グッド ナイト マミー 解説。 グッドナイト・マミーの上映スケジュール・映画情報|映画の時間

グッドナイト・マミー : 作品情報

グッド ナイト マミー 解説

グッドナイト・マミー あらすじ 森に囲まれた田舎の一軒家で母親の帰りを待つ9歳の双子の兄弟。 ところが、帰ってきた母親は顔の整形手術によって頭部が包帯でぐるぐる巻きな姿となり、さらに性格まで別人のように冷たかった。 兄弟は本当に自分たちの母親なのか疑いを抱き始め、次第にエスカレートしていく。 ネタバレなし感想 イタズラではすまされない イマドキの日本の若者のあいだではハロウィンの仮装はすっかり市民権を得ているようで、街中でパーティ感覚で仮装している人をこの時期はよく見かけます。 混乱を防ぐために警察も大量に出動しているみたいで大変ですが。 そういえばイギリスでは「殺人ピエロ」の出没が話題になっていたりもしました。 英国で、不気味な格好をして通行人らを怖がらせる「殺人ピエロ(Killer Clown)」の出没が増えている。 殺人ピエロ(恐怖のピエロ)の流行は米国で始まったもので、英国でも各地で警察に通報が寄せられている。 気味の悪いピエロ姿で飛び出して人々を怖がらせる愉快犯に加え、中には刃物をちらつかせた者もいたという。 この問題をめぐりロンドン警視庁は11日、通報があった複数の事案について捜査を行うと明らかにした。 うち3件については、刑事犯罪に当たると判断しているという。 タイトルの「マミー」は「mommy(お母さん)」と「mummy(ミイラ」の言葉遊び。 その名のとおり、ある日、頭が包帯でぐるぐる巻きな姿で帰ってきた母親と、その双子の子どもたちのお話しです。 これだけ聞くと、「いや、怪我とかならよくあるシチュエーションじゃないの」という感じですが、母親の様子がどうもおかしい…子どもは違和感を感じ始めて、ついに惨劇が起きてしまう。 ネタバレは記事の後半で書くとして、ネタバレなしでいえることは、本作は意外な展開をみせます。 私は「子育て」の歪みみたいなのを描いた映画だなと思いました。 ホラーとしても、スプラッタな演出やワッと驚かす演出は控えめ。 それよりも、 嫌~な感じがずっと続く映画で、そここそが見どころです。 あと、虫が苦手な人は観てられないです。 本作ではなぜかは知らないけれど、 子どもがゴキブリをしかも大量に飼育しているのです。 ゴキブリの分類学に詳しくないのであれですが、ヨロイモグラゴキブリのようなペットでたまに飼われるやつです。 本作はオーストリア製作の映画であり、オーストリアの首都ウィーンにあるシェーンブルン動物園でもゴキブリの展示があるみたいなので、もしかしたらオーストリアではゴキブリをペットにするのは変ではないのか? いやでも、あれは変だろう…。 それもまた、嫌~な感じの一例でもあります。 「Trick or Treat! (お菓子をくれなきゃイタズラするぞ!)」 なんて軽いノリじゃすまないですよ。 でも、そのトリックは本作の魅力のメインではないと私は思ってます。 そもそも、母親ではなく双子のほうが恐怖を与える側になる展開は、ホラーに造詣が深い人なら一発で見抜くこともあり得なくない話です。 双子といえば、『シャイニング』(1980年)に代表されるように、心霊の象徴みたいなものですから。 双子云々よりも深く見てほしいのは、親と子の関係性です。 最終的に最悪な目に遭うあの母親。 よく見るとあまり子育てに関心なさそうでした。 子どもも一人で(二人だと思っているけど)遊んでばかり。 母親は自分の顔の傷ばかり気にしています。 一方、子どもはといえば、母親の見た目や性格の変化がきっかけのようにみえますが、母親のわが子への冷たさへの不満こそが裏の引き金でしょう。 そして、子どもの純粋な残酷性を向ける。 それを象徴的に示すのが「 虫」です。 私は本当に幼い頃、よくアリとかの「虫」をイジメたり殺したりしたものです(もちろん、他の動物にはそんなことしてないですよ)。 でも、それって子どもなりの「生き物」と「モノ」の違いを理解するためのステップだと思うのです。 子どもにとって一番身近な命が「虫」。 それになぜか「虫」は命として軽んじられる傾向にあるのも特徴です。 大人でさえも家や庭に侵入したいわゆる害虫は平然と殺します。 それも殺虫剤とかで。 よく考えてみてください。 殺虫剤って毒ガスみたいなものですよ。 ホロコーストです。 話を戻しますが、子どもにとって「虫」は「生き物」と「モノ」の中間のような存在なわけです。 そして、本作の子どもは母親が「母親」じゃないと認識するや否や、「虫」のように扱ってきます。 それこそ子どもの残酷性を全開にして。 ゴキブリもそういう意味だと感じました。 「 おまえは母親じゃない、ゴキブリだ」です。 ゴキブリが母親の口に入るシーンはまさにそれでした。 他にもよく映画を観てると、部屋の壁紙にはアリが描かれてたりと、「虫」の存在が印象的な作品です。

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グッド ナイト マミー 解説

グッドナイト・マミー あらすじ 森に囲まれた田舎の一軒家で母親の帰りを待つ9歳の双子の兄弟。 ところが、帰ってきた母親は顔の整形手術によって頭部が包帯でぐるぐる巻きな姿となり、さらに性格まで別人のように冷たかった。 兄弟は本当に自分たちの母親なのか疑いを抱き始め、次第にエスカレートしていく。 ネタバレなし感想 イタズラではすまされない イマドキの日本の若者のあいだではハロウィンの仮装はすっかり市民権を得ているようで、街中でパーティ感覚で仮装している人をこの時期はよく見かけます。 混乱を防ぐために警察も大量に出動しているみたいで大変ですが。 そういえばイギリスでは「殺人ピエロ」の出没が話題になっていたりもしました。 英国で、不気味な格好をして通行人らを怖がらせる「殺人ピエロ(Killer Clown)」の出没が増えている。 殺人ピエロ(恐怖のピエロ)の流行は米国で始まったもので、英国でも各地で警察に通報が寄せられている。 気味の悪いピエロ姿で飛び出して人々を怖がらせる愉快犯に加え、中には刃物をちらつかせた者もいたという。 この問題をめぐりロンドン警視庁は11日、通報があった複数の事案について捜査を行うと明らかにした。 うち3件については、刑事犯罪に当たると判断しているという。 タイトルの「マミー」は「mommy(お母さん)」と「mummy(ミイラ」の言葉遊び。 その名のとおり、ある日、頭が包帯でぐるぐる巻きな姿で帰ってきた母親と、その双子の子どもたちのお話しです。 これだけ聞くと、「いや、怪我とかならよくあるシチュエーションじゃないの」という感じですが、母親の様子がどうもおかしい…子どもは違和感を感じ始めて、ついに惨劇が起きてしまう。 ネタバレは記事の後半で書くとして、ネタバレなしでいえることは、本作は意外な展開をみせます。 私は「子育て」の歪みみたいなのを描いた映画だなと思いました。 ホラーとしても、スプラッタな演出やワッと驚かす演出は控えめ。 それよりも、 嫌~な感じがずっと続く映画で、そここそが見どころです。 あと、虫が苦手な人は観てられないです。 本作ではなぜかは知らないけれど、 子どもがゴキブリをしかも大量に飼育しているのです。 ゴキブリの分類学に詳しくないのであれですが、ヨロイモグラゴキブリのようなペットでたまに飼われるやつです。 本作はオーストリア製作の映画であり、オーストリアの首都ウィーンにあるシェーンブルン動物園でもゴキブリの展示があるみたいなので、もしかしたらオーストリアではゴキブリをペットにするのは変ではないのか? いやでも、あれは変だろう…。 それもまた、嫌~な感じの一例でもあります。 「Trick or Treat! (お菓子をくれなきゃイタズラするぞ!)」 なんて軽いノリじゃすまないですよ。 でも、そのトリックは本作の魅力のメインではないと私は思ってます。 そもそも、母親ではなく双子のほうが恐怖を与える側になる展開は、ホラーに造詣が深い人なら一発で見抜くこともあり得なくない話です。 双子といえば、『シャイニング』(1980年)に代表されるように、心霊の象徴みたいなものですから。 双子云々よりも深く見てほしいのは、親と子の関係性です。 最終的に最悪な目に遭うあの母親。 よく見るとあまり子育てに関心なさそうでした。 子どもも一人で(二人だと思っているけど)遊んでばかり。 母親は自分の顔の傷ばかり気にしています。 一方、子どもはといえば、母親の見た目や性格の変化がきっかけのようにみえますが、母親のわが子への冷たさへの不満こそが裏の引き金でしょう。 そして、子どもの純粋な残酷性を向ける。 それを象徴的に示すのが「 虫」です。 私は本当に幼い頃、よくアリとかの「虫」をイジメたり殺したりしたものです(もちろん、他の動物にはそんなことしてないですよ)。 でも、それって子どもなりの「生き物」と「モノ」の違いを理解するためのステップだと思うのです。 子どもにとって一番身近な命が「虫」。 それになぜか「虫」は命として軽んじられる傾向にあるのも特徴です。 大人でさえも家や庭に侵入したいわゆる害虫は平然と殺します。 それも殺虫剤とかで。 よく考えてみてください。 殺虫剤って毒ガスみたいなものですよ。 ホロコーストです。 話を戻しますが、子どもにとって「虫」は「生き物」と「モノ」の中間のような存在なわけです。 そして、本作の子どもは母親が「母親」じゃないと認識するや否や、「虫」のように扱ってきます。 それこそ子どもの残酷性を全開にして。 ゴキブリもそういう意味だと感じました。 「 おまえは母親じゃない、ゴキブリだ」です。 ゴキブリが母親の口に入るシーンはまさにそれでした。 他にもよく映画を観てると、部屋の壁紙にはアリが描かれてたりと、「虫」の存在が印象的な作品です。

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グッドナイト・マミー 感想 ネタバレあり&なし

グッド ナイト マミー 解説

解説 美容整形により人格まで豹変した母親の正体を疑う双子の少年が引き起こす惨劇を描いたオーストリア製サイコスリラー。 2014年のシッチェス・カタロニア国際映画祭ほか、世界各地の映画祭で話題となり、米アカデミー外国語映画賞にエントリーするオーストリア代表作品にも選出された。 森と畑に囲まれた田舎の一軒家で母親の帰りを待つ9歳の双子の兄弟。 ところが、帰ってきた母親は顔の整形手術を受けており、頭部が包帯でぐるぐる巻きになっていた。 さらに性格まで別人のように冷たくなってしまい、兄弟は本当に自分たちの母親なのか疑いを抱くように。 そして正体を暴くべく彼女を試しはじめるが、その行為は次第にエスカレートしていく。 「パラダイス」3部作などで知られる鬼才ウルリッヒ・ザイドル監督の妻で同シリーズの脚本にも参加したベロニカ・フランツと、彼女と2度目のタッグとなるセベリン・フィアラが共同監督を務めた。 母親役に「ザ・ファイト 拳に込めたプライド」のスザンネ・ベスト。 ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち 2016」上映作品。 2014年製作/99分/オーストリア 原題:Ich seh, ich seh 配給:AMGエンタテインメント スタッフ・キャスト ネタバレ! クリックして本文を読む エリアスとルーカスは双子。 見分け方はエリアスの髪は左分け、ルーカスは右分けなのだ。 いたずら好きで仲のよい二人はママを偽者だと疑っていた・・・ 序盤、ママがエリアスにしか食事を与えないことがずっと引っかかってしまう。 そして、大きな展開もないままに虫の気持ち悪さしか伝えてこない。 ママが偽者じゃないかという疑念だけでは最後まで引っ張れない。 劇中、ママのセリフ等にかなりヒントが隠されていて、ルーカスは存在していないんだと確信に変わる。 そして終盤、エリアスは「本物のママはどこだ?」と言い続けて残酷な仕打ちをする。 ベッドにママを縛り付けて、口をふさぎ拷問を続けるのだ。 赤十字の人たちが寄付を求めてやってきても、隠し続ける。 最後には火をつけて別荘ごと焼き払う・・・あぁ、残酷。 亡きルーカスの亡霊にとりつかれていたのだろうか、純粋な子供だからこそ怖い。 別荘で母子二人で過ごすのは正しかったのか?「フリをするのが辛い」とママが電話口で話していたから、夫もいるような気がしたけど・・・とにかく、『シックスセンス』のようにどんでん返しを楽しむ作品ではなく、あくまでも兄弟を失ったエリアスが狂気へと変貌する様子を描いたホラー。

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