投資信託は、各証券会社によって取扱商品やポイントの種類など様々な点で異なる特徴があるため、自分に最適な証券会社を選ぶことが大切です。中でもSBI証券は投資信託の取扱本数が業界最多水準で、投資信託の運用にTポイントが使えるので、豊富な選択肢の中からファンドを選びたい方や、ポイント投資を行いたい方にも向いています。

この記事では、SBI証券で投資信託を取引するメリット・デメリット、人気商品、評判、口座開設の手順について詳しく解説するので、ご参考ください。

※この記事は2021年6月16日時点の情報に基づき執筆しています。最新情報はご自身にてご確認頂きますようお願い致します。
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

目次

  1. SBI証券の特徴
    1-1.投資信託の取扱本数が業界最多水準
    1-2.取扱商品のラインナップが豊富
    1-3.IPOの取扱件数が多い
  2. SBI証券で投資信託を取引するメリット
    2-1.人気商品が一目でわかる
    2-2.投資信託の運用にTポイントが使える
    2-3.投信積立の買い付けタイミングが豊富
  3. SBI証券で投資信託を取引するデメリット
    3-1.インターネットコースは店舗相談できない
    3-2.クレカ積立の還元率が低い
  4. SBI証券の投資信託の評判
  5. SBI証券で投資信託を始める方法
    5-1.口座開設を申し込む
    5-2.本人確認書類の提出
    5-3.初期設定
    5-4.口座開設完了通知の受け取り
    5-5.投資信託の買い付け
  6. まとめ

1 SBI証券の特徴

最初にSBI証券の主な特徴を確認してみましょう。

1-1 投資信託の取扱本数が業界最多水準

SBI証券が取り扱う投資信託の本数は、2021年6月16日現在2,645本とネット証券で最多水準です。取り扱う投資信託は、すべて販売手数料が無料となるノーロードの商品を採用しており、投資信託を買い付ける手数料を安く抑えることができます。

また、つみたてNISAに対応している投資信託の本数も174本と業界最多級で、金融庁が対象とする194本のうち9割近くの商品を取り扱っています。

1-2 取扱商品のラインナップが豊富

SBI証券では、国内株式だけにとどまらず、様々な金融商品に投資できます。取扱本数の多い「投資信託」に加え、社債や国債などの「債券」、金やプラチナなどの「貴金属」のほか、「ロボアドバイザー」「各種保険」など、商品の種類が豊富にあります。

中でも、SBI証券の外国株式は米国をはじめ、中国やロシア、東南アジアに至るまで、世界各国の企業に直接投資することが可能です。商品ラインナップは業界トップクラスとなっています。

1-3 IPOの取扱件数が多い

SBI証券では、IPOの取扱件数が多く、毎年9割を超える新規上場銘柄のブックビルディングを受け付けているのも特徴です。主幹事になることも多く、直近の取扱件数は大手証券を抑えてトップになっています。また、IPOポイントと呼ばれる独自のポイント制度を導入しており、IPOの抽選に外れたとしても、次回以降の当選確率が高まる仕組みを導入しています。

2 SBI証券で投資信託を取引するメリット

SBI証券で投資信託の取引を行うメリットは以下の通りです。

2-1 人気商品が一目でわかる

SBI証券では、投資信託をランキング形式で紹介しています。ランキングは販売金額を基準に集計されるため、上位に挙がるファンドは投資家たちに支持されており、投資信託に関する知識のない初心者であっても選びやすくなっています。例えば、ランキング上位に位置するファンドは、以下の通りです。

SBIバンガード・S&P500インデックスファンド

SBIバンガード・S&P500インデックスファンドは、ランキング第1位の投資信託です。米国の代表的な株価指数S&P500に連動する投資信託で、販売手数料がかからないことに加え、投資信託の保有時にかかる信託報酬も年0.0938%(税込)と、米国株式を投資対象とするインデックスファンドの運用コストとしては最低水準です。

また、分配金を出さないため、長期的な資産形成に適しています。

三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、ランキング第2位の投資信託です。日本をはじめ、海外の先進国や新興国全ての株式を投資対象とした投資信託となります。販売手数料は無料で、信託報酬は年0.1144%(税込)以内と、全世界株式を対象としたインデックスファンドの中では最低水準の運用コストです。

分配金を出していないため、SBIバンガード同様、長期的な資産形成に適しています。

三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は、ランキング第3位の投資信託です。米国を代表する株価指数S&P500に連動する投資信託となります。販売手数料はかからず、投資信託の保有時にかかる信託報酬は年0.0968%(税込)以内となっています。米国の株価指数S&P500に連動するSBIバンガードS&P500とよく比較されますが、ファンドの運用開始日ではこちらの方が長く、トータルリターンは高くなっています。

分配金は、SBIバンガードと同様に出しておらず、長期的な資産形成に適しています。

2-2 投資信託の運用にTポイントが使える

SBI証券では、投資信託の運用にTポイントを活用することができます。Tポイントは、1ポイント1円として投資信託の買付代金に利用可能です。Tポイントの利用上限や利用下限はないため、最低100円分から金額指定で投資信託の買付を行えます。

また、SBI証券では、投資信託を保有することでTポイントが貯まる「投信マイレージサービス」を提供しています。対象となる投資信託の月間平均保有額に応じて、年率換算した付与率相当のポイントを受け取れます。付与率は、通常銘柄と指定銘柄で異なり、以下の通りです。

月間平均保有金額 1,000万円未満 1,000万円以上
通常銘柄 0.1% 0.2%
指定銘柄 ファンド毎に指定された付与率

指定銘柄のポイント付与率は、ファンドごとに指定されていますが、月間平均保有額にかかわらず、おおむね年率0.02%〜0.05%内に収まります。例えば、通常銘柄として「三井住友TAM-世界経済インデックスファンド」(付与率0.1%)を300万円分、指定銘柄として「三菱UFJ国際-eMAXIS 日経225インデックス」(付与率0.05%)を500万円分保有している場合、ポイント算出方法は、(300万円×0.1%÷365日×31日)+(500万円×0.05%÷365日×31日)=466ポイント(月間)となります。

この月間466ポイントは翌月15日の夜間に付与されますが、投資信託の買付代金に再度利用できるため、Tポイントによる複利効果を享受することが可能です。

2-3 投信積立の買い付けタイミングが豊富

SBI証券では、投信積立において、投資信託を買い付けるタイミングを豊富に用意しています。従来では、毎月1回好きな日付を指定して投信を買い付けますが、SBI証券では毎月積立を含めた全5種類の買い付けタイミング(毎日・毎週・毎月・隔月・複数日)が選べます。

中でも時間分散が効く毎日積立コースがよく選ばれており、土日祝日を除いた毎営業日ごとに、投信を積み立てるサービスとなっています。

3 SBI証券で投資信託を取引するデメリット

SBI証券で投資信託を取引する際に注意したいポイントは次の通りです。

3-1 インターネットコースは店舗相談できない

SBI証券のインターネットコースでは、基本的に実店舗の窓口で相談することができません。インターネットコースで投資信託を取引するためには、自力で調べて判断する力が必須となるので、対面で相談しながら投資信託の取引を行いたい場合、手数料が高くなる店舗での口座(IFAコース:プランA等)を選択する必要があります。

3-2 クレカ積立の還元率が低い

SBI証券では、2021年6月30日より、クレジットカード決済による投信積立サービスが開始されます。サービス利用から半年間は、ポイントの還元率が1.5%となりますが、半年後からは0.5%に下がります。

一方、楽天証券でも同様のサービスが展開されているのものの、ポイント還元率は期間にかかわらず1%です。投信積立は、基本的に長期で行うものであるため、還元率が他社と比べて低いと、長期的に貯まるポイントに大きな差が生まれます。SBI証券で投資信託のクレカ積立を行う際には、ポイント還元率に注意することも大切です。

4 SBI証券の投資信託の評判

SBI証券の投資信託に関しては、以下のように様々な意見や感想が寄せられています。

  • ランキング形式になっているから選びやすい
  • 投資信託でTポイントが貯まる
  • 毎日積立が選べる
  • 取扱商品が多すぎる
  • インターネットコースでは店舗相談できない

SBI証券の投資信託では、保有することでTポイントが貯まる「投信マイレージサービス」が高く評価されています。対象投資信託の月間平均保有額に応じて、年率0.02〜0.2%のTポイントが貯まるため、SBI証券で投資信託を始めるきっかけとなったという口コミも多く見られます。

また、投資信託の自動積立サービスも好評です。SBI証券では、他のネット証券と異なり、投信積立の買い付けタイミングで「毎日積立」を選ぶことができます。毎日積み立てることで、時間分散効果を期待できるサービスとしてリスクヘッジになる点が広く受け入れられています。

一方、投資信託の取扱商品数が多すぎるため、どの商品を選べばいいのかわからないという意見もあります。また、SBI証券には直接店舗で相談できるコース(IFAコース等)もありますが、ネット取引のみのインターネットコースと比べて、手数料が高めです。

なお、新規で取引を検討する場合、店舗で相談することも可能ですが、選べる取引コースが「店舗での取引コース」に限定されます。

5 SBI証券で投資信託を始める方法

SBI証券で投資信託を始める手順は以下の通りです。

5-1 口座開設を申し込む

最初にメールアドレスを登録します。登録後、氏名や住所の情報を入力し、各利用規約を確認します。確認後、口座開設の方法として「インターネット」か「郵送」のどちらか一方を選択すると、口座開設の申込が完了し、ユーザーネームとログインパスワードが発行されます。

5-2 本人確認書類の提出

口座開設の申込完了後に発行されたユーザーネームとログインパスワードを使って、ログインします。ログイン後、送付方法を選択して本人確認書類を提出します。スマートフォンから撮影して提出する場合、マイナンバーカードもしくは「通知カード+運転免許証」を撮影し、提出します。その他の場合、マイナンバーカードか通知カードのどちらか一方と本人確認書類一点を書類に同封して提出します。

5-3 初期設定

本人確認書類の提出が終わったら、初期設定を行います。口座開設者本人の職業や勤め先、振込先金融機関などの個人情報を入力します。なお、インターネットでの口座開設を選択する場合、これらの入力した情報をもとに口座開設の審査が行われるため、正確な情報を入力する必要があります。

5-4 口座開設完了通知の受け取り

初期設定が完了した後は、口座開設完了の通知を待ちます。完了通知は、あらかじめ選択された方法で送られます。「メールで受け取る」を選択した場合、口座申込時に登録したメールアドレス宛に取引パスワードを設定するためのURLが送られてきます。URLにアクセス後、取引パスワードを設定することで、取引を開始することが可能です。

一方、「郵送で受け取る」を選択した場合、正式なユーザーネームとログインパスワード、取引パスワードが記載された郵便物が送られてきます。ログイン後、初期設定を完了することで取引を開始することが可能です。

5-5 投資信託の買い付け

取引が開始できる状態になったら、入出金・振替から即時入金を選択し、振込指示を行います。証券口座への入金が完了した後、投信のメニューから投資信託の銘柄を検索し、実際に買い付ける投資信託を選択します。

買付方法では、「金額買付」「口数買付」「積立買付」のいずれかを選択し、目論見書に目を通します。確認が終わったら同意して購入金額や購入口数を入力し、最後に取引パスワードを入力します。取引パスワードの入力が終わったら、注文確認画面へ移り、注文発注を完了させます。

まとめ

SBI証券の投資信託は、取扱本数が業界最多水準なので投資目的に合ったファンドを選びやすいのが特徴です。また、毎日積立やTポイントを活用することで、効率よく運用することができるので、長期の資産形成を検討している方にも向いています。

投資信託を活用した資産運用を予定している方は、各証券会社の特徴やメリット・デメリットをよく確認した上で、評判や口コミ等も参考にしながら検討するようにしましょう。

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