キリキザン カウンター。 襷カウンターマニューラの可能性

襷カウンターマニューラの可能性

キリキザン カウンター

オリキャラを出してほしいという依頼があったので、まずは試しに書いてみました 頂いたオリキャラの設定です ところどころいじってあります キャラクター トレーナー:ジン 出身:マサラタウン 手持ちポケモン:ストライク キリキザン ほか 備考:マサラタウンから出たサトシの後輩 ポケモンと触れ合うサトシを見て、羨ましいと感じていて、目指したくなった。 同じくらいの年頃の、人間の友達。 一緒に遊んで、学校で学んでいた。 でも、ポケモンと仲良くなるのは、すごく難しく見えた。 自分より年上の子達も、どこか怖がってるみたいで、その影響か、自分も野生のポケモンが怖かった。 そんな時、彼を見かけた。 自分よりも一つ二つほど上の彼は、人間の友達はほとんどいなかった。 話すのは決まって、オーキド博士の孫とだけ。 でも、彼には友達はたくさんいた。 ポケモンの友達が。 野生だとか、他のトレーナーのだとか関係なく、彼はポケモンたちに囲まれる存在だった。 その時の彼も、ポケモンたちも、楽しそうで、嬉しそうで……それが羨ましかった。 だからかもしれない。 ある時、森で弱ってたストライクを見つけたときに、ほっておけなかったのは。 数年後、彼は旅を始めた。 見送りに行った自分が見たのは、なぜかボロボロの彼と、不機嫌そうなピカチュウ。 トレーナーとして大丈夫だろうかと、本気で心配になった。 でも彼は大丈夫どころか、とても優れたトレーナーだった。 あらゆる地方のジムを巡り、必ずリーグに参加していた。 まだ若いのに、どのリーグでも好成績を出し続けた。 特に自分が興奮したのは、シンオウリーグ。 彼のようになりたいと、本気で願うようになった。 彼が出てから2年後、自分が最初の旅に出るとき、相棒となったストライクとともにまず目指したのはイッシュだった。 彼が今そこにいると聞いたからだ。 そこで出会った弱いから捨てられたコマタナを仲間に加え、強くなるために特訓し続けた。 残念ながらリーグには間に合わなかったため、彼と出会うことはなかった。 ただ、残念だったのはそれだけではなく、イッシュの一部トレーナーたちの姿勢だった。 彼とは全く違う考え方。 それだけならいい。 それでもちゃんと自分のこと、ポケモンのことをちゃんとわかっているなら、それでもいい。 けど、弱いからと勝手にポケモンを捨てる人、マナーをしっかりと守れていない人、失礼にも相手の名前を覚えない人。 憧れの彼とは、あまりにも違いすぎる。 そのことに、自分は大きな怒りを感じずにはいられなかった。 彼もこの中で旅をしたのだろうか。 みんながそうではないのはわかっている。 何人か、仲良くなったトレーナーもいたからだ。 でも、自分には耐えられないこともあった。 人とポケモンがもっと仲良く……彼と同じような関係を築くことはできないのだろうか…… その後、彼も向かったというカロス地方で、自分は運命的な出会いをした。 謎の触手に襲われたとき、一体のポケモンが助けてくれたのだ。 そのポケモンが自分とキリキザンを見て、何かに気づいたようだった。 彼に案内され、出会ったのは秩序を守るというポケモン。 自分とキリキザンが特別なパートナー同士だと聞かされ、しばらく行動をともにすることになった。 旅の途中、全く知らない新しい力を、二人は発現した。 その力の使い方について、教わりながらも、鍛え続けた。 その後、彼らと別れたあと、新しく手にした力、他の誰も持ってない力を極めた自分は、サトシが現れる可能性が高いと聞いて、この大会に参加を決意した。 かつて憧れた彼と、バトルをしたくて…… ーーーーーーーーーーーーーーーー 「それでは両者、ポケモンを!」 「ゲッコウガ、君に決めた!」 サトシがゲッコウガを出すと、観客が盛り上がる。 圧倒的な力を見せつけたアランのリザードンとは違い、冷静でありながら時には大胆な行動に出るゲッコウガは、次に何をするのかがわからないと、注目のポケモンだった。 「キリキザン、いざ、出陣!!」 ジンと呼ばれていたトレーナーが選んでいたのはキリキザン。 まだ声変わりがしていないのか、少年にしてはやや高めの声だ。 現れたキリキザンは、ゲッコウガを見て、気合いを入れるように声を上げる。 と、そのキリキザンを見たゲッコウガ、何かに気づいたようで、目を見開いていた。 「どうした?ゲッコウガ」 「コウッ、コウガ!」 「キッザァ!」 以前会ったことがあるのだろうか、驚きながらも、ゲッコウガは嬉しそうだ。 でもサトシにはそのキリキザンに見覚えがない。 「ゲッコウガ、久し振りだね。 ようやく全力の君と、戦えるよ」 トレーナーの方もゲッコウガに親しげに話しかけている。 もしかしたら、自分がカロス地方を離れた後、何処かで出会っていたのだろうか。 「それにしても、まさか君のトレーナーが、サトシだったなんて……」 「?俺のことを知ってるのか?」 「うん。 でも今は昔話の時じゃない。 全力の君と、バトルしたいと、ずっと思ってた。 だから、行くよ!」 「誰だか知らないけど、受けて立つぜ!走れ、ゲッコウガ!」 「行っけぇ、キリキザン!」 同時に走り出したゲッコウガとキリキザン。 「かげぶんしん!」 「ステルスロックだ!」 走りながら分身を作りだすゲッコウガに対し、キリキザンはステルスロックを飛ばす。 細かな石の粒が、分身たちを消して行く。 「いあいぎりだ!」 分身が消えていく中、本体のゲッコウガがキリキザンに接近し、光の刃を手に斬りかかる。 「かわして、メタルクロー!」 攻撃が当たるほんの一瞬前、キリキザンは僅かに体をそらすことで、その刃をかわしてみせた。 そしてゲッコウガの無防備な体めがけて、極限まで硬度を高めた一撃を繰り出した。 「受け止めろ!」 ガシッと、その攻撃が掴まれる。 空いていたもう片方の腕で、ゲッコウガが攻撃を防いだのだ。 そのまま相手の動きを封じ、もう一度刃を振るう。 「てっぺき!」 体を硬化させ、ゲッコウガの攻撃を受け止めるキリキザン。 それを見て、カウンターを喰らう前に、ゲッコウガはキリキザンを蹴り飛ばし距離をとった。 「やるなぁ」 「ありがとう。 でも、まだまだ君たちの全力はこんなものじゃないよね?つじぎり!」 「いあいぎりだ!」 両手に刃を構え駆け出したキリキザン。 それを迎え撃つゲッコウガも刃を片手で握り、突っ込んでいく。 幾度となくぶつかり合う二体のポケモン。 キリキザンは二刀を操り連続で攻撃するが、ゲッコウガは確実に攻撃を見切っているようだ。 手数がどうしても少なくなってしまうはずなのに、全く攻撃が当たる気配がない。 どちらも素早いポケモンだが、ゲッコウガの方がスピードが優っている。 焦ったのか僅かながら大降りになるキリキザン。 ほんの一瞬生じた隙、それをサトシとゲッコウガは見逃さなかった。 「そこだっ、いあいぎり!」 「コウッガ!」 ふり抜かれた光の刃は、キリキザンの二刀の間を潜り、綺麗に胴体に決まり、大きく弾き飛ばした。 後退し、膝をつくキリキザン。 立ち上がりながらゲッコウガを見る目は、ギラギラしている。 「やっぱり……強い。 流石サトシとそのポケモン」 頭のほとんどを甲冑が覆っているため、表情はほとんど見えないが、ジンの口元には大きな笑みが浮かんでいる。 「みずしゅりけん!」 「てっぺきで防いで!」 飛び上がり両手に持ったみずしゅりけんを投げつけるゲッコウガ。 キリキザンは両手で顔を覆い、てっぺきで体を硬化させる。 二つ連続で命中したものの、少し後ずさる程度でダメージはほとんどなかった。 「よしっ「つばめがえし!」しまっ!」 みずしゅりけんが命中した際に生じた煙を利用し、いつの間にかゲッコウガはキリキザンの懐に潜り込んでいた。 腕に力を集約させた一撃目は、キリキザンの両腕を弾き、胴体がガラ空きになる。 そこへ間髪入れず、エネルギーを集めた両足の連続蹴りが決まった。 ジンのすぐ近くまで蹴り飛ばされたキリキザン。 かなりのダメージを負っているようだが、まだ立ち上がってくる。 「キリキザン、まだ行ける?」 「キッザァ!」 「やっぱり。 今のままじゃ、サトシには勝てないみたいだね……でも、ここからが本当の勝負だ!」 追い詰められてなお諦めない。 その姿勢はどこかサトシに似ているように見えた。 いや、寧ろこの感じは、サトシに憧れ追いかけたあの少年、ショータに近い。 「自分たちの、全てを、憧れた彼にぶつけるんだ!行くよ!」 「キザッ!」 「自分たちは、いつも一つ!」 「キィィザァァッ!」 「!あれは」 「コウガ」 サトシとゲッコウガには見えていた。 ジンとキリキザンの間にエネルギーのパスが流れていくのを。 メガシンカエネルギーと同じ。 だが、どちらもキーストーンもメガストーンも持っていない。 「これは、まさか……」 ーーーーーーーーーーーーーーーー 二人が雄叫びをあげると、変化が起こった。 突如キリキザンの周囲を剣に見えるものが取り囲む。 それは勢いよく回転し、キリキザンの体が見えなくなる。 眩しい光とともに剣が消えると、キリキザンの姿が変わっていた。 体の一部がより鎧のように変化し、頭の部分はまるで戦国武将がつけていた飾りのように、変形している。 突然姿が変わったことに、観客もどよめいている。 「ねぇセレナ、今のって」 「ええ。 まるで、まるでサトシと同じ」 「メガ進化……いや、今のは」 「驚いたな。 あれができるやつが、サトシたちの他にもいるなんて」 「キリキザン、つじぎり!」 「キザッ!」 まるで日本刀を抜くかのような構えを取るキリキザン。 警戒するサトシとゲッコウガ。 次の瞬間、キリキザンはゲッコウガの真後ろにいた。 「!ゲッコウガ、屈め!」 咄嗟にサトシの指示通り、屈み込むゲッコウガ。 と、ゲッコウガの胴体があった場所を、日本刀のような形をした刃が通った。 ほんの僅かに指示が遅れていたら。 ほんの僅かに反応が遅れていたら。 今の一撃は、大きなダメージをゲッコウガに与えていただろう。 「二人の全て……やっぱり……」 ジンの方を見ると、彼もまた刀を振り抜いた後のような格好をしている。 間違いない。 彼らが使っているのは、自分たちも使うあの力だ。 「ゲッコウガ、みずしゅりけん!」 「メタルクロー!」 みずしゅりけんを投げつけるゲッコウガ。 キリキザンは自身の籠手部分から爪を伸ばし、容易くそれを切り裂いた。 そのままゲッコウガ以上の素早さで接近したキリキザンは、驚くゲッコウガに強烈な一撃を叩き込んだ。 宙に打ち上げられ、地面に叩きつけられるゲッコウガ。 「大丈夫か、ゲッコウガ!?」 「ゲッコウ!」 頭を振り、意識をハッキリさせるゲッコウガ。 サトシの方を向き、力強く頷いた。 「畳み掛けるよ!つじぎり!」 刀を構え走るキリキザン。 振り返るところのゲッコウガのすぐ近くまで迫り、刀を横薙ぎに振り抜いた。 「ゲッコウガ、右から横向きだ!いあいぎり!」 否、振り抜こうとした。 サトシの指示の通りに刃を構えたゲッコウガが攻撃を防いだのだった。 まさかこの姿になったキリキザンの攻撃が止められるとは思っていなく、自分もパートナーも動揺しているのがわかるジン。 「やるな。 ゲッコウガ、出し惜しみは無しだ!もっともっと強く!行くぞ!」 鍔迫り合う両者の足元から激しい水流が溢れ出る。 ゲッコウガの周囲を包み込みながら、キリキザンを宙に跳ね飛ばした。 「キリキザン、っ!?サトシ……君も……」 その時、ジンにはようやくわかった。 このゲッコウガが何故あの時、彼らと共に行動していたのか。 彼もそうだったのだ。 最高の主人に出会い、その力を極めたのだ。 それもきっと、自分たちの知らないステージへ。 水流を纏ったまま、ゲッコウガが動く。 先程までとは比べ物にならないスピードで、宙で動けないキリキザンの前に現れた。 「キザッ!?」 「つばめがえし!」 「ゲッ、コウ!」 右腕の一撃が腹に決まる。 その時の勢いに体を任せ、続けざまに左手が裏拳気味に顔に炸裂する。 体に走る痛みに、ジンの顔が歪む。 「っ、キリキザン!てっぺき!」 咄嗟に硬度を高めるキリキザン。 丁度その時に、腹部に踵落としが振り落とされた。 中から地面に向かって叩き落されるキリキザン。 宙にいるゲッコウガは一旦体を丸めたかと思うと、勢いよく開く。 体を覆っていた水が弾け、新たな姿のゲッコウガが現れた。 背中に背負う巨大なみずしゅりけんに、変化した体の模様。 より鋭い眼差しでキリキザンを見下ろしている。 「それが、君の、君たちの全力……」 歓喜に体が震えるのを、人は感じた。 あぁ、自分が憧れた彼は、自分も知らない高みを既に知っているのだ。 自分の目指す背中は、まだまだ大きい。 けれども、 「その全力に、自分たちの全てをぶつける!キリキザン、つじぎりだ!」 「ゲッコウガ、いあいぎり!」 先とは違い、一刀を構えるキリキザンと二刀のクナイを振るうゲッコウガ。 ハイスピードで行われる斬り合いに観客ももはや静まり返っている。 知らず知らずのうちに両の手を握るアイリーン。 バトルに高揚するとは、こういうことなのだろうか。 初めての気持ちに驚きつつ、よりバトルに見入っていく。 右手で刀を振るったキリキザン。 その一撃を両方のクナイで受け止めるゲッコウガ。 「今だ、メタルクロー!」 左腕の籠手から伸ばした鋼の爪で、ガラ空きのゲッコウガを狙う。 両手は既に塞がれているため、防ぐことはできない。 ゲッコウガが押されているのか、シンクロしているサトシが体を僅かに左に傾ける。 メタルクローが決まった。 そうジンは思った。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 「えっ!?」 キリキザンの攻撃は、水の塊によって防がれ、ゲッコウガに届いていなかった。 背中のみずしゅりけんが、攻撃に対する盾となっている。 先程サトシが体を傾けたのは、ゲッコウガが傾いたからではない。 サトシが傾けることによって、みずしゅりけんの位置を調整したのだ。 「みずしゅりけん!」 「コウッ、コウッガ!」 体を捻るようにしキリキザンの二つの攻撃を弾き飛ばすゲッコウガ。 その勢いのまま、背中のみずしゅりけんを手に取り、横薙ぎに振るう。 突然のことに驚いたキリキザンは、防御する間も無く弾き飛ばされる。 すぐさまゲッコウガがみずしゅりけんを投げつける。 受け身を取ることができずにいたキリキザンに、みずしゅりけんが直撃する。 爆発が起こり、白い煙が舞う。 膝をつくジン、肩で息をしている。 煙の中からキリキザンが飛び出してくる。 地面に何度か跳ね、ジンのすぐ近くで止まった。 目を回していて、変化も解けている。 「キリキザン戦闘不能!ゲッコウガの勝ち!よって勝者、サトシ選手!」 ーーーーーーーーーーーーーーーー バトルが終わった……そして自分が負けた。 悔いはない。 自分が全力を出し、彼にも全力を出してもらうことができた。 「ジンって言ったっけ?いいバトルだったぜ。 まさか俺たち以外にあの力を使う奴が出てくるとは、思ってもいなかった」 差し出された手を、ジンはしっかりと握り返す。 「自分も、とても楽しかった。 全力で戦ってくれて、ありがとう」 とてもではないけど、届かなかった。 あの頃遠くから眺めているだけだった自分。 彼に会うために、追いかけるように旅をして、修行した自分。 旅の中で、多くのことを見て、力もつけたつもりだった。 けれども、やはり憧れた彼は、自分よりも先を行っているのだと、実感した。 もっともっと旅をしよう。 そしていつか、 「サトシ……また、バトルしてくれる?」 「ああ。 また会ったときに、全力でな」 自分たちはまだまだだ。 次に会った時、もっと強くなれるように頑張ろう。 バトルを終えたジンは、その後は残らず、すぐに出発した。 まずは自分の生まれ育った地方、カントーをしっかりと冒険するために。

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最高に面白いポケカデッキ「カウンターハイランダー」レシピ&解説!│エンジョイ! ポケカ部

キリキザン カウンター

タマゴ技の覚え方 覚え方のパターン• 預かり屋にあずけて後から覚える• 自転車で大体10秒走った後、預り屋さんから引き取るとタマゴ技が横遺伝しています。 必ず3つ以下にしておきましょう。 技を忘れさせたい場合は、ポケモンセンターの左側にいるおじさんに話しかけましょう。 同じ系列のポケモンでも、進化段階が違うと遺伝しないので注意しましょう。 ですから、遺伝させたいタマゴ技は1番上に配置しておきましょう。 ポケモンのタマゴができる時、オスのポケモンとメスのポケモンの技の中から、タマゴ技として覚えることができる技がある場合、生まれてくるポケモンはその技を覚えて生まれてきます。 ただし例外として、ガラルの姿と通常の姿を持つポケモンを預けた場合、かわらずの石を持ってると通常が必ず生まれます。 ですから、生まれる子の技は「E・F・G・H」になります。 タマゴ技とは Lvアップや技マシンでは覚えない特別な技 タマゴ技とは、レベルアップや技マシン・レコードでは覚えない特別な技のことです。 親となったポケモンが覚えている技の中に、生まれるポケモンが覚えられるものがあった場合、生まれたときに覚えていることがあります。 これにより、野生で捕まえたポケモンなど、タマゴ技を遺伝できなかったポケモンにも気軽にタマゴ技が遺伝できるようになりました。 誕生時から覚えているタマゴ技は思い出せる 生まれたときからタマゴ技を覚えているポケモンは、技を忘れたとしても「わざおもいだし」でタマゴ技を思い出すことができます。 つまり、親にタマゴ技を覚えさせたい場合は、必ず預かり屋さんを使う必要があります。 関連記事 厳選関連の記事 タマゴ技の遺伝 - 育成関連の記事 -.

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【育成論】襷キリキザン【ポケモン剣盾】

キリキザン カウンター

オリキャラを出してほしいという依頼があったので、まずは試しに書いてみました 頂いたオリキャラの設定です ところどころいじってあります キャラクター トレーナー:ジン 出身:マサラタウン 手持ちポケモン:ストライク キリキザン ほか 備考:マサラタウンから出たサトシの後輩 ポケモンと触れ合うサトシを見て、羨ましいと感じていて、目指したくなった。 同じくらいの年頃の、人間の友達。 一緒に遊んで、学校で学んでいた。 でも、ポケモンと仲良くなるのは、すごく難しく見えた。 自分より年上の子達も、どこか怖がってるみたいで、その影響か、自分も野生のポケモンが怖かった。 そんな時、彼を見かけた。 自分よりも一つ二つほど上の彼は、人間の友達はほとんどいなかった。 話すのは決まって、オーキド博士の孫とだけ。 でも、彼には友達はたくさんいた。 ポケモンの友達が。 野生だとか、他のトレーナーのだとか関係なく、彼はポケモンたちに囲まれる存在だった。 その時の彼も、ポケモンたちも、楽しそうで、嬉しそうで……それが羨ましかった。 だからかもしれない。 ある時、森で弱ってたストライクを見つけたときに、ほっておけなかったのは。 数年後、彼は旅を始めた。 見送りに行った自分が見たのは、なぜかボロボロの彼と、不機嫌そうなピカチュウ。 トレーナーとして大丈夫だろうかと、本気で心配になった。 でも彼は大丈夫どころか、とても優れたトレーナーだった。 あらゆる地方のジムを巡り、必ずリーグに参加していた。 まだ若いのに、どのリーグでも好成績を出し続けた。 特に自分が興奮したのは、シンオウリーグ。 彼のようになりたいと、本気で願うようになった。 彼が出てから2年後、自分が最初の旅に出るとき、相棒となったストライクとともにまず目指したのはイッシュだった。 彼が今そこにいると聞いたからだ。 そこで出会った弱いから捨てられたコマタナを仲間に加え、強くなるために特訓し続けた。 残念ながらリーグには間に合わなかったため、彼と出会うことはなかった。 ただ、残念だったのはそれだけではなく、イッシュの一部トレーナーたちの姿勢だった。 彼とは全く違う考え方。 それだけならいい。 それでもちゃんと自分のこと、ポケモンのことをちゃんとわかっているなら、それでもいい。 けど、弱いからと勝手にポケモンを捨てる人、マナーをしっかりと守れていない人、失礼にも相手の名前を覚えない人。 憧れの彼とは、あまりにも違いすぎる。 そのことに、自分は大きな怒りを感じずにはいられなかった。 彼もこの中で旅をしたのだろうか。 みんながそうではないのはわかっている。 何人か、仲良くなったトレーナーもいたからだ。 でも、自分には耐えられないこともあった。 人とポケモンがもっと仲良く……彼と同じような関係を築くことはできないのだろうか…… その後、彼も向かったというカロス地方で、自分は運命的な出会いをした。 謎の触手に襲われたとき、一体のポケモンが助けてくれたのだ。 そのポケモンが自分とキリキザンを見て、何かに気づいたようだった。 彼に案内され、出会ったのは秩序を守るというポケモン。 自分とキリキザンが特別なパートナー同士だと聞かされ、しばらく行動をともにすることになった。 旅の途中、全く知らない新しい力を、二人は発現した。 その力の使い方について、教わりながらも、鍛え続けた。 その後、彼らと別れたあと、新しく手にした力、他の誰も持ってない力を極めた自分は、サトシが現れる可能性が高いと聞いて、この大会に参加を決意した。 かつて憧れた彼と、バトルをしたくて…… ーーーーーーーーーーーーーーーー 「それでは両者、ポケモンを!」 「ゲッコウガ、君に決めた!」 サトシがゲッコウガを出すと、観客が盛り上がる。 圧倒的な力を見せつけたアランのリザードンとは違い、冷静でありながら時には大胆な行動に出るゲッコウガは、次に何をするのかがわからないと、注目のポケモンだった。 「キリキザン、いざ、出陣!!」 ジンと呼ばれていたトレーナーが選んでいたのはキリキザン。 まだ声変わりがしていないのか、少年にしてはやや高めの声だ。 現れたキリキザンは、ゲッコウガを見て、気合いを入れるように声を上げる。 と、そのキリキザンを見たゲッコウガ、何かに気づいたようで、目を見開いていた。 「どうした?ゲッコウガ」 「コウッ、コウガ!」 「キッザァ!」 以前会ったことがあるのだろうか、驚きながらも、ゲッコウガは嬉しそうだ。 でもサトシにはそのキリキザンに見覚えがない。 「ゲッコウガ、久し振りだね。 ようやく全力の君と、戦えるよ」 トレーナーの方もゲッコウガに親しげに話しかけている。 もしかしたら、自分がカロス地方を離れた後、何処かで出会っていたのだろうか。 「それにしても、まさか君のトレーナーが、サトシだったなんて……」 「?俺のことを知ってるのか?」 「うん。 でも今は昔話の時じゃない。 全力の君と、バトルしたいと、ずっと思ってた。 だから、行くよ!」 「誰だか知らないけど、受けて立つぜ!走れ、ゲッコウガ!」 「行っけぇ、キリキザン!」 同時に走り出したゲッコウガとキリキザン。 「かげぶんしん!」 「ステルスロックだ!」 走りながら分身を作りだすゲッコウガに対し、キリキザンはステルスロックを飛ばす。 細かな石の粒が、分身たちを消して行く。 「いあいぎりだ!」 分身が消えていく中、本体のゲッコウガがキリキザンに接近し、光の刃を手に斬りかかる。 「かわして、メタルクロー!」 攻撃が当たるほんの一瞬前、キリキザンは僅かに体をそらすことで、その刃をかわしてみせた。 そしてゲッコウガの無防備な体めがけて、極限まで硬度を高めた一撃を繰り出した。 「受け止めろ!」 ガシッと、その攻撃が掴まれる。 空いていたもう片方の腕で、ゲッコウガが攻撃を防いだのだ。 そのまま相手の動きを封じ、もう一度刃を振るう。 「てっぺき!」 体を硬化させ、ゲッコウガの攻撃を受け止めるキリキザン。 それを見て、カウンターを喰らう前に、ゲッコウガはキリキザンを蹴り飛ばし距離をとった。 「やるなぁ」 「ありがとう。 でも、まだまだ君たちの全力はこんなものじゃないよね?つじぎり!」 「いあいぎりだ!」 両手に刃を構え駆け出したキリキザン。 それを迎え撃つゲッコウガも刃を片手で握り、突っ込んでいく。 幾度となくぶつかり合う二体のポケモン。 キリキザンは二刀を操り連続で攻撃するが、ゲッコウガは確実に攻撃を見切っているようだ。 手数がどうしても少なくなってしまうはずなのに、全く攻撃が当たる気配がない。 どちらも素早いポケモンだが、ゲッコウガの方がスピードが優っている。 焦ったのか僅かながら大降りになるキリキザン。 ほんの一瞬生じた隙、それをサトシとゲッコウガは見逃さなかった。 「そこだっ、いあいぎり!」 「コウッガ!」 ふり抜かれた光の刃は、キリキザンの二刀の間を潜り、綺麗に胴体に決まり、大きく弾き飛ばした。 後退し、膝をつくキリキザン。 立ち上がりながらゲッコウガを見る目は、ギラギラしている。 「やっぱり……強い。 流石サトシとそのポケモン」 頭のほとんどを甲冑が覆っているため、表情はほとんど見えないが、ジンの口元には大きな笑みが浮かんでいる。 「みずしゅりけん!」 「てっぺきで防いで!」 飛び上がり両手に持ったみずしゅりけんを投げつけるゲッコウガ。 キリキザンは両手で顔を覆い、てっぺきで体を硬化させる。 二つ連続で命中したものの、少し後ずさる程度でダメージはほとんどなかった。 「よしっ「つばめがえし!」しまっ!」 みずしゅりけんが命中した際に生じた煙を利用し、いつの間にかゲッコウガはキリキザンの懐に潜り込んでいた。 腕に力を集約させた一撃目は、キリキザンの両腕を弾き、胴体がガラ空きになる。 そこへ間髪入れず、エネルギーを集めた両足の連続蹴りが決まった。 ジンのすぐ近くまで蹴り飛ばされたキリキザン。 かなりのダメージを負っているようだが、まだ立ち上がってくる。 「キリキザン、まだ行ける?」 「キッザァ!」 「やっぱり。 今のままじゃ、サトシには勝てないみたいだね……でも、ここからが本当の勝負だ!」 追い詰められてなお諦めない。 その姿勢はどこかサトシに似ているように見えた。 いや、寧ろこの感じは、サトシに憧れ追いかけたあの少年、ショータに近い。 「自分たちの、全てを、憧れた彼にぶつけるんだ!行くよ!」 「キザッ!」 「自分たちは、いつも一つ!」 「キィィザァァッ!」 「!あれは」 「コウガ」 サトシとゲッコウガには見えていた。 ジンとキリキザンの間にエネルギーのパスが流れていくのを。 メガシンカエネルギーと同じ。 だが、どちらもキーストーンもメガストーンも持っていない。 「これは、まさか……」 ーーーーーーーーーーーーーーーー 二人が雄叫びをあげると、変化が起こった。 突如キリキザンの周囲を剣に見えるものが取り囲む。 それは勢いよく回転し、キリキザンの体が見えなくなる。 眩しい光とともに剣が消えると、キリキザンの姿が変わっていた。 体の一部がより鎧のように変化し、頭の部分はまるで戦国武将がつけていた飾りのように、変形している。 突然姿が変わったことに、観客もどよめいている。 「ねぇセレナ、今のって」 「ええ。 まるで、まるでサトシと同じ」 「メガ進化……いや、今のは」 「驚いたな。 あれができるやつが、サトシたちの他にもいるなんて」 「キリキザン、つじぎり!」 「キザッ!」 まるで日本刀を抜くかのような構えを取るキリキザン。 警戒するサトシとゲッコウガ。 次の瞬間、キリキザンはゲッコウガの真後ろにいた。 「!ゲッコウガ、屈め!」 咄嗟にサトシの指示通り、屈み込むゲッコウガ。 と、ゲッコウガの胴体があった場所を、日本刀のような形をした刃が通った。 ほんの僅かに指示が遅れていたら。 ほんの僅かに反応が遅れていたら。 今の一撃は、大きなダメージをゲッコウガに与えていただろう。 「二人の全て……やっぱり……」 ジンの方を見ると、彼もまた刀を振り抜いた後のような格好をしている。 間違いない。 彼らが使っているのは、自分たちも使うあの力だ。 「ゲッコウガ、みずしゅりけん!」 「メタルクロー!」 みずしゅりけんを投げつけるゲッコウガ。 キリキザンは自身の籠手部分から爪を伸ばし、容易くそれを切り裂いた。 そのままゲッコウガ以上の素早さで接近したキリキザンは、驚くゲッコウガに強烈な一撃を叩き込んだ。 宙に打ち上げられ、地面に叩きつけられるゲッコウガ。 「大丈夫か、ゲッコウガ!?」 「ゲッコウ!」 頭を振り、意識をハッキリさせるゲッコウガ。 サトシの方を向き、力強く頷いた。 「畳み掛けるよ!つじぎり!」 刀を構え走るキリキザン。 振り返るところのゲッコウガのすぐ近くまで迫り、刀を横薙ぎに振り抜いた。 「ゲッコウガ、右から横向きだ!いあいぎり!」 否、振り抜こうとした。 サトシの指示の通りに刃を構えたゲッコウガが攻撃を防いだのだった。 まさかこの姿になったキリキザンの攻撃が止められるとは思っていなく、自分もパートナーも動揺しているのがわかるジン。 「やるな。 ゲッコウガ、出し惜しみは無しだ!もっともっと強く!行くぞ!」 鍔迫り合う両者の足元から激しい水流が溢れ出る。 ゲッコウガの周囲を包み込みながら、キリキザンを宙に跳ね飛ばした。 「キリキザン、っ!?サトシ……君も……」 その時、ジンにはようやくわかった。 このゲッコウガが何故あの時、彼らと共に行動していたのか。 彼もそうだったのだ。 最高の主人に出会い、その力を極めたのだ。 それもきっと、自分たちの知らないステージへ。 水流を纏ったまま、ゲッコウガが動く。 先程までとは比べ物にならないスピードで、宙で動けないキリキザンの前に現れた。 「キザッ!?」 「つばめがえし!」 「ゲッ、コウ!」 右腕の一撃が腹に決まる。 その時の勢いに体を任せ、続けざまに左手が裏拳気味に顔に炸裂する。 体に走る痛みに、ジンの顔が歪む。 「っ、キリキザン!てっぺき!」 咄嗟に硬度を高めるキリキザン。 丁度その時に、腹部に踵落としが振り落とされた。 中から地面に向かって叩き落されるキリキザン。 宙にいるゲッコウガは一旦体を丸めたかと思うと、勢いよく開く。 体を覆っていた水が弾け、新たな姿のゲッコウガが現れた。 背中に背負う巨大なみずしゅりけんに、変化した体の模様。 より鋭い眼差しでキリキザンを見下ろしている。 「それが、君の、君たちの全力……」 歓喜に体が震えるのを、人は感じた。 あぁ、自分が憧れた彼は、自分も知らない高みを既に知っているのだ。 自分の目指す背中は、まだまだ大きい。 けれども、 「その全力に、自分たちの全てをぶつける!キリキザン、つじぎりだ!」 「ゲッコウガ、いあいぎり!」 先とは違い、一刀を構えるキリキザンと二刀のクナイを振るうゲッコウガ。 ハイスピードで行われる斬り合いに観客ももはや静まり返っている。 知らず知らずのうちに両の手を握るアイリーン。 バトルに高揚するとは、こういうことなのだろうか。 初めての気持ちに驚きつつ、よりバトルに見入っていく。 右手で刀を振るったキリキザン。 その一撃を両方のクナイで受け止めるゲッコウガ。 「今だ、メタルクロー!」 左腕の籠手から伸ばした鋼の爪で、ガラ空きのゲッコウガを狙う。 両手は既に塞がれているため、防ぐことはできない。 ゲッコウガが押されているのか、シンクロしているサトシが体を僅かに左に傾ける。 メタルクローが決まった。 そうジンは思った。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 「えっ!?」 キリキザンの攻撃は、水の塊によって防がれ、ゲッコウガに届いていなかった。 背中のみずしゅりけんが、攻撃に対する盾となっている。 先程サトシが体を傾けたのは、ゲッコウガが傾いたからではない。 サトシが傾けることによって、みずしゅりけんの位置を調整したのだ。 「みずしゅりけん!」 「コウッ、コウッガ!」 体を捻るようにしキリキザンの二つの攻撃を弾き飛ばすゲッコウガ。 その勢いのまま、背中のみずしゅりけんを手に取り、横薙ぎに振るう。 突然のことに驚いたキリキザンは、防御する間も無く弾き飛ばされる。 すぐさまゲッコウガがみずしゅりけんを投げつける。 受け身を取ることができずにいたキリキザンに、みずしゅりけんが直撃する。 爆発が起こり、白い煙が舞う。 膝をつくジン、肩で息をしている。 煙の中からキリキザンが飛び出してくる。 地面に何度か跳ね、ジンのすぐ近くで止まった。 目を回していて、変化も解けている。 「キリキザン戦闘不能!ゲッコウガの勝ち!よって勝者、サトシ選手!」 ーーーーーーーーーーーーーーーー バトルが終わった……そして自分が負けた。 悔いはない。 自分が全力を出し、彼にも全力を出してもらうことができた。 「ジンって言ったっけ?いいバトルだったぜ。 まさか俺たち以外にあの力を使う奴が出てくるとは、思ってもいなかった」 差し出された手を、ジンはしっかりと握り返す。 「自分も、とても楽しかった。 全力で戦ってくれて、ありがとう」 とてもではないけど、届かなかった。 あの頃遠くから眺めているだけだった自分。 彼に会うために、追いかけるように旅をして、修行した自分。 旅の中で、多くのことを見て、力もつけたつもりだった。 けれども、やはり憧れた彼は、自分よりも先を行っているのだと、実感した。 もっともっと旅をしよう。 そしていつか、 「サトシ……また、バトルしてくれる?」 「ああ。 また会ったときに、全力でな」 自分たちはまだまだだ。 次に会った時、もっと強くなれるように頑張ろう。 バトルを終えたジンは、その後は残らず、すぐに出発した。 まずは自分の生まれ育った地方、カントーをしっかりと冒険するために。

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