フルタイド エアゾール。 フルタイドエアゾール含量変更の謎

フルタイドエアゾール含量変更の謎

フルタイド エアゾール

フルタイドディスカスは、2002年にグラクソスミスクライン社より発売された吸入ステロイド薬となります。 吸入ステロイドは喘息の発作が起きたときに吸うものではなく、喘息の発作が起きないようにコントロールするために吸入するものです。 一方でフルタイドは、ディスカスというドライパウダー式のものと、エアゾールというスプレー式の2種類があります。 フルタイドエアゾールは、2003年に発売されたスプレータイプの吸入薬になります。 フルタイドディスカスが上手く吸えない人や副作用が出た人は、フルタイドエアゾールに変更、もしくは最初からフルタイドエアゾールが処方されたかと思います。 フルタイドエアゾールは50・100の2種類があります。 フルタイドディスカスは50・100・200の3種類です。 症状に合わせてフルタイドエアゾールは吸入回数を1度につき2回・3回と増やすことができます。 ここではフルタイドエアゾールの特徴と特徴についてお伝えしていき、どんな方がフルタイドエアゾールが向いてるかを考えていきましょう。 1.フルタイドエアゾールのメリット・デメリットは? 他の薬剤も加えての比較は非常に複雑になるため、フルタイドディスカスと比較したうえでのメリット・デメリットを記載します。 <メリット>• 吸入力がない人でもフルタイドを気道の末梢まで送り込める• スプレーとして口の中に粉っぽさが残りづらい• 一つの吸入器で量が変更しやすい <デメリット>• 投与量が増えると価格も倍増する フルタイドエアゾールの特徴としては吸入ステロイドであるフルチカゾンプロピオン酸エステルを微粒子として加工したお薬です。 そのためフルタイドディスカスのドライパウダーより、ミスト状に気道の細かい部分まで行き届くことができます。 そしてフルタイドエアゾールで特徴的なのは、プッシュすることでスプレーが出てきてくれることです。 高齢者だと吸う力も弱くなり、フルタイドディスカスのドライパウダーだと十分量吸い込めない可能性があります。 一方でフルタイドエアゾールは、プッシュすることでスプレーが出てきます。 吸うタイミングさえ合わせれば、しっかりとフルタイドを吸うことができるお薬です。 ただしお子さんや高齢者の方は、スプレーを押すのと吸うタイミングを合わせるのも難しいことがあります。 そういった場合は、スペーサーというマスクの様な補助器具を使います。 これをしっかりと口に押し当てたうえでフルタイドエアゾールをプッシュすると、スプレーがマスク内で充満されます。 それを吸ったり吐いたりして肺に取り入れるのです。 またフルタイドは投与量が増えた場合はディスカスごと変えるように指示されていますが、フルタイドエアゾールは1度につき1回の量で足りない場合は2回、3回と増量するように推奨されています。 そのためエアゾールは1本で使いやすいお薬です。 一方で数回数が増えると価格も倍増します。 それがエアゾールの欠点だと思います。 2.フルタイドエアゾールの剤形の種類と用法とは? フルタイドエアゾールは、50・100と2種類あるスプレータイプのお薬です。 フルタイドエアゾールは、• フルタイド50エアゾール120吸入用• フルタイド100エアゾール60吸入用 があります。 フルタイドエアゾールは、50エアゾールが120吸入用、100エアゾールが60吸入用です。 フルタイドエアゾールは、朝夕2回、1回につき1度吸入(1日2回)するお薬です。 成人ではフルタイドエアゾール100を、小児ではフルタイドエアゾール50が推奨されています。 つまり成人では1か月、小児では2か月を1本で使用できます。 症状に応じて、フルタイドエアゾールは吸入回数を増やせるお薬です。 3.フルタイドエアゾールの適応は? フルタイドは、軽症の喘息に適応があるお薬です。 喘息のガイドラインでは、最も軽症な方は吸入ステロイドのみで加療するようになっています。 その次はステロイドの吸入量を増やすとともに、• 抗ロイコトリエンの内服• テオフィリンの内服 の併用を指示しています。 そのためフルタイド50・100エアゾールは、吸入ステロイド単剤で症状が抑えられている軽症な方に適応があります。 しかし成人の喘息の治療としては、アドエアなどの合剤から使っていくことが一般的です。 症状が落ちついてきたら徐々に減量することが多いです。 喘息は咳や喘鳴、呼吸困難など非常に苦しい疾患であり、命にもかかわる病気です。 そのため喘息の炎症の炎を最低限の水で済ませようとすると、一気に被害が拡大してしまう可能性があります。 アドエアで長期間コントロールできている方は、フルタイドにステップダウンすることができます。 そのためフルタイドは、どちらかというと小児の方で多く使われるお薬です。 小児の場合は年齢によって治療方針が若干違いますが、症状がない時に吸入を続けるというのは子供にはなかなか理解が得られません。 このため、まず内服薬が処方されることが多いです。 それでも喘息のコントロールがつかない場合、吸入ステロイドが適応になります。 フルタイド50・100エアゾールはディスカスなどの吸入器を一人で使うのが難しい場合適応になります。 特に5歳以下などの小さな小さなお子さんにはスペーサーなどの吸入補助器を口にあてて吸わせるようにします。 フルタイドエアゾールは小さいお子さんで中等度以上の喘息の場合はほぼ必須となる治療薬になります。 4.フルタイドエアゾールの薬価は? ジェネリックはまだ発売されておらず、エアゾールのためやや高くなります。 フルタイドエアゾールの薬価は、以下のようになっています。 フルタイドではジェネリック医薬品はまだ発売されていません。 合剤のため、薬価としても高めの設定になっています。 商品名 吸入回数 薬価 1日薬価 1日薬価(3割負担) フルタイド50エアゾール 120 1874. 3 31. 2 9. 4 フルタイド100エアゾール 60 1926. 9 64. 2 19. 2 となります。 ちなみにフルタイドディスカスですが、 商品名 吸入回数 薬価 1日薬価 1日薬価(3割負担) フルタイド50ディスカス 60 1394. 7 46. 5 13. 9 フルタイド100ディスカス 60 1884. 7 62. 8 18. 8 フルタイド200ディスカス 60 2459. 9 81. 9 24. フルタイド50エアゾールが1日9. 4円に対して、フルタイド50ディスカスは13. 9円となり、フルタイドエアゾールの方がむしろ安くなります。 ただしフルタイド200に相当する量では、フルタイド100エアゾールを2回ずつ計4回吸うことになります。 つまりフルタイド200ディスカスの値段が24. 5円なのに対して、フルタイド100エアゾールで38. 4円になります。 そのため投与量が増えるほど、フルタイドエアゾールは価格が上がるのです。 5.フルタイドエアゾールが向いている人とは?• 吸入力が弱いお年寄りや小児の方• ドライパウダーよりスプレーの方が吸いやすい人 フルタイドエアゾールの一番の特徴は、スプレーとしてこちらが吸うのではなく、押すことで受動的にフルタイドが投与されるところにあります。 つまり吸う力が弱くてお薬が吸入できない人にフルタイドエアゾールは対象になります。 フルタイドディスカスが十分に据えない人は、大部分が高齢者や小さなお子さんになると思います。 さらにフルタイドエアゾールを押すタイミングと吸うタイミングが上手く同調できない人にも、スペーサーの補助器具を使って吸うことができます。 またフルタイドディスカスの粉っぽさが苦手という人も対象になります。 フルタイドは毎日吸わなければいけないお薬です。 我慢して吸っているとそのうちやらなくなってしまうでしょう。 フルタイドディスカスで十分喘息がコントロールできているけど、粉っぽさが嫌な人は医師に相談してみてください。 フルタイドエアゾールに変更してくれると思います。 まとめ• フルタイドエアゾールは、ステロイドの単剤のスプレータイプになります。 フルタイドエアゾールを押すタイミングとうまく同調できない人はスペーサーという補助器具で吸入できます。 フルタイドエアゾールは、50が小児、100が成人に主に使用します。 フルタイドは1日2回朝夕に1回ずつ吸入することで、主に軽症の気管支喘息に適応があります。 フルタイドは症状が悪化した場合は吸入回数を2回、3回と増やして使用します。 <メリット>• 吸入力がない人でもフルタイドを気道の末梢まで送り込める• スプレーとして口の中に粉っぽさが残りづらい• 一つの吸入器で量が変更しやすい。 <デメリット>• 投与量が増えると価格も倍増する <向いている人>• 吸入力が弱いお年寄りや小児の方• ドライパウダーよりスプレーの方が吸いやすい人 2017年3月22日 カテゴリー• 1,162• 月別アーカイブ•

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フルタイド100μgエアゾール60吸入用の添付文書

フルタイド エアゾール

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。 重大な副作用 アナフィラキシー 頻度不明 :アナフィラキシー 呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹等 があらわれることがある。 その他の副作用• 過敏症: 0. 口腔並びに呼吸器: 0. 消化器: 0. 精神神経系: 頻度不明 睡眠障害、不安、易刺激性、攻撃性。 その他: 0. 発現頻度には使用成績調査の結果を含む。 使用上の注意 禁忌• 有効な抗菌剤の存在しない感染症、深在性真菌症の患者[症状を増悪するおそれがある]。 本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者。 重要な基本的注意• 1参照〕。 薬剤の使用量が増加したり効果が十分でなくなってきた状態は喘息の管理が不十分になっていることを示唆し、突然患者の生命が脅かされる可能性があるので、本剤の増量やあるいは気管支拡張剤・全身性ステロイド剤を短期間併用し、症状の軽減に合わせて併用薬剤を徐々に減量すること。 感染を伴う喘息症状の増悪がみられた場合には、ステロイド療法の強化と感染症の治療を考慮すること。 本剤の投与を突然中止すると喘息の急激な悪化を起こすことがあるので、投与を中止する場合には患者の喘息症状を観察しながら徐々に減量していくこと。 全身性ステロイド剤と比較し可能性は低いが、吸入ステロイド剤の投与により全身性作用 クッシング症候群、クッシング様症状、副腎皮質機能抑制、小児成長遅延、骨密度低下、白内障、緑内障、中心性漿液性網脈絡膜症を含む が発現する可能性があるので、吸入ステロイド剤の投与量は患者毎に喘息をコントロールできる最少用量に調節すること。 特に長期間、大量投与の場合には定期的に検査を行い、全身性作用が認められた場合には患者の喘息症状を観察しながら徐々に減量するなど適切な処置を行うこと。 全身性ステロイド剤の減量は本剤の吸入開始後症状の安定をみて徐々に行う 減量にあたっては一般のステロイド剤の減量法に準ずる。 本剤を含む吸入ステロイド剤投与後に、潜在していた基礎疾患である好酸球性多発血管炎性肉芽腫症にみられる好酸球増多症がまれにあらわれることがあるが、この症状は通常、全身性ステロイド剤の減量並びに離脱に伴って発現しており、本剤との直接的な因果関係は確立されていない 本剤の投与期間中は、好酸球数の推移や、他の好酸球性多発血管炎性肉芽腫症症状 しびれ、発熱、関節痛、肺の浸潤等の血管炎症状等 に注意すること。 全身性ステロイド剤の減量並びに離脱に伴って、鼻炎発現・鼻炎増悪、湿疹発現・湿疹増悪、蕁麻疹発現・蕁麻疹増悪、眩暈発現・眩暈増悪、動悸発現・動悸増悪、倦怠感発現・倦怠感増悪、顔のほてり発現・顔のほてり増悪、結膜炎発現・結膜炎増悪等の症状があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には適切な処置を行うこと。 特定の背景を有する患者に関する注意 合併症・既往歴等のある患者• 結核性疾患の患者:症状を増悪するおそれがある。 感染症 有効な抗菌剤の存在しない感染症・深在性真菌症を除く の患者:症状を増悪するおそれがある。 糖尿病の患者:症状を増悪するおそれがある。 気管支粘液の分泌が著しい患者:本剤の肺内での作用を確実にするため本剤の吸入に先立って、分泌がある程度減少するまで他剤を使用するとよい。 長期又は大量の全身性ステロイド療法を受けている患者:全身性ステロイド剤の減量中並びに離脱後も副腎皮質機能検査を行い、外傷、手術、重症感染症等の侵襲には十分に注意を払い、また、必要があれば一時的に全身性ステロイド剤の増量を行うこと これらの患者では副腎皮質機能不全となっていることが考えられる 〔13. 1参照〕。 妊婦 妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること 本薬は皮下投与による動物実験 ラット、ウサギ で副腎皮質ステロイド剤に共通した奇形発生、胎仔発育抑制がみられ、これらの所見はウサギにおいて低い用量で出現することが報告されている。 小児等• 長期間投与する場合には投与量は患者毎に喘息をコントロールできる最少用量に調節することとし、身長等の経過の観察を十分行うこと。 また小児等の使用にあたっては、使用法を正しく指導すること。 全身性ステロイド剤と比較し可能性は低いが、吸入ステロイド剤を特に長期間、大量に投与する場合に成長遅延をきたすおそれがある。 患者の状態を十分に観察しながら投与すること。 5歳未満の小児等を対象とした臨床試験は実施していない〔17. 3参照〕。 高齢者 患者の状態を観察しながら慎重に投与すること 一般に、生理機能が低下している。 相互作用 本剤は、主としてCYP3A4で代謝される〔16. 4参照〕。 併用注意: CYP3A4阻害作用を有する薬剤 リトナビル等 [副腎皮質ステロイド剤を全身投与した場合と同様の症状があらわれる可能性がある CYP3A4による代謝が阻害されることにより、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 特に、リトナビルとフルチカゾンプロピオン酸エステル製剤の併用により、クッシング症候群、副腎皮質機能抑制等が報告されているので、リトナビルとの併用は治療上の有益性がこれらの症状発現の危険性を上回ると判断される場合に限ること リトナビルは強いCYP3A4阻害作用を有する、リトナビルとフルチカゾンプロピオン酸エステル製剤を併用した臨床薬理試験において、血中フルチカゾンプロピオン酸エステル濃度の大幅な上昇、また血中コルチゾール値の著しい低下が認められている ]。 過量投与• 症状 過量投与 通常の用法及び用量を超えた量等 により、副腎皮質機能抑制等の全身性作用がみられることがある。 本剤を過量かつ長期間吸入した小児において、低血糖、及びそれに伴う意識低下、痙攣を主な所見とする急性副腎皮質機能不全の発現が報告されている 副腎皮質機能が抑制されている患者においては、外傷、手術、感染、本剤の急速な減量時等に急性副腎皮質機能不全が発現する可能性がある 〔9. 5参照〕。 処置 過量投与後に本剤を減量する際は、患者の管理を十分に行いながら徐々に行うこと。 適用上の注意• 薬剤交付時の注意• 吸入前:患者には使用説明書を渡し、使用方法を指導すること。 なお、エアゾール剤の噴霧と吸入の同調が難しいと考えられる患者にはスペーサー 吸入用補助器 を使用させることが望ましい。 吸入時 1. 用時振盪。 本剤は口腔内への吸入投与にのみ使用する 内服しても効果はみられない。 吸入後:本剤吸入後に、うがいを実施するよう患者を指導する 口腔内カンジダ症又は嗄声の予防のため 、ただし、うがいが困難な患者には、うがいではなく、口腔内をすすぐよう指導すること。 保管時 1. アダプターは噴霧を良好に保つため、少なくとも週1回以上流水か温湯でよく洗い、十分に乾燥し清潔に保管する 洗浄・乾燥が不充分だと噴霧不良の原因となる。 ボンベは絶対に濡らさない 噴射口がつまる原因となる。 取扱い上の注意 薬剤の保管に際して次の事項に注意するよう患者を指導すること。 ・ ボンベは火中に投入しないこと。 ・ 地方自治体により定められたボンベの廃棄処理法に従うこと。 ・ ボンベに穴を開けるときは空にしてから開けること。 保管上の注意 室温保存。

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フルタイド100μgエアゾール60吸入用

フルタイド エアゾール

喘息患者さんで、吸入薬のアルコール臭が気になると訴える患者さんがいらっしゃいます。 エアゾールタイプの吸入薬の多くには、薬剤を溶かす溶媒として無水エタノールが使用されています。 エタノール含有エアゾール製剤は薬剤の肺内到達率が高く、ドライパウダー製剤がうまく吸入できない人でも吸入できますし、吸入補助器が使用できるというメリットが有ります。 しかし、そのメリットも患者さんが吸入してくれなくては発揮されません。 アルコール臭が気になり、吸入時に咳き込むようなことがあれば、薬剤効果が期待できず症状が安定しないようなことも予想されます。 そのような場合には他の製剤に切り替えることも考慮しなくてはなりません。 以下にエタノール含有エアゾール製剤の一覧とエタノールを含まない製剤の一覧を示します。 アルコールが1滴も飲めない人にはエタノール含有エアゾール製剤は第二選択となります。 ジスルフィラム作用をもつ、嫌酒薬やセフェム系抗菌薬使用中のひとにはエタノール含有エアゾール製剤は第二選択となります。 気道過敏性の特に高い喘息患者においてはエタノール吸入による気道刺激での咳嗽や喘息症状の発生に注意します。 アルコール臭に敏感な患者さんには第二選択となります。 141• 120• 208•

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