乳がん しこり。 “乳がんのしこり”を再現したサンプル開発 実際に触ってみてわかったこと

乳がんの「しこり」ってどんな感触?正しいセルフチェックの方法とタイミング

乳がん しこり

乳がんのしこりとは、奥の方にあるのですか? それとも表面を撫でたり、軽く揉むくらいで分かるものですか? 28歳の女です。 最近乳がんのセルフチェックを心がけていたのですが、右胸の乳輪の下あたりにこりこりとするものを発見しました。 毎回同じところにあるわけではないのですが、探せば見つかるという感じです。 人差し指でぐぐっと奥の方を探せばあります。 左胸にもあるような気もしますが、右胸よりは小さいと思います。 乳腺というのがどのようなものなのかわからないので、もしかしたらその部分にこりこりとしたものが含まれているだけなのか、乳がんのしこりなのか気になっています。 乳腺とはお乳の真ん中にある硬い部分のことですか?その周りにはしこりはあるものなのでしょうか? 近々診察してもらう予定ですが、それまで不安なので質問してみました。 よろしくお願いします。 乳房の奥の方に乳癌ができれば軽く撫でたような触れ方ではわかりませんし、表面近くにあれば触らなくてもエクボのような凹みになっていて気づくこともあります。 近く受診予定ならそれでハッキリしますが、記述の内容からはおそらく乳癌の可能性はほとんどありません。 たぶん、乳腺をしこりだと思い込んでいるか、線維腺腫などの良性疾患があるかでしょう。 乳腺は母乳を作って運ぶための器官で、お椀を伏せたような形で広がっていて、その周りに脂肪がついて乳房を形作っています。 乳腺は人によっては軟骨くらいの硬さがあり、若いうちは張りもあり密度も濃く、すべての乳管が集まっている乳頭付近は特に硬く感じます。 乳癌のしこりというのは、コリコリというような感触ではなく、小石粒のような梅干しの種のような「明らかに異質な感じ」のするもので、場所も動きません。 乳癌のセルフチェックは正しい方法で行っていますか? 強く押したり揉んだりつまんだりせず、伸ばして揃えた4本の指で軟らかく押しながら少しずつ滑らすように探ってみてください。 お風呂に入った時に石鹸をつけて滑らすようにするとわかりやすいです。 毎月、生理の終わった5日〜1週間くらいが一番チェックに適しています。 乳腺科を受診されるのなら、セルフチェックの方法も教えてもらってくるといいですよ。

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“乳がんのしこり”を再現したサンプル開発 実際に触ってみてわかったこと

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乳がんのしこりの特徴は?位置や大きさ、硬さや痛みは?女性の皆さんは、「乳がん」のしこりの特徴をご存知でしょうか?できやすい位置や大きさ、硬さ、痛みに至るまで、経験された人でないとなかなか知る機会も少ないのではないでしょうか。 今や女性のがんの中で最も多く、死亡者数も5位に付けている怖い病気です。 乳房にできるしこりは80%以上が良性とされていますが、乳がんの場合の特徴を理解しておくことは非常に大切なことです。 マンモグラフィによる検査も欠かせませんが、常にセルフチェックすることは早期発見をする上でも非常に重要な役割を果たすものです。 元々この病気の根底には、女性ホルモンであるエステロゲン(卵胞ホルモン)が強く影響していますが、妊娠や授乳期間中はその分泌が低下するため、逆に結婚や出産を経験しない女性が増えている今、増加の一途をたどっています。 さらに食の欧米化によって動物性脂肪を摂る機会が増え、1980年代から罹患率はずっと上昇し続けています。 ですから、乳房にできるしこりの位置や大きさ、硬さなどの特徴を理解しておくことは、女性ならば命を守るための必須事項ともいえます。 乳がんのしこりの主な特徴は? 多くの女性がご存知のように、この病気の主な特徴は乳房にできるしこりです。 ただし、「乳腺繊維腺腫」「乳腺症」「葉状腫瘍」といった良性のもので、よく似た腫瘍を作る病気もあります。 また、「乳腺炎」といって、乳頭から細菌が入り込んで乳房が腫れるものも存在しますので、あくまでも最終的判断は医師による鑑別が必要です。 自己判断はしないで頂きたいと思います。 乳がんのしこりの感触については、乳房に触れてみると多少弾力性があり、「消しゴムのような硬さ」と表現されます。 通常は多少動くことが予想されますが、胸筋や肋骨との癒着がある場合は固定されたように感じます。 痛みを感じることも稀にあるとの報告がありますが、月経前の胸の張りや痛み、もしくは、生理不順によるものとの区別は月経周期などを参考に判断します。 また、片方の乳頭から血液が混ざったような分泌液が出ていれば、腫瘍による出血が考えられます。 しこりを一切感じなくても「超早期がん」という場合もあることを認識しておきましょう。 乳がんができやすい位置は? 片方の乳房を「乳輪部」「内側上部」「内側下部」「外側上部」「外側下部」と5分割して見て行くと、最も多く発生するのが「外側上部」で、約50%程もあります。 つまり脇に近い部分に一番しこりができやすいといえます。 次に多いのが「内側上部」で約30%、「外側下部」が約16%、「内側下部」が約9%とされています。 乳輪部も9%程ですので、意外と乳がんは乳頭部には少ないといえます。 ただし、乳頭にただれができている場合は油断は禁物です。 また、乳房にえくぼ状の凹みがあったり、ひきつった感じがあったり、赤く腫れている場合は乳がんの可能性が否定できないため、専門医に相談すべきです。 また、乳房の組織には「石灰化」という病変も起こります。 何らかの原因でカルシウムが小さな塊を作るもので、それが乳腺に沈着する場合があります。 ミルクのような液体の溜まりであることも多いですが、これらは良性のものです。 しかし、乳管(母乳が通る道)にできたがんの中心が古くなって石灰化する場合もありますので、詳しい検査が必要になります。 乳がんのしこりの大きさは? ステージ(病期)でいえば、0期の場合しこりは非常に小さく、自分で感じることはありません。 この場合、がんが乳腺にとどまっている「非浸潤がん」で、いわゆる「早期」と呼ばれる段階です。 ただし、乳がんの場合、「サブタイプ」や「悪性度」と呼ばれる性質の違いやその種類も非常に豊富です。 年齢やライフスタイル、個人の希望によっても治療方針が変わってくるといわれていますので、発症したとしても必ずしも絶望的にならないよう、主治医にしっかり説明を求めたり、時にはセカンドオピニオンなども必要となってくるでしょう。 以上、簡単に特徴をまとめましたが、あくまでも自己判断で決めつけないようご注意下さい。 症状一覧(上の検索窓もご利用下さい)•

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胸のしこり、乳がんの可能性は?

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乳がんで現れやすい自覚症状を挙げます。 乳房のしこり• 脇の下のしこり• 乳房の皮膚の変色• 乳房の皮膚のただれ• 乳房の皮膚の凹みや突出• 乳頭からの分泌物 しこりをきっかけに乳がんが発見されることは少なくありません。 ただし、乳房のしこりは乳がん以外の原因でも現れることがあります。 乳房にしこりが現れる病気として次のものがあります。 乳腺症• (にゅうせんせんいせんしゅ)• (ようじょうしゅよう)• これらの病気のほとんどは 良性の病気です。 つまり、 がんではありません。 それぞれについて解説します。 乳腺症 乳腺症は、30-40歳代の女性を中心に発生する乳腺の変化です。 乳腺症の主な症状を挙げます。 硬く触れる(硬結)• 痛み(乳房痛)• 乳頭から分泌物が出る これらの症状は乳がんで自覚する症状と似ています。 乳腺症は硬いしこりを触れ、痛みを伴います。 押した時に痛む人と何もしなくても痛い人がいます。 乳腺症のしこりは、生理(月経)に連動して大きくなったり小さくなったりします。 月経前に大きくなり、月経後に小さくなります。 乳頭から分泌物が出ることもあります。 分泌物の性状(性質・状態)は人によってさまざまです。 さらさらしたもの、乳汁に似たもの、血が交じるものなどがあります。 乳腺症は命に関わるものではありません。 気をつけなければならないのは、乳がんと紛らわしい場合です。 乳腺症か乳がんかによって治療方針が大きく違うため、医療機関ではっきり診断をつけることが大切です。 月経周期で大きさの変化がない、乳頭の分泌物に血が交じるといった特徴は乳がんを疑わせます。 しかし、特徴がはっきり表れない乳がんもあります。 症状だけで乳腺症と乳がんを確実に見分けることはできません。 乳腺症だろうと思っても自己判断で安心せず、医療機関を受診して診断をはっきりさせておいてください。 乳腺線維腺腫(にゅうせんせんいせんしゅ) は乳房の 良性腫瘍(りょうせいしゅよう)の一つです。 良性腫瘍はがんではありません。 乳腺線維腫のしこりの触感はころころとしています。 押すと元あった場所から少し移動します。 このような状態を可動性があるとも言います。 乳がんとはしこりの特徴が異なりますが、触った特徴だけで正確に区別はできないので、検査が必要です。 検査は マンモグラフィや 超音波検査、場合によっては針 生検を行います。 に治療は必要ありません。 また、が乳がんになることはないと考えられています。 しこりに気付いたら、の特徴に当てはまると思っても、医療機関で診察を受けてください。 葉状腫瘍(ようじょうしゅよう) (ようじょうしゅよう)は乳房に発生するまれな 腫瘍です。 は(にゅうせんせんいせんしゅ)と形などの特徴が似ています。 がと異なるのは急速に大きくなるという点です。 この点はと異なります。 は、ほとんどが良性腫瘍ですが、まれに悪性の経過をたどるものがあります。 つまり 転移などをすることがあります。 の治療は手術です。 腫瘍の周りをできるだけ広く切除します。 もし悪性だった場合、腫瘍の細胞が周りの組織に入り込んでいる(浸潤している)可能性があります。 手術で腫瘍を切り取っても、周りに浸潤した細胞が残っていれば、そこから再発する恐れがあります。 このため、 悪性腫瘍が疑われるものの手術は腫瘍の周りに余白(マージン)をとって切除されます。 乳房のしこりの多くは乳腺症やで、乳がんやである場合は多くはありません。 しかし、乳がんやであった場合には治療が必要になるので、診察や検査でしっかりと調べられる必要があります。 乳がんやであった場合は早く発見すればするほど手術で切除する乳房は少なくて済むので、しこりに気付いたらすみやかに医療機関を受診することが大切です。 乳腺炎 は乳腺に 細菌が感染して起こる乳房の 炎症です。 主な症状を挙げます。 赤く腫れる( 発赤)• 乳頭から分泌物が出る( 膿( うみ)が出ることもある)• 乳房のしこりを感じる の多くは、授乳が原因です。 授乳中に乳頭に傷がついたりして細菌が入るとになります。 とはいえ、がひどく悪化することはまれですので、を恐れて授乳をためらう必要はありません。 は、次第に良くなるので様子をみることが多いですが、症状が重い場合には、膿が溜まっている場所を切開して膿を外に出すなどの治療法もあります。 乳房にしこりと赤みや痛みがあってらしいと思っても、乳がんと紛らわしい場合もありますので、まずは医療機関を受診して調べてもらってください。 触ると痛いしこりは乳がん? 痛みのあるしこりに気付くと乳がんが心配になるかもしれません。 乳がんは自覚症状で発見されることが多いがんです。 乳がんの症状として痛みが出る場合も確かにあります。 炎症性乳がんと呼ばれるものは痛みが現れることが多いです。 一方で、良性の病気でも触ると痛みのあるしこりを自覚することがあります。 良性の病気で痛みのあるしこりを自覚するのは次の病気です。 乳腺症• 症状だけで病気を見分けることは難しいので、痛みのあるしこりを見つけたら、医療機関で診察を受けてください。 乳腺症とについては当ページの「」でも説明しています。 次に炎症性乳がんの特徴などを紹介します。 炎症性乳がんとは? 炎症性乳がんはまれなタイプの乳がんです。 典型的な炎症性乳がんの特徴とされる点を挙げます。 腫瘤(しゅりゅう、しこり)がない• 皮膚のびまん性発赤(広い範囲で赤くなる)• 浮腫(ふしゅ、 むくみ)• 硬結(こうけつ、表面が硬くなる) 炎症性乳がんには診断基準が定められています。 専門的な内容になりますが、以下になります。 急速に 発症した乳房皮膚の 紅斑・浮腫があり、橙皮状皮膚や熱感を伴うことがあるが、触知可能な腫瘤を伴うかどうかは問わない• 病悩期間は6ヵ月以内• 浸潤性乳管がんの病理診断 炎症性乳がんが進行すると痛みなどの症状が伴います。 炎症性乳がんは、進行が早く局所の炎症を伴うために痛みを生じると考えられます。 炎症性乳がんはまれな病気です。 乳房の痛む原因はほかにもあります。 たとえば乳腺症やでも痛くはなります。 しかし、乳房の痛みが長引き、皮膚にも症状を感じたりする場合は、医療機関を受診してください。 参照: 痛みがない乳がんはある? 乳がんには必ずしも痛みがあるとは限らず、痛みのない乳がんは痛みのある乳がんより多いという意見もあります。 乳がんはしこりから発見されることが多いです。 また近年はマンモグラフィの普及により乳がん検診によって無症状で乳がんが発見される人も増えてきました。 痛みは乳がんを発見する決め手にはならないので、「しこりがあるけれど痛みがないので乳がんではない」と考えるべきではありません。 乳がんの痛みに特徴はある? 乳房に痛みがある時は、乳がんよりも乳腺症やが疑われます。 どの場合も医療機関で診察を受けるべき病気です。 乳がんはしこりの自覚から発見されることが多く、痛みを伴うことは多くありません。 ただし、乳がんが進行して周りの組織に入り込み(浸潤し)、皮膚や神経を侵すことによって痛みが生じることはあります。 乳房以外の痛みがある場合、第一に考えるべき原因は乳がんではありません。 乳がんが乳房以外の痛みから発見される人はわずかです。 乳がんが転移すると、転移した場所が痛むことも考えられます。 乳がんは骨に転移しやすいことが知られています。 背骨にがんが転移すると腰痛が現れることがあります。 しかし腰痛をきっかけに乳がんが発見される人は少数です。 腰痛が出たときは乳がんよりもまずほかの原因を考えるべきです。 どこの痛みでも何らかの原因があって症状が出現します。 がん以外にも気を付けるべき病気はあります。 痛みが長引く場合には医療機関で調べて原因をはっきりさせておくことが大事です。 乳がんの痛みはチクチク?ズキズキ? 乳がんがしこりなどの自覚症状で発見されることはよくありますが、痛みで発見されることは比較的少ないです。 乳がん以外で乳房の痛みが出る病気は(にゅうせんえん)、乳腺症(にゅうせんしょう)などがあります。 乳がんとその他の病気では同じような痛みが出ます。 チクチク、ズキズキといった痛みの感じ(性状)で乳がんかどうかを判断することは難しいでしょう。 痛みの特徴としては、痛みが持続する期間に注目するのは価値があります。 月経(生理)の時期と痛みに関連性がありそうならば、乳腺症の可能性が高いと考えられます。 典型的な乳腺症では月経の前から月経中に乳房の張りなどとともに痛みが出ます。 は乳腺にばい菌(細菌)が入り込んで感染することで起きる乳腺の炎症です。 乳頭から膿(うみ)が出る時や、乳房に熱感がある(乳房がなんとなく熱い、温かい)時はの可能性が高いと推測されます。 乳房の痛みから乳がんが発見されることは多くはありませんが、絶対にないとは言えません。 乳腺症と乳がんが同時にある場合や、炎症性乳がんという特殊なタイプの乳がんで、痛みが目立つこともあります。 症状だけで診断するのは困難ですので、乳房の痛みが気になるときには、速やかに医療機関を受診してください。 生理中の乳房の痛みは乳がん? 生理中は、乳房の中にある乳腺が増殖します。 何も病気がなくても、乳腺が増殖することで乳房が張って痛みを感じることもあります。 月経とともに痛みを生じるのは自然なことです。 生理周期で乳房が痛くなったりするのは乳腺症の可能性が高いと考えられます。 また乳がんの症状はしこりがもっとも多く、痛みは多い症状とは言えません。 生理中に乳房の痛みがあっても乳がんを第一に考える必要はありません。 生理が終了しても長引く痛みの原因が、絶対に乳がんではないとは言い切れませんが、確率は低いと考えられます。 乳腺症などの治療をしたほうがよい場合もあるので、乳腺外科などを受診して原因を確かめてください。 授乳中の乳房の痛みは乳がん? 授乳中の乳房の痛みはを原因とすることが多いと考えられます。 授乳中に乳房の痛みを感じる人は珍しくありません。 授乳中は、乳頭に傷がついたり乳児の口から乳頭に細菌が感染したりすることで、になることがあります。 また初産の場合は、乳汁を運ぶ乳管が詰まって炎症を起こすこともあります。 では感染によりしこりなどの症状が現れる場合もあります。 授乳中に痛みとしこりを感じても乳がんではない可能性はかなり高いと言えます。 乳がんはしこりなどの自覚症状で発見されることが多いです。 乳房の痛みも乳がんの症状の一つですが、しこりに比べると痛みは比較的出にくい症状です。 しかしながら授乳中に乳がんが見つかることもないわけではありません。 授乳中に乳房の痛みが続くときは、まず医療機関を受診することで、だったとしても治療できる可能性があります。 脇の下の痛みは乳がん? 乳がんが原因で脇の下が痛むことは多くはありません。 乳房に原因がある場合はなどが考えられます。 乳房以外の病気では(たいじょうほうしん)などで脇のあたりが痛むこともあります。 脇の下には リンパ節(腋窩リンパ節)が集まっています。 リンパ節は感染やがんの転移により痛む場合があります。 がひどくなると、腋窩リンパ節も腫れてきて痛みを生じることがあります。 乳がんが脇の下にしこりを作ることはあります。 乳がんは乳房の中でも脇に近い場所(上方外側)に多く発生します。 乳がんで痛みが出ることもありますが、自覚症状として最も多いのはしこりです。 乳がんは進行すると腋窩リンパ節に転移することがあります。 しかし、転移したリンパ節が痛みを伴うことは多くはありません。 脇の下の痛みが長引く場合には、乳がんの疑いが強いとは言えませんが、医療機関を受診して原因を調べることが治療につながります。 背中の痛みは乳がん? 背中が痛む病気はたくさんあります。 背中が痛いときに一番に心配するのは乳がんではありません。 乳がんで背中が痛むことはありえます。 乳がんは骨に転移することがあります。 乳がんが背骨( 脊椎;せきつい)に転移した場合、背中が痛むことがあります。 しかし、乳がんが見つかった時点ですでに転移がある人は乳がん患者さんの中でも1割未満と少数です。 つまり、乳がんの診断を受けたことがない人は、いきなり乳がんの転移を心配する必要は強くありません。 乳がんは半数以上が自覚症状で発見されます。 自覚症状はしこりが最も多く、ほかに乳房の痛み、乳頭の分泌液に血が混ざるなどがあります。 背中の痛みが長引くときには整形外科などで原因を調べておくことが治療に結び付きます。 乳がんの治療中に現れる痛みは大きく2種類に分けられます。 手術後に手術部位を中心に出る痛み• 乳がんの転移や浸潤によって出る痛み 乳がんの手術のあとに現れる痛みを乳房切除後症候群(にゅうぼうせつじょごしょうこうぐん)といいます。 乳房切除後症候群については後述します。 乳がんが他の臓器に転移して痛みを現すことがあります。 特に骨への転移は多くの場合で痛みがあります。 痛みのある骨転移に対しては 放射線治療と鎮痛剤を用いることである程度痛みを抑えることができます。 鎮痛剤にはいくつか種類があります。 非オピオイド• アセトアミノフェン• NASIDs(非 ステロイド性消炎鎮痛剤)• オピオイド• 弱オピオイド(コデイン、トラマドール、ペンタゾシン)• 痛みをしっかりと抑えられるように薬を調整します。 放射線治療と鎮痛剤の組み合わせによって痛みはコントロールされることが多いです。 乳がんの術後の痛みはなぜ起こる? 乳房を切除した後に、切除した乳房の側の胸、脇、上腕にかけて「ヒリヒリ」や「チクチク」と表現されるような痛みが続く人がいます。 このような状態を乳房切除後症候群(にゅうぼうせつじょごしょうこうぐん)といいます。 乳房部分切除術という乳房を温存した手術の後にも痛みが出ることがあります。 乳房切除後症候群は痛み以外に違和感などをともなうことがあります。 症状はひとりひとりで違います。 乳房切除後症候群の原因として、肋間上腕神経(ろっかんじょうわんしんけい)が手術の影響で障害されることが考えられます。 しかし、はっきりとした原因は不明です。 乳房切除後症候群に対して以下の治療法があります。 抗うつ薬• 抗けいれん薬• 局所麻酔• オピオイド(医療用麻薬)• 神経ブロック これらは神経が傷付いたときの痛みに対して一般的に行われる治療です。 乳房切除後症候群の原因は不明なところもあるので、治療法は主治医の判断によっても変わります。 治療を続ける上では効果を確かめることが大切です。 また副作用が出ていないかも気に留める必要があります。 痛みは自分にしかわからない感覚です。 副作用も自覚症状から見つかる場合があります。 治療の効果が感じられるか、悪い影響を感じないかを主治医に伝えることは、治療を調整していくためにとても大事なことです。 痛みを主治医に伝えるときには、医師が注目するポイントに沿って説明すると伝わりやすいかもしれません。 痛む場所(移動したり広がったりするか?)• 痛みの性状(ひりひり、じんじん、重い感じ、鋭い感じなど)• 痛みの持続時間は?(短時間なのか、長時間なのか?)• 痛みが和らぐのはどんなときか?(体勢、時間、温める、冷やすなど)• 痛みを数値化(10段階などで表現すると治療の前後で効果がわかりやすい) ほかにもポイントはありますが、まずは上を参考にしてください。

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