、これが別の動物に感染する可能性がある。 ウイルスは新たな宿主に適応して変異することもあれば、変異しないまま種の壁を飛び越えることもある。 コロナウイルスは、イヌ、ニワトリ、家畜のウシ、ブタ、ネコ、センザンコウ、コウモリなどの哺乳類や鳥類に感染することがわかっている。 今回の世界的な健康危機の発生源は、中国に生息するキクガシラコウモリ属の1種ではないかと見られており、そこから中間宿主となった種を介して新型コロナウイルスが人間に伝播した可能性がある。 ウイルス学者らは、今後、感染源になりそうな種を予測しようと研究を続けている。 ウイルスが新たな種に定着し、ひそかに寄生を続けたあとで、再び人間に感染する可能性は低いと、デューク・シンガポール国立大学医科大学院のウイルス学者、リンファ・ワン氏は言う。 一方でバリック氏は、それでも備えておいたほうが良いと主張する。 もしそうなった場合、いったん終息してもパンデミック(世界的流行)が再燃しかねないからだ。 (参考記事: ).

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野生コウモリから新型コロナに最も近いウイルス「人工説」否定の新証拠か

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武漢から到着した乗客の体温をチェックする保健当局の職員(2020年1月22日、北京)。 新型コロナウイルスの感染は拡大し続けている。 コロナウイルスは人獣共通ウイルスのため、動物から人間に感染する。 2000年代初め、774人が死亡したSARSのコロナウイルスは、コウモリからシベット、シベットから人間へと感染した。 新型コロナウイルスも、もともとはコウモリからきていると考えられていて、コウモリからヘビへ、ヘビから人間へと感染した可能性がある。 と、2003年に流行したSARS(重症急性呼吸器症候群)には2つの共通点がある。 どちらもコロナウイルスが原因で、生鮮市場でウイルスが動物から人間へと感染した。 コロナウイルスは人獣共通ウイルスだ。 つまり、動物から人間へと感染が広がる。 生鮮市場では生きているまたは死んでいる動物 —— 犬、鶏、豚、ヘビ、シベットなど —— と人間の距離が非常に近く、ウイルスの種を超えた感染が起きやすくなっている可能性がある。 Wildlife Conservation Societyは1月23日に出した声明文の中で、「ほとんど規制されていない、違法な野生生物の取り引きもある生きた動物の市場が、ウイルスに野生生物の宿主から人間へとうつる滅多にない機会を与えている」と指摘している。 SARSの場合、もともとの感染源はコウモリだった。 コウモリのウイルスがそのフンや唾液を通じて他の動物に感染し、気付かないうちにその動物がウイルスを人間に運んだ。 オランダ、ロッテルダムにあるエラスムス医療センターのウイルス学者Bart Haagmans氏は、「コウモリと鳥類はパンデミックの可能性があるウイルスを保因する種と見なされている」とBusiness Insiderに語っている。 過去45年間で、少なくともSARSに加えて3つのパンデミックがコウモリに由来している。 キクガシラコウモリ。 SARSのウイルスの起源となったチュウゴクキクガシラコウモリの仲間。 だが、動物に由来するコロナウイルスにはパンデミックのリスクがある。 「これらのウイルスはこれまで人間に広まっていなかったため、こうしたウイルスに対する特異免疫が人間にはない」とHaagmans氏は指摘する。 新型コロナウイルスの感染は今も拡大し続けている。 専門家は感染源となった動物をまだ特定していないが、いくつか候補を挙げている。 中国の科学者たちが新型コロナウイルスの遺伝子コードをその他のコロナウイルスと比較したところ、中国のことが判明したという。 ロッキーマウンテンラボラトリーズのウイルス学者ビンセント・ミュンスター(Vincent Munster)氏は、「コウモリのウイルスの可能性がある」とBusiness Insiderに語っている。 医学雑誌『Journal of Medical Virology』を編集している科学者グループによると、アマガサヘビやタイワンコブラがウイルスを運んだ可能性があるという。 タイワンコブラ。 Thomas Brown 遺伝子の、新型コロナウイルスの遺伝を構成する要素がヘビによく似ていることが分かったのだ。 そのため、研究者らはコウモリのウイルスがヘビに感染したと考えている。 そして、このヘビが武漢の華南海産物市場で売られていたことで、ウイルスが人間にうつったという。 だが、研究者らによると、ウイルスがどこから来たかを正確に突き止めるには、市場で売られていた動物や、この地域の野生のヘビとコウモリのDNAサンプルが必要だという。 なぜコウモリがこのような脅威を及ぼすのか? によると、コウモリは他の哺乳類に比べて、人獣共通ウイルスを持っている割合が非常に高いという。 専門家は、コウモリの飛行範囲は広く、いろいろなところから病気を運んでいる可能性があると考えている。 これがコウモリを理想的な宿主にしている。 SARSを診療する病院の外を防護服を着て歩く看護師(カナダ、トロント)。 Reuters コウモリはそのフンを介してウイルスを運ぶ。 コウモリのフンが果物に落ち、その果物を他の動物が食べると、その動物がウイルスを運んでいく。 「世界保健機関(WHO)がまとめた、優先すべき感染症のブループリント・リストに載っているかなりの数のウイルスがコウモリと直接もしくは間接的にリンクしていることが分かっている」とミュンスター氏は言う(SARSやMERSのウイルスもこのに含まれている)。 には、コウモリが中国で流行する新型コロナウイルスの感染源になるかもしれないと予測する研究もあった。 「未来のSARSもしくはMERSのようなコロナウイルスの流行は、コウモリが感染源となる可能性が非常に高く、中国で発生する確率が高まっている」と研究者らは書いている。 これは、コロナウイルスの多くが中国で見つかっているためだ。 加えて、この論文の筆者は、こうしたコロナウイルスの宿主であるコウモリの大半が「中国では人間の近くに生息していて、ウイルスを人間や家畜に伝染させる可能性がある」と述べている。 例えば、SARSウイルスの感染源となったコウモリがは、最も近い村から1キロメートルほどの距離にあった。 同様に、は、「(ウイルスが)人にうつり、SARSに似た感染症が発生するリスクがある」と警鐘を鳴らしていた。 論文の筆者は、少なくとも300種類のコロナウイルスが今もコウモリの間に広まっていると指摘している。 SARS、MERS、エボラはどのようなしてコウモリから人間へと感染したのか? SARSを追跡した研究者は、その感染源として中国の雲南省に生息するにたどり着いた。 コウモリのウイルスは、広東省の生鮮市場にいたパームシベットの1種であるハクビシンから人間へとうつった。 2002年から2003年にかけてSARSは29カ国に広がり、8000人以上が感染、774人が死亡した。 患者には、発熱と頭痛に加え、呼吸不全の原因になり得る深刻な肺炎といった症状が見られた。 ケージに入れられたアジアン・パームシベット(2019年11月20日、インドネシアのバリ島)。 このコロナウイルスは、2012年に人間への感染が確認される前、数十年にわたってヒトコブラクダの間で広まっていた。 MERSはこれまで28カ国に広まり、858人が死亡した。 症状としては、発熱、咳、息切れなどがある。 東南アジアでは、オオコウモリを自然宿主とするニパウイルスが報告されている。 ニパウイルス感染症は1998年にマレーシアで、2001年にインドで起きた。 ウイルスはコウモリから家畜の豚へ、その豚から人間へとうつった。 症状としては、頭痛や嘔吐があり、多くの患者が昏睡状態に陥ったり、死亡した。 アフリカのオオコウモリも1976年以降、エボラ出血熱の流行に大きな役割を果たしてきた。 だが、エボラの史上最悪の流行時には、ウイルスはからきていた。 2013年から2016年の間に1万1000人以上がエボラ出血熱で死亡している。 人獣共通ウイルスが人間にうつるのをどう予防するか? 生鮮市場では、買い物客と露店や生きているまたは死んでいる動物との距離が非常に近く、これがこうした市場を人獣共通感染症の温床にしている。 シカゴ大学医療センターの感染病専門医、「地域の文化的背景から、人々は自分の購入しようとしている動物が目の前で食肉処理されるところを見たいと考えていて、そうすることで自分がお金を払ったものが受け取れると確認できる」という。 「つまり、買い物客の前にはたくさんの皮をはいだ、死んだ動物が並んでいて、その結果、あらゆるものが浮遊している」のだ。 武漢では1月22日、当局がこうした生鮮市場での生きた動物の販売を禁止した。 新型コロナウイルスの流行が始まったと考えられている海鮮市場も封鎖されている。 専門家は、ウイルスの感染拡大を防ぐために、こうした類の介入を支持している。 Wildlife Conservation Societyのヘルス・プログラムのエグゼクティブ・ダイレクター、クリスチャン・ワルツァー(Christian Walzer)氏は「人獣共通感染症が世界の公衆衛生に与える脅威を政府は認識しなければならない」とその声明文の中で述べている。 「今こそ都市部を中心に、野生生物の取り引きを行っている生きた動物の市場を閉じ、野生生物の密売の取り締まりを強化し、野生生物を食べるという危険な行動を変えるべく取り組む時だ」と、ワルツァー氏は言う。 香港の九龍城区にある生鮮市場で、鶏の入ったケージの上で眠る業者(2004年1月31日、中国)。 「新たなパンデミックの原因になる可能性が最も高いウイルスはコロナウイルスだろうと、わたしは以前から考えていた」と、トナー氏はBusiness Insiderに語った。 「グローバル化や自然環境の破壊のせいで、わたしたちは伝染病の時代にいる」という。 ただ、新型コロナウイルスの流行はまだパンデミックとは見なされていない。 中国は感染の拡大を食い止めるため、武漢とその周辺都市を、WHOは23日、国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態の宣言を見送った。

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なぜいつもコウモリ?SARS等続きコロナも原因か

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米ジョンズ・ホプキンス大学とブルームバーグ・ニュースの集計データによれば、世界の新型コロナ感染者は380万人を突破、死者は26万9000人を上回った。 米司法省は反トラスト法(米独占禁止法)違反の疑いで複数の食肉加工業者を調査している。 事情に詳しい関係者1人が明らかにした。 これら業者による工場閉鎖が食肉の供給に混乱をもたらしている。 北朝鮮の国営朝鮮中央通信(KCNA)は8日、金正恩朝鮮労働党委員長が中国の習近平国家主席に口頭親書の形でメッセージを伝え、中国による「新型コロナ感染拡大防止の取り組みでの成果」を称賛したと報じた。 関連記事• 米国の感染者数は7日、2. 4%増加し、計125万人となった。 増加率は前日の1. 9%を上回ったものの、この1週間の平均と一致した。 韓国保健福祉省は8日、新型コロナの新規感染者13人について、今月2日にソウルのナイトクラブ3カ所に行った患者に関係していると説明。 これらナイトクラブには2日、計約1500人が訪れており、当局者1人はさらなる感染者が確認される可能性が高いと述べた。 中国の7日の新規感染症例は1件で、死者はいなかった。 米運輸保安局(TSA)は7日、米国の空港で所持品検査を行う同局職員全員にマスク着用を義務付けることを明らかにした上で、乗客もマスクを着けるべきだと指摘した。 新型コロナのワクチンを開発している米バイオテクノロジー会社モデルナは7日、初夏までにワクチン候補の第3相臨床試験を開始できる見通しを示した。 発表を受けて同社株価は一時、約2週間ぶりの大幅上昇となった。 ホワイトハウスは米疾病対策センター(CDC)がまとめたレストランや保育所、教会、劇場などの業務再開指針について、勧告内容が細か過ぎるとして発表するのを阻止した。 トランプ政権当局者2人が明らかにした。 原題:、(抜粋) (抜粋).

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