スペース ハリアー ドム。 スペースハリアーとは (スペースハリアーとは) [単語記事]

スペースハリアーとは (スペースハリアーとは) [単語記事]

スペース ハリアー ドム

スペースハリアー 『スペースハリアー』筐体(ムービングタイプ) ジャンル 対応機種 開発元 発売元 エグゼクティブプロデューサー 鈴木裕 中裕司 三船敏 音楽 美術 鈴木裕 中裕司 シリーズ スペースハリアーシリーズ 人数 1人 メディア (1. 54) 稼働時期 198512131985年12月13日 1985121985年12月 対象年齢 : A : : 7 : G デバイス 操縦桿 4ボタン 筐体 コクピット式可動筐体 CPU 10 MHz x2 4 MHz I8751 4 MHz Sega PCM 31. 25 kHz ディスプレイ 横モニター 304 x 224 60. 05 パレット6144色 『 スペースハリアー』( Space Harrier)はにセガ(後の)が発売したである。 ジャンルは擬似3D。 公式略称は『 スペハリ』。 概要 [ ] 開発者は。 『』に続くセガのアーケードゲームシリーズ「」第2弾として発表された。 筐体は第1弾『』がバイクを模した筐体にまたがり身体を動かして操作していたが、本作ではプレイヤーは座席に腰掛けるタイプ(ムービングタイプ)。 プレイヤーがアナログスティック操作をすると、筐体全体が機械仕掛けによりダイナミックに稼動する(ムービングタイプの出荷価格は当時166万円)。 このほか可動機能を無くした廉価版(シットダウンタイプ)も作られた。 映像的には発色数32,000色による鮮やかな画面や、メインCPUにを2個、サブCPUにを搭載し巨大なキャラクターを表示できる圧倒的なハードスペックを使い、地平の3D表現・多重スクロール・高速スクロールなどの高いプログラミング技術を導入、ゲームの技術進化を率先して取り入れたものとなっている。 サウンドはの音源チップ・(OPN)を駆使し、による、を加えたBGM(作曲は)を取り入れている。 アーケード版が登場して以来、多くのパソコンやコンシューマー機器用ソフトとして移植され、アレンジ製作や販売もされている。 基本操作 [ ] 操縦桿で主人公ハリアーを操作(航空機と同様、操縦桿を手前に引くと上昇、奥に倒すと下降する)し、発射ボタン(操縦桿に2つ、操縦桿の左右に1つずつあるが、どれも共通)で弾を撃ち、全18ステージで構成される幻想的な異世界で敵や障害物などを破壊したり避けながら突き進む。 設定 [ ] ストーリー [ ] 遥かな宇宙の果てにある平和なドラゴンランドは、凶悪な魔生物の襲撃により、今や魔生物や破壊マシーンの巣窟と化していた。 ドラゴンランドの守護龍ユーライアからの救援の声をキャッチした若き超能力戦士ハリアーは、ドラゴンランドの危機を救うべく、ショットガンを手に単身、ドラゴンランドへと突入していったのである。 ステージ構成 [ ] 全18ステージのうち、5と12はボーナスステージとなり、ユーライアにハリアーが飛び乗って、障害物を破壊して、壊した数によってボーナス点が入る様になっている。 ステージ ステージ名 ボス ボスBGMタイトル 備考 1 MOOT(ムート) スケイラ SQUILA 2 GEEZA(ギーザ) アイダ IDA 3 AMAR(アマー) ゴダーニ GODARNI ファミコン版ではボスが、アイダ(顔面石像)が2体現れ、数回攻撃してくるものに変更されている 4 CEICIEL(セイシェル) ドム(緑) WIWIJUMBO 6 OLISIS(オリシス) ローリーズ WIWIJUMBO 7 LUCASIA(ルケイシア) テトラ WIWIJUMBO 8 IDA(アイダ) シュラ SYULA 9 REVI(レビ) ドム(青) WIWIJUMBO 10 MINIA(ミニア) トモス WIWIJUMBO 11 PARMS(パームス) サルペドン GODARNI ファミコン版ではボスはステージ3と同じ 13 DRAIL(デュレイル) オクトパス WIWIJUMBO 14 ASUTE(アシュート) バーバリアン SYULA 15 VICEL(ビセル) バルダ VALDA ファミコン版ではボスが登場し、専用BGMが収録されているにも関わらず、BGMが変更されている。 マスターシステム版等ではそれらのボスの後に最終ボスハヤオーと対戦し、倒すとゲーム終了。 キャラクター [ ] 主人公と仲間 [ ] ハリアー ゲーム主人公。 超能力戦士という設定は、体を自在に空中浮遊させるところからきている。 武器は連射式ショットガンのみ。 ユーライア ハリアーに味方する平和を愛する白い竜。 ボーナスステージでハリアーを乗せた時にはユーライアを操作する事になる。 最終ステージのゲームクリア時にはハリアーを迎えに来てくれる。 敵キャラクター [ ] 敵キャラクターは浮遊岩石を除いて、出現した瞬間にそれぞれ固有の効果音を出すのが特徴で、例えばムカデンスの場合は独特の電子音を発する。 浮遊岩石 浮遊している岩石。 弾は撃ってこない。 ステージ15では上下にも動きながら向かって来る。 ムカデンス のような機首ので、移動パターンが多い。 名前の由来なのか、のように数珠つなぎのように出てくる時もある。 トモス 3体一組で登場する黒い球体。 花弁のような殻によって本体をガードし、殻を開いて弾を撃ってくる際に攻撃しないと破壊出来ない。 3回弾を撃つと画面奥へ逃亡する。 アイダ 人面岩。 只地上にいるもの、地上から浮き上がるもの、遠方で空中を時計回りに円運動しつつハリアーに向かって炎弾を吐くもの、の3種類に分かれる。 スケッグ ステージ2にのみ登場する緑色の怪物。 ムカデンスに近い動きをする。 カナリー ステージ3に登場する昆虫のような羽根を持つ怪物。 前方上空から飛来し、炎弾を吐く。 ルーパー ステージ3などに登場する、クラゲに似た姿の怪物。 波を描くようにしてハリアーに迫ってくる。 ステージ14ボスのバーバリアンの回りも囲っている。 ビンズビーン の宇宙船で、破壊不可能(ボーナスステージを除く)な無敵キャラ。 ステージ4、9、12、14、17に登場する。 白、オレンジ、緑、深緑(点滅)の4種類がおり、このうち深緑はステージ14にのみ登場し、超高速で迫ってくる。 基本的に上、下の順で決まって現れるので対処はしやすいが、ステージ14では超高速の深緑のビンズビーンが迫ってくるので、あらかじめ先読みしないと回避は不可能に近い。 ジェット1 先が二股に分かれたジェット機 で、前方から横へ旋回しつつ弾を撃つ。 ジェット2 に似た姿のジェット機、3機編隊で現れて弾を撃つ。 重機動ロボット。 緑、黒、赤、青という4種類がおり、緑は2〜4、黒は3機編成でバズーカ弾を撃ちながら迫り、赤は主にバズーカ弾の超高速連射。 青は後方空中から現れる他、正面から飛行しながら3機編隊で襲ってくる時もある。 頭部はに酷似。 パーコーメン ステージ6と7に登場する戦闘機。 前方から編隊で羽ばたくように接近し、弾を撃つ。 後述のボス、スタンレイに似たフォルム。 障害物等 [ ] 破壊不可能なものにはハリアーの撃った弾が当たると弾き返される。 低木 ステージ1などに登場。 破壊可能。 走っている状態で当たるとハリアーが転ぶが、ミスにならない。 木 ステージ1などに登場、破壊可能。 当たるとミス。 ステージ2などでは葉を落とした木も登場する。 インカ柱 ステージ2などに登場する円柱で、破壊不可能。 岩 ステージ2などに登場。 破壊可能だが当たるとミス。 ピーナッツ ステージ3などに登場。 破壊可能だが当たるとミス。 キノコ ステージ3などに登場。 破壊可能だが当たるとミス。 まつたけ ステージ3などに登場。 破壊不可能(ボーナスステージを除く)の柱。 タワー メカニカルな障害物。 ドームタワー、コントロールタワー、住居タワー、ソードタワーの4種がある。 破壊不可能(ボーナスステージを除く)。 マンモス ステージ7のみに登場する単眼の。 性質は木と同じ。 タイトル画面ではドムと共に映っている。 骨 ステージ7のみに登場。 マンモスなど3種類がある。 マンモス同様、ステージ7のみに登場。 こちらの性質は低木と同じ。 ボスキャラクター [ ] ステージ最後にはボスが待ち受ける。 ステージ1、2、3、8、11、14、15、17のボスは倒さないと先には進めず、また、ステージ17のボス以外は最終ステージにも再登場する。 永久パターン防止として、ステージ4、6、7、9、10、13、16のボスは一定時間が過ぎると逃亡し、その他のボスは吐く炎弾が早くなり、最後は回避が出来ない程に弾のスピードが上がる。 ステージ1「スケイラ」 細長いで、体節一つ一つに脚が生えているため、のように脚が沢山ある。 画面手前から奥を行き来して炎を連発してくる。 ステージ2「アイダ(バーバリアン)」 本体のバーバリアンを中心に周囲を周回するアイダで構成されている。 バーバリアンは中央に髑髏のような顔がある怪生物で、常に火の玉を射出しており、周囲のアイダを破壊するとその他のアイダを高速回転させてくる。 アイダが全て破壊されると連射に隙が無くなる。 ステージ3「ゴダーニ」 双頭のドラゴン。 ゆっくりとした動きで火の玉を撃ってくる。 左右独立して当たり判定があり、倒すには両方の頭を破壊しなければならない。 ステージ4「緑ドム」 緑ドムの集団バージョン。 6体で地上を移動し、バズーカ弾を撃ってくる。 ステージ6「ローリーズ」 8体で現れ、回転運動をしながら弾を撃ってくる、ピーナッツの殻のような形のボス。 ステージ7「テトラ」 8体で現れる、に目玉が付いた様なボス。 トモスのように体を覆う部分が開かないと破壊出来ない。 スーパー32X版の説明書には「三面体」という名前で記載されている。 ステージ8「シュラ」 アイダとは異なるデザインの人面岩。 浮遊しつつ岩石を周囲に周回させ絶えず火の玉を撃ちながら一定の軌道で接近離脱を繰り返す。 ステージ9「青ドム」 飛行型青ドム2機の後に現れる、体が赤色と黄色に輝いている青ドム。 体が輝いている間は破壊できない。 ステージ10「トモス」 8体で現れる。 殻を閉じている間には攻撃が効かない雑魚敵、トモスの集団バージョン。 動き自体はローリーズと同じ。 ステージ11「サルペドン」 ステージ3ボス、ゴダーニが骨になったようなボスで、攻撃もほとんど同じ。 ステージ13「オクトパス」 8体で現れ、ローリーズに似た動きで画面前後を行き来しながら弾を撃つ。 ステージ14「バーバリアン」 攻撃、行動パターンはシュラと全く同じ。 周辺には岩石の代わりにルーパーを従えている。 ステージ15「バルダ」 サルペドンをスケイラの形にしたようなボス。 攻撃もスケイラと同じ。 ステージ16「スタンレイ」 ドムの母艦で、下部中央ハッチからドムを放出してくる。 全ボス中唯一破壊不可能で、ドムやジェット1の攻撃を一定時間耐えなければならない。 ステージ17「ウイウイジャンボ」 左右に破壊不可能な敵キャラ「コマイヌ」を従えた、のような姿をしたボス。 通常時は障壁で守られており、障壁を破壊しないと本体にダメージを与えられないが、その間、周囲から多数の障害物を飛ばし(破壊可能)、更にコマイヌはボス本体が倒されるまで炎を連発してくる。 なお「コマイヌ」はNintendo Switchへの移植版におけるアナザーモードでは経緯不明なれどハリアーの味方となる。 詳しくはのNintendo Switch版を参照。 ボスの名前の「ハヤオー」はプロデューサーのに由来する。 発売日 対応機種 タイトル 開発元 発売元 メディア 型式 売上本数 備考 - 1 1988年 スペースハリアー セガ セガ 2 G-1310 7080 2 1986年 SPACE HARRIER Elite Elite Systems 日本国内未発売 3 1986年 SPACE HARRIER フロッピーディスク 日本国内未発売 4 1986年 SPACE HARRIER Elite Elite Systems フロッピーディスク 日本国内未発売 5 1987年 スペースハリアー 電波新聞社 カセットテープ 6 1987年12月 スペースハリアー 電波新聞社 電波新聞社 3. 5"Dフロッピーディスク 7 スペースハリアー 電波新聞社 電波新聞社 5"2HDフロッピーディスク DP-3205003 - 8 1987年12月 スペースハリアー 電波新聞社 電波新聞社 3. 5"2Dフロッピーディスク2枚 - 9 1987年 SPACE HARRIER Elite Mindscape Elite Systems フロッピーディスク カセットテープ - 10 スペースハリアー 電波新聞社 電波新聞社 5"Dフロッピーディスク2枚 - 11 1988年7月25日 スペースハリアー 電波新聞社 電波新聞社 5"2Dフロッピーディスク2枚 - 12 1988年 スペースハリアー 電波新聞社 4メガビット H67G-1002 TGX040025 - 13 1988年 SPACE HARRIER Elite Elite Systems Mindscape フロッピーディスク カセットテープ - 14 1989年 スペースハリアー タカラ 2メガビットロムカセット TFC-S0 - 15 1989年 SPACE HARRIER Elite Systems Mindscape Elite Systems フロッピーディスク カセットテープ 日本国内未発売 16 1989年 SPACE HARRIER Elite Elite Systems フロッピーディスク - 日本国内未発売 17 1991年 スペースハリアー セガ セガ 1メガビットロムカセット G-3212 - 18 1994年 スペースハリアー セガAM2研 セガ 16メガビットロムカセット GM-4005 84505 - 19 SEGA AGES VOL. 2 スペースハリアー セガ GS-9108 - 20 2000年 セガAM2研 セガ HDR-0016 - ミニゲームとして収録 21 ドリームキャスト シェンムーII セガAM2研 セガ GD-ROM HDR-0164 - ミニゲームとして収録 22 2001年 ドリームキャスト 鈴木裕ゲームワークス Vol. 1 セガAM2研 セガ GD-ROM HDR-0164 - 『シェンムー』に収録されたものと同一 23 SEGA ARCADE GALLERY ビッツラボラトリー THQ ロムカセット - 日本国内未発売 24 2003年 セガエイジス2500シリーズ VOL. 4 スペースハリアー セガ CD-ROM SLPM62384 - リメイク版 25 2005年 セガエイジス スペースハリアーDX セガ セガ - - 26 PlayStation 2 セガエイジス2500シリーズ VOL. 20 スペースハリアーII 〜スペースハリアーコンプリートコレクション〜 セガ CD-ROM SLPM-62691 - アーケード版の移植 27 携帯アプリ ソニックカフェ スペースハリアー セガ セガ - - 28 2008年 2008年 () スペースハリアー セガ セガ - - セガ・マークIII版の移植。 2019年1月31日配信終了() 29 2009年 2009年 Wii(バーチャルコンソールアーケード) スペースハリアー セガ セガ ダウンロード - - アーケード版の移植。 セガ スペースハリアー セガ セガ ダウンロード - - 31 () スペースハリアーII 〜スペースハリアーコンプリートコレクション〜 セガ セガ ダウンロード - - アーケード版の移植 32 () 3D スペースハリアー エムツー セガ ダウンロード - - アーケード版の移植 33 龍が如く0 誓いの場所 セガ セガ BD-ROM ダウンロード - - アーケード版の移植 ミニゲームとして収録 34 龍が如く6 命の詩。 以下に各機種版の特徴を解説。 当時のゲーム誌『Beep』 でも「横スクロールのシューティングになるのではないか」といったデマが飛び交っている旨が記述されるなど移植の難しさを心配されたが、同機初の大容量2メガROMカートリッジの採用、並びに、マークIII版のメインプログラマであるの、動きと表示の精細さを割り切り、BGプレーンにキャラクタを大きく描画するというアイデアによってアーケード版と同じ3Dシューティングとして制作された。 ピクセル単位で重ね合わせ処理が出来ないBGプレーンの仕様上、のような透過処理や、ドット単位での表示位置指定が出来ないことから、敵キャラクター表示の外周は表示パーツのサイズを縁とした枠がついたような表示になっている。 これらの設計により、動きの滑らかさは犠牲になっているものの、ダイナミックに動く大きなキャラクタと、一定の動作速度が確保された。 で自機の戦闘機への変更・サウンドテスト・難易度の変更も可能になっている。 サウンドはのみで、マスターシステムのには対応していない。 ハリアーのボイスはによって再現されているが、ボイス出力時にはサウンドが停止する。 一部のステージでは、敵キャラクターの出現パターンがアーケード版とは異なる。 アーケード版と比較して、地平の3D表現の一部(高低差表現)と背景画像はカットされている。 アーケード版にない要素として、メインタイトル表示時とゲームオーバー時のオリジナルサウンドが追加されている。 オリジナルの「HAYA-OH」が登場する。 ちなみに「HAYA-OH」の名は当時の社長のに由来する。 名前の由来については、当時の ゲーム雑誌『Beep』の記事 [ ]で制作者が「イヤな上司の名前をつけた」と発言している。 発売当時のTVCMではアーケード版のBGMを流していた。 2008年10月からWii版バーチャルコンソールにて配信、2019年1月31日14時59分をもって配信終了 (既にダウンロード・購入し本体や記録媒体に収録されているものについては、当面はプレイ可能)。 版() よりで発売。 製作はにおいてへの移植ソフトを多く手がけた紅林俊彦が行った。 初めて4メガビットのROM容量が実装されたHuCARDソフトでもある。 アーケード版ではなく版をベースにした移植だがハードの制約上、スコアは画面外に表示され、スプライトの縮小、ボイスにノイズが入るなどの相違点がある。 しかしPCエンジンのCPUの速さを生かし映像60fpsの動作を実現しており、また敵の出現パターンもほとんどアーケード版に忠実なため、ゲームミュージック以外は(当時としては)高いレベルの移植を実現した。 版() より発売。 アーケード版ではなくセガマークIII版をベースにしており、最終ボスに「HAYA-OH」が登場し、タイトル表示時とゲームオーバー時のオリジナルサウンドも移植されている。 表示の都合上から、全体的にキャラクターが小さく設計されている。 ハードウェア、メモリ容量などから、一部のBGMやボスキャラクター、ハリアーのボイスがカットされた。 版() マークIII版をベースにした移植ではあるが、ほぼ全ての登場キャラクターの外見や名前が差し替えられている。 最終ボスは「HAYA-OH」。 全12ステージでパスワードコンティニュー制。 マークIII版には無いハリアーの位置による地平線の上下移動が再現されたが、画面解像度に対してキャラクターサイズが大きく、画面内でプレイヤーが動ける範囲が他機種と比較するとかなり狭いなどの問題もあった。 版() に接続して32bitゲーム機にするアタッチメント、『』のとして発売。 ハードの機能の大幅な向上により、グラフィックやサウンドがほぼアーケード版と遜色のないレベルでの移植が実現。 移植製作はが担当。 しかし、32Xであっていても、フレーム表示が30fp仕様や、画面の上下を黒帯でカットしていたり(それでもキャラクターが多くなるとフレームレートは落ちる)、影の半透明処理などが省略されるなどの細かな差異はある。 また、のアナログジョイパッドXE-1AP、AE1-EXにも非公式ながら対応しており、アーケード版のようなアナログ操作も可能となっていた。 版『SEGA AGES VOL. 2 スペースハリアー』() アーケード版に忠実な移植であるが、キャラクター大量出現時のコマ落ちや効果音など(仕様上の)バグが無くなり、より完成度の高いものとなった。 初めてオリジナルと同等以上の移植を実現しているが、無限コンティニューが出来ない、エンディング追加なども含め、本物との細かな違いで評価が分かれる場合がある。 白いセガサターンの後期版(及び同時期の他社サターン)では正常に動作しない問題があり、後にソフトの方で修正された(同シリーズのも同様)。 アナログスティック同梱版もあり。 移植は有限会社が担当。 の音色がアーケード版とは違っている。 『シェンムー 一章 横須賀』では画面右下にゲーム中の時間が表示される。 これも移植担当は有限会社ゲームのるつぼ。 ちなみに劇中に使われている筐体は固定式のシットダウンタイプの筐体である。 ドリームキャスト版『鈴木裕ゲームワークス Vol. 1』() より出たゲームクリエイターの自伝。 書籍に『』、『スペースハリアー』、『』、『』、『』が収録されたドリームキャスト用ゲームソフトが付いている。 『パワードリフト』を除けば『シェンムー』に収録されたものと同一。 版『セガエイジス2500シリーズ VOL. 4 スペースハリアー』() オリジナル面やHAYA-OHが登場する。 擬似3Dではないフルポリゴンの3Dゲームとしてリメイクされた。 オリジナルには無いパワーアップアイテムとして、画面上の敵の一掃やボスキャラに大ダメージを与える「フラッシュボム」や「バリア」、「ロックオンレーザー」が新た登場し、BGMも大幅アレンジされ、シリーズの名物的敵キャラクターだったのデザインが版権上の理由から全く別のものに変更されるなどした。 版『セガエイジス2500シリーズ VOL. 20 スペースハリアーII〜スペースハリアーコンプリートコレクション〜』() アーケード版『スペースハリアー』、セガ・マークIII版『スペースハリアー』、『スペースハリアー3D』、メガドライブ用『スペースハリアーII』のオリジナル版が全て収録された。 基本的にはエミュレーターによる動作であるが、入力遅延を起こさないようにするための調整により、サウンド部分が若干デチューンされている。 基板や筐体依存によるバグは一部未再現。 隠し要素として、ゲームギア版『スペースハリアー』、ソフトを刺さずにを起動したときの画面、スペースハリアー3Dをでプレイできるオプションまで収録している(参照)。 移植はが担当した。 よりにて配信開始。 版『セガ アーケードギャラリー』(SEGA ARCADE GALLERY) 海外のみで発売の、セガの体感ゲーム4本(『スペースハリアー』、『アウトラン』、『スーパーハングオン』、『アフターバーナー』)を収録したタイトルに移植されたもの。 キャラクターがややこぢんまりした印象だが、色数や画面構成やサウンドなどは高いレベルで移植している。 ただ、ステージクリアごとにメインBGMが最初のパートにリピートするなどの差異もあった。 携帯電話アプリ版 セガの公式モバイルサイト「ぷよぷよ! セガ」からダウンロード可能。 に無料体験版あり(2010年12月24日現在)。 () アーケード版をほぼ完璧に再現。 連射機能の標準装備、Wiiの「ヌンチャク」を操縦桿に見立てた操作モードの追加、クラシックコントローラーでの操作時には、アナログとデジタル操作をモードの切り替え無しにシームレスに併用できるなどの要素が追加された。 マークIII版にて述べた通り、2019年1月31日をもって配信終了。 ムービングタイプのアーケード筐体をプレイした気分を味わえる様に、自キャラの動作に合わせて映像がローテートする「ムービング筐体モード」や、実際の筐体から発せられた機械音を再現する環境音設定も付加された。 Wii版と同じくアナログとデジタル操作をモードの切り替え無しにシームレスに併用可能。 一定条件を満たすと「HAYA-OH」が出現するなど追加要素もある(アーケードと同じ出現無しモードもある)。 敵キャラクターの「ドム」の名称が「VAREL」に変更された事も含め、敵の名称は「タイピング・スペースハリアー」が元となっている。 この移植版は様々なセガのレトロゲームを3DSのダウンロード専売ソフト(DL版)として移植する「」の第1弾となり、以後、シリーズ化された。 2014年12月18日に発売された『』にも収録されるが、これへ収録される版(パッケージ版)はダウンロード版から更に細かい部分に手を加えたものとなっている (一例として、DL版はHOME画面からゲームを選択する際にムービングタイプ筐体を模した3Dアイコンが上画面に表示されるが、パッケージ版ではオミットされている、本編のキャラ立体表現を微改訂、環境音の追加収録など)。 版/版『 』()/『』 本編内のプレイスポットの一つであるゲームセンターで遊べるミニゲームの一つとして『スペースハリアー』が登場しており、内容はアーケード版の移植となっている。 なお、劇中で使用されている筐体は前述の「シェンムー」と同じくシットダウン筐体となっている。 プレイステーション4版『 』() これも前述の「龍が如く0」同様プレイスポットの一つゲームセンターでプレイできるミニゲームの一つとして登場しているがこっちはプレイスポット発見当初は筐体が無いためプレイはできず荒野でのバキーによる探索でコンテナを発掘しゲームセンターに届けることで初めてプレイができるようになる。 なお、ゲーム内容も劇中使用筐体も前述の「龍が如く0」と同じものとなっている。 さらに蛇足として前述の「龍が如く0」のプレイキャラもそうだがゲームに入る導入前の前口上の最後にケンシロウが「レッツハリアー!! 」と叫んでいる。 プレイステーション4版『 』() 前々述の龍が如くと同じくゲームセンターで遊べるミニゲームとして登場しており、内容も使用筐体も「龍が如く0」のものと同じ。 なお本体ゲームは発売から数か月後に諸般の事情(詳細は当該項目を参照)で4ヶ月ほど販売が停止していた(2019年7月18日に「新価格版」として販売再開)。 版『 SEGA AGES スペースハリアー』 セガのレトロゲームをNintendo Switchのダウンロード専売ソフト(DL版)として移植する「」第10弾として配信。 ニンテンドー3DS版の要素を(裸眼立体視以外は)全て収録。 本機種版独自要素として、ネットランキングおよび敵キャラ「コマイヌ」がハリアーを守る味方になってくれる「コマイヌ・バリア・アタック」モードを実装。 「コマイヌ」は敵弾以外すべての敵や障害物を防ぐバリアをハリアーに展開してくれるので、プレイヤーは無敵に近い状態 となるためゲームの難易度が大幅に下がりイージープレイが可能となる。 このほかオプションに、Switch標準コントローラー「Joy-Con」に実装されているジャイロ操作を用い一個を縦握りすることで、アーケード版筐体の操縦桿風に操作できる「操縦桿モード」も用意されている(Wii版VCにおけるWiiコントローラ-「ヌンチャク」を用いたモードと概ね同様のもの)。 この項目は、発売前あるいは配信・稼働開始前のを扱っています。 情報が解禁されていくに従い、この項目の内容も大きく変化することがありますのでご注意ください。 投稿者はを加えないようにしてください。 投稿の際はなどを用いて随時その記述のをすることを忘れないでください。 PCエンジン mini収録版『 SPACE HARRIER』 系ソフトを約50作品した復刻系ゲーム機・に、PCエンジン版 を収録。 パソコン移植版 [ ] 雑誌掲載を除けば国内のパソコン機種への移植は(現・ マイコンソフト事業部)が手がけていた。 (6601)版() 移植を担当したのは『』や『』などをPC-6001シリーズへ移植した。 パソコン用に移植された同作としては最初期の作品で、かつターゲットが当時のソフトウェア市場においても盛りを遥かに過ぎたスペックの機種だった。 このようなハードでの移植に際しプレイ感覚の再現を最優先した実装を行い、表示されるキャラクターは自機のハリアー以外は四角形とその組み合わせで表現され、ドラゴンやトモス等、大型キャラクタ、ならびに特徴のある動きのキャラクタについては複数の四角の組み合わせとその動きによって表現されている。 速度を稼ぐため、1プレーンしか書き換えておらず、色については、テレビのにじみを利用したドットパターンにより実現しているため、ディスプレイによって色味が変わり、RGBディスプレイを利用した場合、モノクロの画面となる。 これらの実装から、雑誌広告などの画面写真は非常に寂しい物になっている反面、実際のゲームの表示は滑らかな動きが実現されている。 内蔵音源であるで効果音、並びにBGMが再生されるが、メモリ等の制約により多くがカットされている。 版() PC-6001mkII用と同じく松島徹が移植を手がけた。 当時としては高性能だったこの機種でもオリジナル基板との能力差は大きく、上記の6001版程の割り切りは見せないものの見た目よりもゲームの速度、動きを重視した設計になっている。 オリジナルと比較し、ショットの連射性が向上している他、キャラクタの影は省略され、地面の模様が市松模様からグラデーションの縞模様に変更された。 オリジナルではステージクリア時に次のステージ切り替わる時の背景画像の上下移動も固定され2重スクロールも省略された。 これらについて「可能であったが動作速度とプレイ感覚を優先し、あえて省略した」旨がこの作品の後にリリースされた同機種ののディスク内に収録されたドキュメントに『』の予告と共に記載されている。 また、コンティニューは、一定の面へ到達できなければ、その前のハードルとなる場所まで戻される形になっており、単純にコンティニューを繰り返すことによって先に進むことは出来なくなっている。 最終ボスはマークIII版と同じく「HAYA-OH」が登場する。 ゲームディスク内にはキャラクタデータが整然と格納されていたためキャラクタの書き換えが容易で、プレイヤーが書き換えたキャラデータがパソコン通信などで流通し、また雑誌で紹介された。 同様に、ADPCMのデータも容易に書き換えることができた。 メインメモリを2MBに増設した機体向けのオンメモリ動作版もある。 エンディングはによるオリジナルのBGMと、スタッフによる演出が用意された。 同機種のアフターバーナーのディスクの中には、上記のオリジナルエンディングテーマのADPCMを併用したものの一部や、アフターバーナーと同時期に発売された「サイバースティック(CZ-8NJ2)」などのアナログスティックに対応するプログラムが含まれている。 版() 8ビット機ながら、グラフィックサブシステムにもCPUのある同機の性能を発揮した移植。 PCエンジン版と同じく紅林俊彦によって開発された。 他の8ビット機移植版が見た目を割り切り処理を実現しているのに対し、敵や弾のグラフィックは通常の形状になっている他、X68000版では削除された敵の影も再現されており、グラフィックパターンの削減も最小限になっているなど、見た目に注力した設計になっている。 反面、BGMはパートが削られ音色の再現性もあまり高くなく、一部に採譜ミスも見られる他、一部の効果音やハリアーのボイスがカットされており、ボーナスステージは別の曲に差し替えられている。 BGMの担当は永田英哉。 版() 移植を行ったのは石田和久。 関わりのあったを経由した打診の結果、正式に受注し、開発が開始された。 スピード感、キャラクタの大きさを重視、色表現に妥協した移植になっており、ハリアー以外の敵キャラクタと一部の地上物はグラフィックスを利用しているものの単色で厳密な重ね合わせ、クリッピングを諦めたものとなっている。 また、ショットや敵弾は長方形のみで、地上物、背景なども大幅に簡略化されている。 サウンドについては、オリジナル基板と同じYM2203を使っているため、オリジナルの出力を監視するボードによって、データを吸出したことから、FM音源部についてはほぼ同じ音色を実現している。 しかし、オリジナル基板でPCMを利用しているドラムス、ベース、効果音については、一部省略、もしくはノイズポートやFM音源部に割り当てするなど代替手段で再生される為、再現性が低い。 版() PC-88版同様ほとんどの敵キャラクタは単色表示のグラフィックスで描画される。 元々VRAMへのアクセスが然程高速でない本機では一部オブジェクト、背景などを、PCGに定義されたタイリングパターンとテキスト画面で処理し、グラフィックプレーンへの処理を軽減している。 解像度を犠牲に、色表現の再現を試みているため、静止画では88よりカラフルである。 ハリアーの位置による地平線の上下移動も実装されている。 BGMはFM音源ボードにのみ対応し、PSGのみの環境では鳴らない。 ディスクを逆のドライブに装着しても起動する。 版 他のパソコン用の移植と異なり、『』1988年10月号に掲載されたが移植したプログラムである。 雑誌へダンプリストの形で掲載され、市販される形はとられていないが、セガから正式に掲載許諾を受けており、後に1989年3月号では、で動作するように機種依存の部分を書き換えるパッチも公開された。 テキストVRAM上にチェッカのコードを並べ文字色背景色の指定によりモザイクのような画面で実現している。 解像度こそ低いものの、カラーで表現され、速度もウェイトが入れられている程である。 ゲームオプションとしてBGM、キャラクターの陰、地形の模様の有無も選択が可能になっている。 解像度の低さから全体のデータ量が少なく、ゲームの全内容がオンメモリで実現されている。 にそれまで発売されていたアーケードゲーム全てを対象に行われた、ゲーム誌『』読者の人気投票によるゲーメストムック『ザ・ベストゲーム』では17位を獲得、同誌では「3Dシューティングの原点ともいえる名作」、「華麗なグラフィックで描かれた、巨大でファンタジックな敵キャラたちが画面狭しと暴れ回る。 本当に飛行しているような錯覚にとらわれるスピード感。 これぞ名作である」と評し、また可動筐体に関しては「その動きはそれまでのゲームではとても考えられないもので、正直『怖い』というのが第一印象だった。 事実、ゲームが始まるやいなや、あまりの動きの激しさに筐体を飛び降りた人もいたくらいだ。 シートベルトがついたゲームは多分これが最初であろう」とコメントしている。 にそれまで発売されていたアーケードゲーム全てを対象に行われたゲーメストムック『ザ・ベストゲーム2』では、『名作・秀作・天才的タイトル』と認定された「ザ・ベストゲーム」に選定され、「当時では最高水準の美麗なグラフィックと、テンポがよく、ヒロイックで気分を盛り上げるBGM。 そして、なんといってもハリアーの動きに合わせて、レスポンスよく可動するムービング筐体はとても衝撃的で、どこをとっても非の打ち所がないゲームだった」、「画面奥に向かって飛行していくスピード感、巨大な敵キャラを次々と破壊していく爽快感、こちらに向かって猛スピードで飛来してくる敵弾をかわす緊張感と、3Dならではの持ち味を存分に引き出していた」、「3Dシューティングゲームの基礎を作り上げ、その後ポリゴンを使用するまでの3Dシューティングゲームに、確実に影響を与えた作品であることは間違いないだろう」と紹介されている。 PCエンジン版 ゲーム誌『』の「クロスレビュー」では、7・7・8・6で合計28点(満40点) 、『』では7・7・9・6の合計29点、『』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、22. 72点(満30点)となっている。 また、この得点はPCエンジン全ソフトの中で105位(485本中、1993年時点)となっている。 同雑誌1993年10月号特別付録の「PCエンジンオールカタログ'93」では「PCエンジン版も業務用のボスキャラやボーナスステージを忠実に再現している」と紹介されている。 項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合 得点 4. 06 3. 72 3. 95 4. 12 3. 33 3. 54 22. 72 ファミリーコンピュータ版 『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では、23点(満40点) 、『』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、18. 01点(満30点)となっている。 また、同雑誌1991年5月10日号特別付録の「ファミコンロムカセット オールカタログ」では「少しキャラの動きが遅いのが欠点かも」と紹介されている。 項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合 得点 3. 06 3. 09 3. 11 3. 05 2. 75 2. 95 18. 01 メガドライブ・スーパー32X版 『』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、23. 1点(満30点)となっている。 項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合 得点 3. 8 4. 0 4. 3 4. 0 3. 8 3. 3 23. 1 セガサターン版• 『SATURN FAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、22. 3点(満30点)となっている。 項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合 得点 3. 6 3. 8 4. 0 3. 8 3. 7 3. 6 22. 周辺機器の(液晶シャッター式)及びFM音源対応ソフトとして登場。 3Dグラスを使用して立体画面でプレイすることが必須だが、を使うと3Dグラス無しでプレイ可能になる。 時系列はアーケード版の10年前の物語で全14ステージで構成されており、エンディングではハリアーとユーライアの出会いが描かれている。 基本的なシステムはマークIII版の『スペースハリアー』と同じだが、マークIII版の『スペースハリアー』でカットされていた地平の3D表現と背景画像が本作では再現されている。 ボーナスステージが存在せず、『スペースハリアー』のボーナスステージで演奏されるBGMがエンディングで流れる。 2014年12月18日には、ニンテンドー3DSダウンロード専売ソフト『3D スペースハリアー』を含め「」6ソフトを収録したオムニバスソフト『』ボーナストラックの1つとして、このソフトが3DSに移植収録されている(もう一つは『』)。 この記事に付けられた題名はまたはにより不正確なものとなっています。 『スペースハリアー』の続編。 の本体と同時発売されたでもある。 時系列はアーケード版の10年後の物語であり全13ステージで構成。 疑似3Dシューティング初心者にもお勧めできる難易度であり、ある程度のやり込みを行えばクリア自体は容易である。 ハードウェア機能を駆使して、視点に合わせて変化する背景の市松模様や、シャドウハイライト機能を転用した半透明の影、迫力在るスピード感など、アーケード版で使われていた技術が使われているが、ハリアーのやられボイス出力時にサウンドが停止したり、フレームレートが低いなどの問題もあった。 それでも全身赤スーツに衣替えしたハリアーのインパクト、SFと洋風ファンタジーが入り混じった混沌とした敵のデザイン、十分なスピード感や迫力などから、メガドライブの普及に一役も二役も買った作品となっている。 先述したプレイステーション2版『~コンプリートコレクション〜』以外に他機種移植は無かったが、2019年9月にはセガ自ら手掛けリリースされる復刻系ゲーム機・にプリインストールされる42作品の一つとして収録された。 ある条件を満たすと『スペースハリアー』をモチーフとした背景や敵キャラ、ボスキャラ、BGMで構成されたステージの「DRAGON LAND」へと進める。 先に発売された同機種への移植の『スペースハリアー』では再現できなかった地面の市松模様が再現されていた。 プラネットハリアーズ() [ ] アーケードのボードで発売された関連タイトル。 2人掛けの通信筐体で2人同時プレイも可能。 4人のプレイヤーキャラから一人を選んでプレイする。 連射可能なバルカンとロックオン攻撃できるミサイルの二種の主武器で戦うなど、スペースハリアーとはゲーム性が大きく異なる。 裏技で自機を『』のオパオパにしてプレイすることも可能。 スペースファンタジーゾーン [ ] かつてPCエンジンでより発売予定がされていたタイトル。 『スペースハリアー』のゲーム性を基に、世界観を『ファンタジーゾーン』に置き換えた作品。 製作発表から数年を経ても発売日未定が続き、一時は雑誌に広告も打つなど発売直前にまでこぎつけるもお蔵入りとなった。 その後は流出したベータ版と思われるものがネットオークションに出品されたり、動画投稿サイトにプレイ動画が配信されたりもした。 ダライアスバースト クロニクルセイバーズ [ ] の『』シリーズの最新作の版で、選べる自機にハリアーが登場。 パワーアップはないものの、オプション的な一定時間発動できる設置バーストや、ショットを全方向に撃てる唯一のキャラクター。 BGMも『スペースハリアー』のものが使われる。 その他 [ ]• での発表までは自機がだったが、ハードウェア機能の制約から自機キャラクタは表示パターンを削ってでも大きく表現したほうがいいと判断され、宙を浮く人間(超能力戦士)に変更された。 主人公の名前「」と、筐体が戦闘機のコックピットを模しているのはこの名残である。 アーケード版では自機キャラクタを一部反転させて使用しており、ハリアーが画面右に寄ると、本来右脇に抱えているブラスターを瞬時に左脇へ持ちかえる。 セガ・マークIII版とファミコン版では裏技で戦闘機に変更可能。 敵や障害物の多くは1万点、障害物の一部は5千点という大雑把な得点設定だったが、17面ボスで出現する岩は1つ10万点だったため、ハイスコアを狙う際にはここが最大のポイントだった。 ボスとして登場するIDA(アイダ)は当時の開発部長の名前より命名された。 以後、『』(1986年)などにも登場することになった。 敵の出現パターンは常に一定で、敵弾は見越し射撃無しで自機を狙ってくるため、常に動いていれば当たらない。 パターンさえ覚えてしまえば全ステージクリアはそれほど難しくはない。 プレイヤーの発射した弾は画面中央の消失点ではなくプレイヤーの見かけ上の正面方向へ進む。 プレイヤーが画面中央から離れる程自弾は画面の進行方向よりも外側へ向かって飛ぶ事になるが、これにより画面上全ての敵キャラクターを照準することが可能となっている。 またプレイヤー正面に敵キャラクターを捉えることで電子音と共にロックオンが発生し、直後に発射した弾が誘導弾となって高確率で命中させる事ができた。 アナログスティックに2個、筐体のフロントパネルに2個と、スタートボタン以外にいくつもボタンが付いているが、全てハリアーに弾を撃たせるもので、それ以外の役目はない。 当時の3Dシューティングゲームの様式を確立した作品である。 『』(1987年、)や『』(1989年、)など、いわゆる「スペハリ系」擬似3Dシューティングゲームが当時盛んにリリースされた。 メインBGMには歌詞が付けられている。 開発スタッフが会社の飲み会で演奏するために用意したもの。 詳細は外部リンク参照。 2005年に発売されたCD『SPACE HARRIER II 〜SPACE HARRIER COMPLETE COLLECTION〜 ORIGINAL SOUNDTRACK』に、光吉猛修によるボーカル曲(上述のショートバージョン)を追加したものが2013年2月6日よりAmazon、iTunes Store、他音楽ダウンロード販売サイトで配信が開始されている。 関連項目 [ ]• 脚注 [ ] []• 2009年11月17日閲覧。 2009年11月17日閲覧。 に登場するレッグスターに酷似。 「月刊Beep 1986年12月号」、、1986年12月1日、 雑誌17659-12。 任天堂公式サイト・サポートページ・お客様へのお知らせ 2018年8月9日. 2018年12月17日閲覧。 取扱説明書のスタッフ欄を参照• Impress Watch. インプレス 2014年10月22日. 2018年2月20日閲覧。 Impress Watch. インプレス 2014年10月22日. 2018年2月20日閲覧。 PlayStation 4版のみ• なお、「龍が如く6」ではミニゲームに入る前口上は無し。 CNET Japan 2018年9月10日. 2018年9月11日閲覧。 コマイヌ自体が攻撃をうけると短時間バリアが消失するので全くの無敵ではないため、適度な緊張感を維持できる。 PCエンジン版を海外で発売した際の版。 ゲーム本編は国内版とほとんど同じ。 World of Spectrum. 2014年3月24日閲覧。 Blue Flame Labs. 2017年6月3日閲覧。 Blue Flame Labs. 2017年6月3日閲覧。 Blue Flame Labs. 2017年6月3日閲覧。 Blue Flame Labs. 2017年6月3日閲覧。 Blue Flame Labs. 2017年6月3日閲覧。 Blue Flame Labs. 2017年6月3日閲覧。 Computer and Video Games, Complete Guide to Consoles, volume 1, page 71• Blue Flame Labs. 2017年6月3日閲覧。 2015年6月7日閲覧。 69 : 58. April 1995. Blue Flame Labs. 2017年6月3日閲覧。 Sinclair User. 2014年3月24日閲覧。 Ysrnry. 2013年4月9日時点のよりアーカイブ。 2014年3月24日閲覧。 The Games Machine, issue 17, page 25• Blue Flame Labs. 2017年6月3日閲覧。 読者が選んだベスト30」『ザ・ベストゲーム 月刊7月号増刊』第6巻第7号、、1991年7月1日、 34 - 35頁、 雑誌03660-7。 「ザ・ベストゲーム」『GAMEST MOOK Vol. 112 ザ・ベストゲーム2 アーケードビデオゲーム26年の歴史』第5巻第4号、新声社、1998年1月17日、 117頁、。 2015年6月7日閲覧。 』マイウェイ出版発行、2018年。 p14• 2013年2月11日閲覧。 外部リンク [ ] セガゲームスによる、同社がリリースした各ゲーム機版の公式情報サイト• その他のメーカーなどによるサイト• によるPS2版および配信版情報サイト。 PCエンジン版の映像と画像が簡単に公開されている。

次の

スペースハリアー

スペース ハリアー ドム

俺とスペハリ ~ヘタゲーマーの誉れ~ 8階建てのダイエーの長い長いエスカレーターに乗り続けると、やがて香ばしいポップコーンの匂いがし始める。 その頃には胸のワクワク感が抑えられなくなり早足で駆け登り始める。 そしてようやく辿り着く最上階のゲームコーナー。 フロア全てがアミューズメントマシンで埋め尽くされた階層。 ゲーム小僧だった「僕」にはまさにこの世で一番楽しい場所だった…。 僕はゲームに飢えた少年だった。 「ゲームセンターあらし」でテレビゲームを知りその魅力に取りつかれたが、当時暮らしていた田舎町はゲームセンターが無く、あるのは僅かに「バトルス」や「ジグザグ」等デッドコピー品が並ぶ駄菓子屋と寂れたボウリング場のみ。 ゲームへの渇望は「ゲーム&ウォッチ」等のLSIゲームで潤していたが、本当にやりたかったのはゲームの王者であるアーケードゲームなのだ。 「マイコンBASICマガジン」や「Beep」に載ったゲームがしたい!そればかりを願っていた。 うちの家族は月イチほど街に出て買い物というのがパターンだった。 中高生にもなれば親と行動するのは嫌になるものだがアーケードゲームを出来るという誘惑は何物にも代えがたい。 当然毎回喜んで付いて行った。 車中で読むゲーム雑誌の攻略記事を頭に叩き込むが、どのゲームも1~2面で終わるので大半が無駄知識に終わる。 その情熱を勉強に向ければ良いのにというのは野暮な話だ。 そのダイエーでは様々なゲームとの出会いがあった。 「トランキライザーガン」「タンクバタリアン」「スパルタンX」等など。 そして「スペースハリアー」ともそこで出会うこととなる。 「Beep」で読んで当然知っていたが、現物の凄さに気圧された僕はぽかんと他人のプレイを見るだけだった。 ひょっとすると初見時にはプレイしなかったのかもしれない。 内容的に全く出来る気がしなかったし、周囲のプレイヤーも多かっただろう。 そして意を決し座席に座り込み操縦桿を握ると、そこにあったのは圧倒的なスピード感と存在感をもって迫ってくるドラゴンランドの世界そのものだった。 惜しいことに筐体はシットダウンタイプでムービング筐体を体感できるのはまだまだ先だった。 なお数年後、アウトランさん相手にムービング童貞を捨てる事となる。 その頃僕は某ゲームサークルに所属しており、その時に知り合ったのが後に「ゲーメスト」初代専属絵師となる転清氏である。 会報のスペースハリアー特別号で転氏が描かれたマンガや記事に夢中となり終盤までの攻略記事を丸暗記したが、いつも通りに力足らずで役立つことはまだ無かった。 その後、家を出て街に暮らすようになる。 当時エリア一番のゲームセンターは「ダライアス」やスーパーDX筐体「ギャラクシーフォース」等大作を次々導入していた名店で、有り難いことにスペースハリアーだけは他機種が取り替えられていく中でも実に長く設置され続けていた。 ムービングが正常だったのは最初の数年だけであとは動かなくなってしまったが、それでも置いてくれているだけでも有り難い。 そして「私」もいつしか大人となったが、ゲーム小僧の性根はそのままだ。 セガサターン版にてハリアーとの再会を果たし、ドリームキャストの「シェンムー」に触発されて「スペースハリアーのホームページを作ろう!」と思い立ち作ったのが攻略サイト「Get Ready! 後にそれはセガAM2研の公式ファンサイトにも認められ、サイトを通じて色んな出会いや喜びを味わうことが出来た。 「スペースハリアーという最高のゲームをもっともっともっと知ってもらいたい!」という一念から立ち上げたサイトだったが、あたたかい感想をいただくたびに「作ってよかった」とつくづく思う。 未だワンコインクリアを達したこともないようなヘタゲーマーの私にとって最高の誉れである。 そして2015年。 ファーストコンタクトから早くも30年。 ダイエーもそのゲームセンターも今はもう無い。 そしてひょんな事から様々な縁が重なりスペースハリアーの30周年記念本をつくる事となった(しかも中心人物として!)。 ただただ万感の想いである。 優れたデザイン性・性能・存在感全てを兼ね備えたドムは、魔生物と機械が混在するドラゴンランドに於いて代表的な存在であることは間違いないだろう。 そのドムをバリエーションとメカニカルとデザインの3点で語らせていただきたい。 4面のドムが全滅.. 3分もたたずにか... まずはバリエーション。 カラバリは9面ボスを含めて5色だが、スペック的には3種に大別される。 緑黒/赤青/金色だ。 スタンダードな緑・黒ドムは地表をホバリングで滑走し、黒ドムがたまにジャンプする程度でさほど性能は高くない。 3機前後の編隊を組むことが多く、固体性能より数で攻めるタイプの「やられメカ」である。 緑と黒の性能差もあまりない。 4面ボスとして緑ドムが登場するが全ボスの中で最弱だ。 一般的にホバー移動というものはスピードが出るが制動性が悪く小回りがきかない。 その程度の移動法しか持たないロボットの戦闘力など推して知るべし。 対して赤・青ドムは完全に別物といえるハイスペックさが光る。 極めて高い機動性能を誇り、自在に滑空し高速弾を連射。 単機での登場が多くハイコストな特別仕様ということがうかがいとれる。 緑黒と比べれば一般車とレーシングカーぐらいの差はあるだろう。 耳につく登場音も恐怖感をさらに煽ってくれる。 そして9面ボスである金色ドム。 これは青ドムのカスタムバージョンで、ハリアーの超能力キャノンを跳ね返すバリアー膜を張っている。 この膜のきらめきが金色に映えるのだ。 ただ燃料喰いのバリアーは青ドムのジェネレータ出力でも足らないらしく、数回バリアーが消える瞬間があるのが欠点。 登場時に中央でかっこつけてないで、定石通り高速移動&弾射出&離脱戦法をとれば良いのにと思わずにいられない。 例により登場時間は極めて短く、あっという間に退散してしまう。 攻略方法としては左上を飛ぶ時が狙い目だろう。 0m 次はメカニカル面。 まずは関節の特徴を解説しよう。 「サクラ大戦」の光武は約2. スコープドッグと同サイズなら行けそうな気もするが、基本的に胴体とは首・腕・腰・股関節の駆動基部が収まるスペースである上にジェネレータなど様々な機構が詰め込まれているだろう。 マッスルシリンダーや霊子機関といった架空技術の裏設定がない限りは人が入る余裕など無いという結論である。 スペハリがリリースされた1985年。 プレイしたあるいは雑誌でドムの存在を知ったゲーマーは皆思ったであろう。 「ガンダムの「ドム」のバッタモンだ(笑)」と。 特徴的なシルエット、脇に抱えた両手持ちのジャイアント・バズ、ホバリング機能。 しかも黒色機まで存在し3機編成で迫ってくるとなれば言い逃れのしようもない。 違うのは三つ目の頭部と配色ぐらい。 しかもその頭部は「装甲騎兵ボトムズ」のスタンディングトータス/タートルのそれである。 バッタモンのそしりは免れない。 右:スタンディングトータス 左:スタンディングタートル ちなみにあの三連レンズはボトムズのAT(アーマードトルーパー)同様に標準ズーム・精密照準・広角の3種かと予想されるが、ドムのような突撃型の戦法を主とする機体に精密照準レンズなど必要なのかという疑問もある。 閑話休題。 セガ程の企業がこんなパクリをしたのか!?という意見もあるかもしれないが、あえて弁護させていただきたい。 当時のゲーム業界とはそういう漫画やアニメのパロディを是とする空気があったのだ。 カプコンの「サイドアームズ」には「ズゴック」もどきや「風の谷のナウシカ」の「巨人兵」の残骸が登場し、ナムコの「オーダイン」には宮崎アニメのオマージュであふれている。 そしてがジャレコの「銀河任侠伝」は「スケバン刑事」や「ゴジラ」等様々なキャラが入り乱れるカオス感溢れる良くも悪くも時代を表すゲームである。 あまりに自由過ぎる内容ゆえに移植版は1つも出されていないし、未来永劫出ないだろう。 しかしセガやジャレコが悪かったのではない。 それが許された(のか?)おおらかな時代であり業界だったのだ。 余談だがセガは体感レースゲーム「スーパーモナコGP」にてレースクイーン画像を米PLAYBOY誌に掲載されたトップレスヌード写真を無断引用し…(以下略)。 しかし名前はともかく、あのスカートの尻部分が前に来ちゃってるような新デザインはどうにかならないものなのか…。 オタクハリアーとは!? キミは オタクハリアーを知っているか! これはX68000版スペースハリアーのキャラクターデータを書き換えた改造版だ。 今のPCゲームでいうところのMODである。 本作は主に当時のパソコン通信で流通し一部雑誌でも紹介された。 この「オタクハリアー」はガンダム世界をモチーフとした改造版で、主人公こそアムロ・レイだが、連邦・ジオン・エゥーゴ・ティターンズの敵味方も時代すら関係ないカオスっぷりが凄い。 ジムが青ドムだったりユーライアがハロだったりと自由奔放だが、「ドム(バレル)」はやはり「ドム(MS09)」なのが心憎い。 同改造版として人気漫画家の高橋留美子キャラが登場する 「るーみっくハリアー」や「ストリートファイター」キャラ登場の 「ストリートハリアー」という改造版も存在した。 セガサターン版のオトナの事情? アーケード版発売より約10年にしてようやく悲願の「完全移植」を32Xが果たした。 そしてその後1年後、SS版が発売とのアナウンス。 スペースハリアーのためだけに32Xを買おうか買うまいか悩んでいた私は大喜び。 発売日は喜び勇んでショップに向かったわけだが、店員曰く「スペースハリアーはミッションコントローラー同梱版のみの入荷です」。 はァん?何でやねん!そんなん買う金ないて。 他の店に行っても何故か同じ状況。 サタマガには「通常版」と「同梱版」が発売となってるのに何故無い…。 待ちに待ったスペースハリアーをゲットできずに悶々とほとばしる熱いパトスをもてあます毎日。 そして1~2週間(だったっけ?)してようやく通常版を入手。 そして更に数週間後のサタマガの欄外コラムに 何かしらの作為があったようなことを臭わす事が書かれていた。 一般ゲーマーには何だかよく分からないが、今となっては同梱版買ったほうが良かったかなとも思う。

次の

登場キャラクター│Space Harrier スペースハリアー攻略サイト『Get Ready!』

スペース ハリアー ドム

俺とスペハリ ~ヘタゲーマーの誉れ~ 8階建てのダイエーの長い長いエスカレーターに乗り続けると、やがて香ばしいポップコーンの匂いがし始める。 その頃には胸のワクワク感が抑えられなくなり早足で駆け登り始める。 そしてようやく辿り着く最上階のゲームコーナー。 フロア全てがアミューズメントマシンで埋め尽くされた階層。 ゲーム小僧だった「僕」にはまさにこの世で一番楽しい場所だった…。 僕はゲームに飢えた少年だった。 「ゲームセンターあらし」でテレビゲームを知りその魅力に取りつかれたが、当時暮らしていた田舎町はゲームセンターが無く、あるのは僅かに「バトルス」や「ジグザグ」等デッドコピー品が並ぶ駄菓子屋と寂れたボウリング場のみ。 ゲームへの渇望は「ゲーム&ウォッチ」等のLSIゲームで潤していたが、本当にやりたかったのはゲームの王者であるアーケードゲームなのだ。 「マイコンBASICマガジン」や「Beep」に載ったゲームがしたい!そればかりを願っていた。 うちの家族は月イチほど街に出て買い物というのがパターンだった。 中高生にもなれば親と行動するのは嫌になるものだがアーケードゲームを出来るという誘惑は何物にも代えがたい。 当然毎回喜んで付いて行った。 車中で読むゲーム雑誌の攻略記事を頭に叩き込むが、どのゲームも1~2面で終わるので大半が無駄知識に終わる。 その情熱を勉強に向ければ良いのにというのは野暮な話だ。 そのダイエーでは様々なゲームとの出会いがあった。 「トランキライザーガン」「タンクバタリアン」「スパルタンX」等など。 そして「スペースハリアー」ともそこで出会うこととなる。 「Beep」で読んで当然知っていたが、現物の凄さに気圧された僕はぽかんと他人のプレイを見るだけだった。 ひょっとすると初見時にはプレイしなかったのかもしれない。 内容的に全く出来る気がしなかったし、周囲のプレイヤーも多かっただろう。 そして意を決し座席に座り込み操縦桿を握ると、そこにあったのは圧倒的なスピード感と存在感をもって迫ってくるドラゴンランドの世界そのものだった。 惜しいことに筐体はシットダウンタイプでムービング筐体を体感できるのはまだまだ先だった。 なお数年後、アウトランさん相手にムービング童貞を捨てる事となる。 その頃僕は某ゲームサークルに所属しており、その時に知り合ったのが後に「ゲーメスト」初代専属絵師となる転清氏である。 会報のスペースハリアー特別号で転氏が描かれたマンガや記事に夢中となり終盤までの攻略記事を丸暗記したが、いつも通りに力足らずで役立つことはまだ無かった。 その後、家を出て街に暮らすようになる。 当時エリア一番のゲームセンターは「ダライアス」やスーパーDX筐体「ギャラクシーフォース」等大作を次々導入していた名店で、有り難いことにスペースハリアーだけは他機種が取り替えられていく中でも実に長く設置され続けていた。 ムービングが正常だったのは最初の数年だけであとは動かなくなってしまったが、それでも置いてくれているだけでも有り難い。 そして「私」もいつしか大人となったが、ゲーム小僧の性根はそのままだ。 セガサターン版にてハリアーとの再会を果たし、ドリームキャストの「シェンムー」に触発されて「スペースハリアーのホームページを作ろう!」と思い立ち作ったのが攻略サイト「Get Ready! 後にそれはセガAM2研の公式ファンサイトにも認められ、サイトを通じて色んな出会いや喜びを味わうことが出来た。 「スペースハリアーという最高のゲームをもっともっともっと知ってもらいたい!」という一念から立ち上げたサイトだったが、あたたかい感想をいただくたびに「作ってよかった」とつくづく思う。 未だワンコインクリアを達したこともないようなヘタゲーマーの私にとって最高の誉れである。 そして2015年。 ファーストコンタクトから早くも30年。 ダイエーもそのゲームセンターも今はもう無い。 そしてひょんな事から様々な縁が重なりスペースハリアーの30周年記念本をつくる事となった(しかも中心人物として!)。 ただただ万感の想いである。 優れたデザイン性・性能・存在感全てを兼ね備えたドムは、魔生物と機械が混在するドラゴンランドに於いて代表的な存在であることは間違いないだろう。 そのドムをバリエーションとメカニカルとデザインの3点で語らせていただきたい。 4面のドムが全滅.. 3分もたたずにか... まずはバリエーション。 カラバリは9面ボスを含めて5色だが、スペック的には3種に大別される。 緑黒/赤青/金色だ。 スタンダードな緑・黒ドムは地表をホバリングで滑走し、黒ドムがたまにジャンプする程度でさほど性能は高くない。 3機前後の編隊を組むことが多く、固体性能より数で攻めるタイプの「やられメカ」である。 緑と黒の性能差もあまりない。 4面ボスとして緑ドムが登場するが全ボスの中で最弱だ。 一般的にホバー移動というものはスピードが出るが制動性が悪く小回りがきかない。 その程度の移動法しか持たないロボットの戦闘力など推して知るべし。 対して赤・青ドムは完全に別物といえるハイスペックさが光る。 極めて高い機動性能を誇り、自在に滑空し高速弾を連射。 単機での登場が多くハイコストな特別仕様ということがうかがいとれる。 緑黒と比べれば一般車とレーシングカーぐらいの差はあるだろう。 耳につく登場音も恐怖感をさらに煽ってくれる。 そして9面ボスである金色ドム。 これは青ドムのカスタムバージョンで、ハリアーの超能力キャノンを跳ね返すバリアー膜を張っている。 この膜のきらめきが金色に映えるのだ。 ただ燃料喰いのバリアーは青ドムのジェネレータ出力でも足らないらしく、数回バリアーが消える瞬間があるのが欠点。 登場時に中央でかっこつけてないで、定石通り高速移動&弾射出&離脱戦法をとれば良いのにと思わずにいられない。 例により登場時間は極めて短く、あっという間に退散してしまう。 攻略方法としては左上を飛ぶ時が狙い目だろう。 0m 次はメカニカル面。 まずは関節の特徴を解説しよう。 「サクラ大戦」の光武は約2. スコープドッグと同サイズなら行けそうな気もするが、基本的に胴体とは首・腕・腰・股関節の駆動基部が収まるスペースである上にジェネレータなど様々な機構が詰め込まれているだろう。 マッスルシリンダーや霊子機関といった架空技術の裏設定がない限りは人が入る余裕など無いという結論である。 スペハリがリリースされた1985年。 プレイしたあるいは雑誌でドムの存在を知ったゲーマーは皆思ったであろう。 「ガンダムの「ドム」のバッタモンだ(笑)」と。 特徴的なシルエット、脇に抱えた両手持ちのジャイアント・バズ、ホバリング機能。 しかも黒色機まで存在し3機編成で迫ってくるとなれば言い逃れのしようもない。 違うのは三つ目の頭部と配色ぐらい。 しかもその頭部は「装甲騎兵ボトムズ」のスタンディングトータス/タートルのそれである。 バッタモンのそしりは免れない。 右:スタンディングトータス 左:スタンディングタートル ちなみにあの三連レンズはボトムズのAT(アーマードトルーパー)同様に標準ズーム・精密照準・広角の3種かと予想されるが、ドムのような突撃型の戦法を主とする機体に精密照準レンズなど必要なのかという疑問もある。 閑話休題。 セガ程の企業がこんなパクリをしたのか!?という意見もあるかもしれないが、あえて弁護させていただきたい。 当時のゲーム業界とはそういう漫画やアニメのパロディを是とする空気があったのだ。 カプコンの「サイドアームズ」には「ズゴック」もどきや「風の谷のナウシカ」の「巨人兵」の残骸が登場し、ナムコの「オーダイン」には宮崎アニメのオマージュであふれている。 そしてがジャレコの「銀河任侠伝」は「スケバン刑事」や「ゴジラ」等様々なキャラが入り乱れるカオス感溢れる良くも悪くも時代を表すゲームである。 あまりに自由過ぎる内容ゆえに移植版は1つも出されていないし、未来永劫出ないだろう。 しかしセガやジャレコが悪かったのではない。 それが許された(のか?)おおらかな時代であり業界だったのだ。 余談だがセガは体感レースゲーム「スーパーモナコGP」にてレースクイーン画像を米PLAYBOY誌に掲載されたトップレスヌード写真を無断引用し…(以下略)。 しかし名前はともかく、あのスカートの尻部分が前に来ちゃってるような新デザインはどうにかならないものなのか…。 オタクハリアーとは!? キミは オタクハリアーを知っているか! これはX68000版スペースハリアーのキャラクターデータを書き換えた改造版だ。 今のPCゲームでいうところのMODである。 本作は主に当時のパソコン通信で流通し一部雑誌でも紹介された。 この「オタクハリアー」はガンダム世界をモチーフとした改造版で、主人公こそアムロ・レイだが、連邦・ジオン・エゥーゴ・ティターンズの敵味方も時代すら関係ないカオスっぷりが凄い。 ジムが青ドムだったりユーライアがハロだったりと自由奔放だが、「ドム(バレル)」はやはり「ドム(MS09)」なのが心憎い。 同改造版として人気漫画家の高橋留美子キャラが登場する 「るーみっくハリアー」や「ストリートファイター」キャラ登場の 「ストリートハリアー」という改造版も存在した。 セガサターン版のオトナの事情? アーケード版発売より約10年にしてようやく悲願の「完全移植」を32Xが果たした。 そしてその後1年後、SS版が発売とのアナウンス。 スペースハリアーのためだけに32Xを買おうか買うまいか悩んでいた私は大喜び。 発売日は喜び勇んでショップに向かったわけだが、店員曰く「スペースハリアーはミッションコントローラー同梱版のみの入荷です」。 はァん?何でやねん!そんなん買う金ないて。 他の店に行っても何故か同じ状況。 サタマガには「通常版」と「同梱版」が発売となってるのに何故無い…。 待ちに待ったスペースハリアーをゲットできずに悶々とほとばしる熱いパトスをもてあます毎日。 そして1~2週間(だったっけ?)してようやく通常版を入手。 そして更に数週間後のサタマガの欄外コラムに 何かしらの作為があったようなことを臭わす事が書かれていた。 一般ゲーマーには何だかよく分からないが、今となっては同梱版買ったほうが良かったかなとも思う。

次の