妊娠中はリステリア菌と水銀を多く含む食事に注意。 妊娠超初期に気を付ける14つのこと~食事や仕事、運動、生活習慣の注意点

【医師監修】妊娠中の食事の8つの注意点!OK or NGな食べ物は?

妊娠中はリステリア菌と水銀を多く含む食事に注意

妊娠すると、気持ちの悪さや吐き気、食欲がなくなるなどの変化が現れることがあります。 いわゆるつわりですね。 明確なメカニズムは解明されていませんが、妊娠すると分泌されるhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)が一因となっているとも言われています。 つわりの症状そのものや重さは人それぞれ。 妊娠の影響で今まで大好きだった好物が食べられなくなったり、特定の食べ物ばかりが欲しくなるなど、食欲に変化が見られる妊婦さんは少なくありません。 吐き気や胃のむかつきがあまりにもひどいときは「食べられるものを、食べられるとき、食べられるだけ」でOKです。 でも、元気なときやいくらか食べられるときにも「食べられるものを、食べられるとき、食べられるだけ」を当てはめてしまうのはちょっと待って! 次の項目では、具体的に妊婦が食事でどう気をつけるべきかというポイント、積極的に取り入れたい食べ物、極力避けたいNGな食べ物を紹介しますのでチェックしましょう。 毎日の食事は、1日3食、栄養バランスのよい食事をして、適切な栄養とカロリーを摂りましょう。 一日に摂る食品が多すぎたり、少なすぎたりすることがないよう、いろいろな食材をまんべんなく食べることが大事です。 また、食事の時間が不規則になると食べ過ぎてしまいがち。 そうなると太りすぎてしまい、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病といった病気を引き起こしやすくなります。 これらは難産の原因になるだけではありません。 妊娠高血圧症候群は、悪化すると母子ともに命の危険にさらされますし、の場合、赤ちゃんが巨大児となるリスクを高めたり、生まれてすぐに赤ちゃんが低血糖症を引き起こしたりすることがあるのです。 また、体重の増加が気になったからといって絶食するのはNG。 特に健診前日に絶食をすると、尿や血液などの数値が変化してしまって、正確な結果が出せなくなります。 なるべく普段通りの食生活をしましょう。 妊娠中、1日2Lの水分摂取を心がけましょう。 非妊娠時は、1日の目標水分摂取量は1Lから1. 5Lぐらいが目安になりますが、お腹に赤ちゃんがいる時はいつもより500ml~1L増やしましょう。 むくみが気になるからといって、水分補給を控えてしまう妊婦さんは少なくないようです。 しかし、水分をしっかり取ることで血液の流れが良くなり、赤ちゃんにも健康的な血液を届けることができます。 逆に不足すると脱水症状を起こしたり、膀胱炎になりやすくなったりします。 妊娠中の水分補給には水かノンカフェインのお茶が適しています。 同じ水分でも清涼飲料水やジュースは糖分過多になり、妊娠中に必要な体重コントロールの妨げになる可能性があるので控えましょう。 緑黄色野菜には、妊娠中だけでなく普段から健康的に過ごすために必要不可欠なビタミン類や葉酸、鉄分、食物繊維、カルシウムなどが豊富に含まれています。 旬の時期は栄養価が高まるので、季節の野菜を積極的に取り入れるといいですね。 特にモロヘイヤ、ほうれん草、春菊にはお腹の中の赤ちゃんの成長を促し、授乳中には母乳作りのサポートをしてくれる葉酸が豊富。 血液の流れを良くして体を温める作用があるビタミンEも、妊婦さんと赤ちゃんの健康を支えてくれますよ。 生のまま食べるよりも、加熱してかさを減らしたほうがたくさん食べられます。 さっぱり食べられる温野菜サラダや、汁に溶け出した栄養も摂取できるスープや味噌汁がオススメです。 カフェインを含むコーヒーや紅茶といった飲物を、妊娠前から楽しんできた方は多いと思います。 気持ちを落ち着かせ、ストレスを和らげる等の効用もあります。 しかし、大量のカフェイン摂取は、低体重児として出生するなど胎児の発育や妊娠の経過に悪影響を与える可能性も示唆されています。 WHO(世界保健機構)では、一日のカフェイン摂取量が300mg(200mlカップならばコーヒー2. 総合して考えると、コーヒーは1日2杯程度なら問題ないようですが、カフェインレスのコーヒーや紅茶がスーパーや赤ちゃん用品店等で買えますので、取り入れてみるのもいいかもしれません。 できれば、カフェインが含まれていない麦茶やハーブティーなどの飲み物を選ぶようにしましょう。 妊娠中の食事は、妊活中の食事と気をつけたい点に大きな違いはありません。 基本的には栄養バランスのとれた食事を三食きちんととることが大切です。 ただ、妊娠期間はホルモンバランスの変化の影響などで味覚が変化し、食事の好みが変わることもあります。 特にかもしれません。 妊娠中の食事はママにとってもお腹の赤ちゃんにとっても重要ですが、過剰に気にしすぎるとかえってそれがストレスとなってよくない影響を及ぼすことも。 「あのレシピは辛いものだからNG、あの食材はダメ」と神経質になりすぎることなく、まずは少しずつ、できることから取り入れてみましょう。 小さなことでも信頼できる相手に相談しながら、マタニティーライフと美味しい食事を楽しんでくださいね!.

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【専門家監修】妊娠中の食事の注意点!妊婦が避けるべき食材や食べ方は?

妊娠中はリステリア菌と水銀を多く含む食事に注意

病院・保育園にて管理栄養士として献立作成・衛生管理や食育活動に携わり、現在は独立しフリーランス管理栄養士・彩り時短食プランナーとして活動しています。 「季節や行事を通して食事・家族の時間の大切さを伝えて... 私たちの食生活に欠かせない魚。 季節によって美味しい魚がたくさんありますよね。 妊娠中は食べるものに気をつかうため、「どの魚を食べたらいいのだろう?」と悩んでしまうことも。 今回は、妊娠中は魚を食べてもいいのか、妊娠中に注意しなければいけない魚、妊婦が魚を食べるときのポイントについてご紹介します。 そもそも妊婦は魚を食べてもいいの? 妊娠中は、種類と摂取量にさえ注意すれば、魚を食べても問題はありません。 魚には、妊娠中の体に嬉しい栄養素が多く含まれています。 魚に含まれる主な栄養素とその働き DHA(ドコサヘキサエン酸) DHAは、多価不飽和脂肪酸のオメガ3脂肪酸に分類され、マグロやイワシなどの魚油に多く含まれています。 また、乳幼児の脳の発達や心筋発達、視力向上に不可欠な栄養素です。 関連記事 妊娠中に注意が必要な魚はあるの? このように、妊娠中も積極的に食べたい魚ですが、魚の種類によっては、「メチル水銀」という有害物質が含まれていることがあります。 メチル水銀が含まれている可能性がある魚は、食物連鎖の上位に位置する大きな魚です。 妊娠中に注意が必要な魚 キンメダイ、メカジキ、マカジキ、クロマグロ(本マグロ)、メバチマグロ、ミナミマグロ(インドマグロ)、マバチ、ユメカサゴ、キダイ、マッコウクジラなど。 ただし、これらの魚を一切食べてはいけないというわけではありません。 種類によって1週間の上限摂取量が決まっているため、下記の量を守ってください。 注意が必要な魚の1週間あたりの上限摂取量• クロマグロ(本マグロ)…約80gまで• メバチマグロ…約80gまで• ミナミマグロ(インドマグロ)…約160gまで• キンメダイ…約80gまで• メカジキ…約80gまで• マカジキ…約160gまで 80gは、日本人が1食に食べる魚の平均量で、切り身1切れ、または刺身1人前にあたります。 週に一度、クロマグロを1人前食べるのであれば問題はありません。 ただし、クロマグロ1人前を食べた週は、メチル水銀を多く含む他の魚を食べないようにしましょう。 たとえば、クロマグロとメカジキを食べるときは、1週間にそれぞれ半人前(約40g)ずつにする、といったように、魚の種類や組み合わせによって調整してください。 関連記事 妊婦におすすめの魚は?さんまやブリは食べてもいいの? 水銀含有量が少ない魚であれば、妊娠中に食べても問題はありません。 妊娠中に食べても問題のない魚 キハダマグロ、ビンナガマグロ、メジマグロ、サケ、アジ、サバ、イワシ、サンマ、タイ、ブリ、カツオ、ツナ缶など。 しかしこの数値はアメリカ人の体格向けに作られているので、これより少なめの摂取量を目指すようにしましょう。 DHAおよびEPAを1g摂取するには、サンマの塩焼きで0. 4尾分、アジの開きで0. 7枚分、ブリ(ハマチ)の刺身で4. 7切分にあたります。 1日1回は、この量の魚を食べるように意識していきたいですね。 関連記事 妊娠中に魚を食べるときの注意点は? 前述の通り、水銀含有量が少ない魚であれば、妊娠中に食べても問題はありません。 ただし、寿司や刺身といった生の魚を食べるときは、注意が必要です。 妊娠中は免疫力が低下しやすく、食中毒にかかるリスクが高くなります。 妊娠中に食中毒になると、飲める薬が限られてしまうだけでなく、嘔吐や下痢などの症状によって胎児の発育に影響が出てしまう可能性があります。 妊娠中に生の魚介類を食べるときは、信頼できる店で鮮度が良いものを選びましょう。 自宅で食べるときは、保存状態にも気をつけてくださいね。

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リステリアによる食中毒

妊娠中はリステリア菌と水銀を多く含む食事に注意

みなさんはリステリアという細菌をご存知ですか? リステリアは食品を介して感染する食中毒の原因菌の一つです。 ただ、潜伏期間が24時間〜3か月と長いために、原因となった食品の特定が難しく、国内では食中毒としての報告事例がないこともあって、一般的には認知されていないのが現状です。 また国内では、リステリアは感染症法上の報告義務がないため、実態を把握することは困難です。 ですが、妊婦が注意すべき食中毒菌でもあるので、ここでご紹介したいと思います。 妊婦が注意すべき細菌、リステリア リステリア・モノサイトゲネス(以下「リステリア」)は、河川水や下水、飼料、動物の腸管内など環境中に広く分布する細菌です。 広く分布しているため、じつは様々な食品が汚染されている可能性があります。 サイズは長さ0. 5〜2マイクロメートル、幅が0. 5マイクロメートルで、形は棒状、周りに1〜5本の鞭毛をもっています。 健康な人はリステリアに感染して重症化することはまれですが、妊婦、高齢者の方は注意が必要です。 食品由来によるリステリア症は年間100万人あたり0. 1〜10人が発症しているといわれています。 感染数は多くありませんが、重症化すると致死率が高い疾患のため、世界保健機関(WHO)においても注意喚起が行われています。 一般的には食品を冷蔵庫で保存したり、塩漬けにすれば、食中毒菌が増えないと思われがちですが、このような条件でもリステリアは増殖し、食中毒の原因になる恐れがあります。 ただ、健康な成人では、多くのリステリアを摂取しなければ発症しないため、消費期限や保存方法を守っていれば、食中毒が発生するほどの菌数にはなりません。 また発症しても、軽症で自然に治るとされていますが、リステリアに感染したときの症状の重篤度には個人差があります。 悪寒、発熱、筋肉痛などインフルエンザなどの他の感染症と区別が難しい場合や、敗血症、髄膜炎、中枢神経系症状などを引き起こす場合(リステリア症)もあるため、注意が必要です。 妊婦は、免疫力が通常よりも低下しているため、リステリアへの感染リスクが高まります。 また、感染した場合は胎児へも影響がでることがわかっています。 次回は、妊婦におけるリステリア感染の影響と予防方法についてご紹介します。

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