ゴーン 猫組長。 ゴーン事件は黒い氷山の一角に過ぎない。元経済ヤクザが明かす黒い経済の最前線 (2019年8月30日)

元経済ヤクザも驚愕「ゴーン事件、カネの流れから見えて来るもの」(猫組長(菅原潮))

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現在は投資家や作家として活躍している、かつては暴力団の組長だった「猫組長」こと菅原潮氏(54)が、カルロス・ゴーン容疑者をこう断じる。 「ゴーンは極悪人といっていい。 半端ないですよ。 こんな経営者は見たことがない。 マネーロンダリングのプロです。 この事件は平成最大の経済事件、『第2のイトマン事件』といっていいでしょうね」 菅原氏は、最先端の経済ヤクザとして、数百億円単位のカネを動かしてきた。 特に中東のオイルマネーのマネーロンダリングで暗躍し、「日本でのマネロンの第1人者は私」と言ってはばからない。 そんな菅原氏が、ゴーン被告の錬金術を見て驚愕したという。 SBLCは、マネロンによく用いられるもの。 本来、なんのお金かわからないから、日本の銀行は受け取らないことが多い。 ゴーンが受け取ったSBLCは、1年間は保証が効き、転用が可能で、いわば30億円分の担保を入れてもらったようなもの。 だからゴーンは、ジュファリ氏に対し、30億円まではなんらかのカネを送るつもりだったのでしょう」 リーマン・ショックの影響によりゴーン被告は、新生銀行との間でおこなっていた通貨デリバティブ(金融派生商品)の取引で、18億5000万円の評価損を出してしまう。 その権利を日産に付け替えたうえで、ジュファリ氏からSBLCを差し入れてもらった。 だが、結局30億円は担保として取られることはなかった。 「通常、SBLCを発行してもらうと、発行元にリース料として金額の約10パーセントを払う。 ゴーンの場合、リース料は約3億円かかる。 しかも、ゴーンはジュファリ氏に、16億円をいろんな名目で払った。 つまり、日産に対して巨額の損失を与えているのです。 また、大損するかもしれないデリバティブを、その時点で日産に付け替えている。 十分特別背任は成立する事件です」 ジュファリ氏は、サウジの中央銀行であり、かつ銀行を監督するサウジアラビア通貨庁の理事会メンバー。 金融取引を監視する立場にある。 「僕らがSBLCを使ってサウジ経由でカネを動かす際には、審査を受けます。 だいたい動かす額の2パーセントを賄賂として払うと、カネを動かせる。 でもジュファリ氏は監視する立場。 彼に通じれば、審査は素通りで賄賂も要らないというわけです」 菅原氏の現在の資産は、100億円を超える。 だが、海外の銀行に預けてあるそのカネは、引き出すことが難しいという。 「1万ドルを移動させようとしてもすぐにチェックが入る」というのだ。 「以前、カタールからロンドンのヒースロー空港に入ったとき、『パレルモ条約違反』と言われて捕まった。 同条約は、国際的な組織犯罪を取り締まるもの。 僕を調べたのは、米国のFBIやCIA。 結局このときは『関与は薄い』と言われて釈放されましたが……米国は怖い。 何をするかわからない」 ゴーン被告は逮捕直後、日本で弁護活動がおこなえないにもかかわらず、米国の著名な法律事務所と契約。 弁護活動の内容は不明なままだ。 菅原氏は、その点に注目する。 「米国はテロ資金の流れを追うため、マネーロンダリングに対してピリピリしているんです。 だから、中東のドル建て債券や証券などを常に監視しているわけです。 当然僕らも監視されています。 日産はADR(米預託証券)をニューヨークで上場させており、今回の事件でSEC(証券取引委員会)やFRB(連邦準備制度理事会)が調査に乗り出すことを懸念して、弁護士を雇ったはず。 まさにマネロン対策ですよ。 むしろ、米当局のほうが日産より先に、異常な取引を摑んでいたのかもしれません。 米国が動けば、日産はひとたまりもないわけで、やむなく日本国内で告発せざるを得なかったのでしょう」 菅原氏は、ゴーン被告と取引していた新生銀行の対応にも疑問を持ったという。 「日本でSBLCを扱える銀行は、外国証券部がしっかりしている大手2行ぐらい。 銀行の人が僕にレクチャーを求めてくるくらいですから(笑)。 だから新生銀行側も、おかしいと思わなかったはずはないわけ。 責任は重いといえます」 1月18日、ゴーン被告がオマーンの日産販売代理店のオーナーから私的に33億円を借り、その後日産の子会社から 38億円を同代理店に送金させていたことも発覚。 ゴーン被告の「日産私物化」の全貌は、まだ深い闇の中だ。 猫組長/菅原潮 ねこくみしちょう/すがわらうしお 兵庫県神戸市生まれ。 元山口組二次団体組長。 大学中退後に極道の世界に入り、インサイダー取引や国際的な石油取引に関わってきた (週刊FLASH 2019年2月5日号).

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「カルロス・ゴーンはマネロンのプロ」と山口組の元組長

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ゴーン事件は黒い氷山の一角にすぎない! マネーロンダリング、仮想通貨2. 0、人工知能との仁義なき投資戦争……。 元経済ヤクザが明かす、金と暴力が支配する「黒い経済」の地下世界。 そしてフィンテックが切り開く金融市場の最前線。 「マネーの世界に正義はない。 あるのは最強の暴力の所有者による思惑だけだ。 Twitterで「日産のゴーン元CEOのマネーロンダリング」を当初から指摘してきた猫組長による 「金融社会の裏面」解説書です。 自身の経歴を踏まえて「ゴーンの手口」をできるだけ簡潔に説明しているあたりは、さすが元裏金融経験者です。 高度でありながら明快な解説は、図らずしも猫組長の金融リテラシーの高さを示しています。 個人的には1度読んだ限りでは難しすぎて理解できなかったのですが、株の取引の知識を学習して読んだ 2度目の通読で、ようやく本書の内容を理解できました。 書いてある内容は一般の社会人には縁遠い話であり、金融に関する知識が必要となりますが 「金融について勉強しながら読む価値」はある本だと思いました。 良書です。 著者(猫組長)は山口組系経済ヤクザとして石油ビジネスに参入し、600億円を稼ぎました。 しかし、テロ資金が紛れ込んだため米国に口座を凍結された経歴の持ち主です。 金融の表と裏を知り切った猫組長が、ゴーン事件を解説してくれます。 ゴーン事件の真相は、自分の投資失敗を日産に負担させるようとしたものです。 そもそも新生銀行は一度、ゴーン氏の焦げ付きを日産に付け替えさせています。 それを証券取引等監視委員会に個人の失敗を企業に付け替えるのは特別背任の共犯の可能性があるとして指摘され、新生銀行はその負債を日産からゴーン氏に再移転しているのです。

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猫組長(@nekokumicho)

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