のだめ カンタービレ 漫画。 のだめカンタービレ全25巻 完結セット (講談社コミックスキス)

のだめカンタービレ全25巻 完結セット (講談社コミックスキス)

のだめ カンタービレ 漫画

二ノ宮知子(にのみやともこ)は、ドラマや映画、アニメがヒットし、一躍ブームを巻き起こした『のだめカンタービレ』の作者として知られています。 独特の突き抜けたキャラクターと、緻密な調査の上で作られる物語が人気。 1969年5月25日生まれで、実は「のだめ」に出演した上野樹里と同じ誕生日というミラクル。 埼玉県秩父郡皆野村の出身で、2017年現在も埼玉県内に在住しています。 1989年「London ダウト・ボーイズ」で二ノ宮知子は漫画家デビュー。 1991年より連載が開始された『トレンドの女王ミホ』がヒット。 流行を追いかけているがゆえに極貧生活を送る女子短大生ミホが、流行を極め、玉の輿に乗るために奮闘する姿を描きました。 当時のバブル期という世相も反映されていますが、極端に暴走しがちなキャラクターの姿は、デビュー当時から健在だった模様。 営業成績が爆発的に上昇するほどの実力を持ちながら、酒豪で常に賭けをしている美人社員丸山佳子とイケメンの佐野を描いた漫画『飲みに行こうぜ!!』や、自身や周囲の酔っ払いエピソードをコミカルに描いた『平成よっぱらい研究所』などを発表している通り、大のお酒好き。 二ノ宮知子は料理も得意で、料理の腕はプロ級ながら問題行動ばかり残す吉川和子が農家の嫁になるための奮闘記『GREEN〜農家のヨメになりたい〜』や自身のSNSなどでもその腕前を知ることができます。 20代の後半でインディーズバンドのドラムをしていた戸田敦夫(通称POM)と結婚。 男の子2人を子育てしている影響もあるのか、特撮ヒーローものにハマっているらしく、Twitterなどで感想をあげることも。 時折練習や思い付きで『のだめカンタービレ』などの過去作品のおまけ漫画や描き下しを掲載することもあります。 夫であるPOMに育児や家事を任せ、二ノ宮知子は漫画を描いて家計を支えるという関係が成り立っている家庭。 子育てをしているのは夫なので、母よりも父に懐く子どもたちを、率直にかわいくない、と言ってしまう二ノ宮節が炸裂。 二ノ宮知子自身の家庭貢献度の低さを自虐的にネタに、笑いを誘います。 育児をしながら仕事もしているよ、という読者も多いと思いますが、二ノ宮家は両者の役割がうまく機能している良い例といえるでしょう。 息子たちのエピソードもかわいく、ほっこりと温かい気持ちに。 こういう家族の姿もあるのだな、と世間の枠に収まらない姿に、肩の力を抜くことができる二ノ宮知子の1冊です。 4位:音大生ものじゃない!?ディープな世界、オーバークロックって?『87CLOCKERS』 一般的にはかなりなじみの薄いオーバークロック。 二ノ宮知子の本作で初めて触れたという読者も多いでしょう。 オーバークロックは、主に自作のPCを用い、CPU(PC内でプログラムの演算や制御を行う電子回路のひとつ。 演算ユニットの指揮者と称されることも)をより高い周波数で動かす行為のこと。 早く動かせば動かすほど、安定性は失われていき、冷却が上手くいかないと発火することもあるのだとか。 音大生の奏が、まったく畑違いのオーバークロックの世界に飛び込んでいく設定なので、読者は知識がゼロの状態でも奏と一緒に学んでいくことができるため、置いていかれるということはありません。 ハナが全力でサポートするオーバークロッカーのミケやキャバクラ嬢オーバークロッカージュリアなど、二ノ宮知子らしい濃いキャラクターが、賑やかに物語を盛り上げます。 夫のバンド仲間だったduck氏がハマっていると言ったことから、制作が始まった二ノ宮知子の本作。 専門的な知識はduck氏が監修しているため、より本格的な知識を得ることも出来ます。 ディープすぎる世界に、ドップリつかってもよし、物語を楽しんでもよし。 1つの事に熱中する姿が眩しい作品です。 3位:宝石にまつわる謎を解く『七つ屋志のぶの宝石匣』 そんなハイパー女子高生の志のぶですが、実はイケメンの婚約者がいます。 北上顕定は、フランスの老舗高級ジュエリー店の日本支店で外商を務める人物。 女性を押しのけて商店街のコンテストで優勝するほどの整った顔立ちをしています。 名家の出身でもある顕定ですが、祖母の章子たっての希望で倉田屋に質入れされた存在。 3年過ぎたら志のぶと婚約するという契約で倉田屋に来ました。 なぜ質入れ、という理由は本編で明かされますが、宝石の価値を知る専門家でもある顕定と、宝石の持つ物語を見極めることができる志のぶは良いコンビ。 宝石に纏わる謎を解いていきますが、穏やかな気質の顕定を志のぶがリードしていく場面も。 恋愛的な方面の進みはかなりゆっくりですが、お互いに尊重し合い、大切にしていることが伝わるので、穏やかな気分で見守ることができます。 顕定の祖母である章子や友人の久世鷹臣など、アクの強いキャラクターも登場。 1話完結型の連作なので、読後感もスッキリとしています。 女性なら興味を惹かれるであろう宝石の世界、女子高生とイケメン婚約者の活躍に注目したい二ノ宮知子の作品です。 しかし、母が突然世界を放浪する小説家、田中荘介と夫婦別姓で再婚。 同じ年の春という義兄弟との生活が始まります。 突然増えた家族のおかげで、夢へと邁進する穏やかな生活が一変。 勝幸は様々な事件に遭遇し、多くの人々と関わっていくことになります。 本作は天才とその家族をテーマとしているため、多くの天才が登場しますが、勝幸は優秀な頭脳を持つ天才。 株の売買をこなし、ラジオだけで英会話を習得するなど、その優秀さを随所で発揮しています。 春はその生い立ちからか語学が堪能、計算能力に長けハッカーをしている水野唯香や、飛び級でハーバード大学を卒業したアメリア・ワイズマンなど、これでもかというくらい優秀な子どもたちが勝幸に関わってきます。 基本的には天才児たちの日常や家族との関わりの中に、様々な事件が巻き起こるドタバタコメディですが、それぞれの家族の描かれ方が印象的。 特別扱いをするわけではなく、ごく普通の家族としての絆が、目に優しく映ります。 1位:クラシックブームの火付け役!二ノ宮知子の代表作『のだめカンタービレ』 音大のピアノ科に在籍しながら指揮者を目指している千秋真一。 幼少のころに体験した飛行機の胴体着陸がトラウマとなり、飛行機恐怖症に。 船舶恐怖症でもあるために海外へ行くことも出来ず、悶々とした日々を送っていました。 教授や彼女とも喧嘩別れし、酒に酔って帰宅した千秋は、自宅に入る前に寝オチ。 目が覚めると、どこからともなく美しいピアノソナタが。 こうして千秋は、のだめの部屋のゴミ山の悪臭の中、楽しげに演奏をするピアノ科在籍の音大生、野田恵、通称のだめとの運命的な出会いを果たします。 ピアニストの父と資産家令嬢の母を持ち、超エリートであるはずなのに、コンプレックスを抱え過ぎているためにどこか残念な千秋。 オレサマな性格ゆえに素直になれなかった部分が、自由人のだめに影響されていく姿に、ニヤニヤしつつもエールを送りたくなります。 のだめは本能で生きる天才であり変態ですが、彼女なりに壁にぶつかる場面も。 しかし謎の解決方法で脱却したりする姿は、爆笑しながらも、やはり万人には理解できない天才であるという妙な納得感があります。 のだめや千秋以外にも、音楽に打ち込んでいる様々な人物が登場。 世の中には多くの楽器が存在し、曲が存在するのだと改めて気付かされます。 二ノ宮知子の友人が、ゴミ屋敷の中でピアノを弾いているという写真から生まれた物語なんだとか。 クラシック音楽をかけながら楽しみたい1冊です。 二ノ宮知子作品は、1つのテーマや職業にこだわらない、多彩さが魅力です。 独特のキャラクターと、調べ上げた確かな知識に裏付けされた物語をお楽しみください。

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のだめカンタービレ英語版&バイリンガル版

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2001年に漫画誌「Kiss」で連載がはじまり、その後、ドラマに映画にと次々実写化され、日本中にクラシック音楽旋風を巻き起こした人気漫画『のだめカンタービレ』。 個性豊かな音大生たちの音楽にかける情熱をコミカルに描いた、笑いあり涙ありのコメディー漫画だ。 2004年、第28回講談社漫画賞少女部門受賞。 単行本は全25巻(本編は23巻で完結、24巻及び25巻は番外編)。 累計発行部数は3600万部超 主人公はピアノ科に通う野田恵(愛称:のだめ)。 天才的かつ独創的な才能にあふれるのだめは、同じ大学に通い指揮者を目指すイケメン男子・千秋真一に思いを寄せる女の子。 家はゴミ屋敷のよう、「風呂は1日おき、シャンプーは5日おき」というだらしない生活。 「ぷぎゃー」「ぎゃぼー」と奇声を放ち不可解な行動を起こしては、大好きな千秋に「変態」と罵られーー。 そんな破天荒キャラ・のだめに、実在するモデルがいたことはファンの間では有名な話。 「その女性は一体どんな人?」「著者・二ノ宮知子先生との関係って?」「本当に汚部屋に住んでいる?」ネット上でさまざまな疑問の声が飛び交う中、その事実を突き止めるべく取材を申し込んだところ、なんと本人が応じてくれることに! 自身がモデルとなった漫画が爆発的に大ヒット。 豪華キャストによるドラマ化と映画化。 その様子をどんな思いで見つめていたのだろうか。 きっかけは、「ゴミ屋敷のような部屋でピアノを弾いている」一枚の写真 ーー現在はどんなお仕事をされていらっしゃるのでしょうか。 音楽大学卒業後、福岡県大川市でピアノ講師をしています。 ーー著者・二ノ宮知子氏との出会いは? 高校生の頃から先生の漫画が大好きで、先生の公式HPを通じて、ファン同士の交流があったんです。 ある日、みんなが家に遊びに来ることになったんですが、あまりの部屋の汚さに「のだめの部屋って……」と驚いた友人が、写真を撮って帰ったんですよ(笑)。 後日、その友人が写真を先生に見せたのがきっかけだったと思います。 これが、問題の「汚部屋」写真 ーーその後、どのような経緯で『のだめカンタービレ』が誕生したのでしょうか。 その写真を見た先生が、私たちファンを自宅に招いてくださり、確かお酒を飲みながら、そんな話(漫画のモデルになる)になったような気がします。 ずっと先生のファンだった私はとにかく緊張していて。 ほとんど上の空状態で、正直あまりよく憶えていません 笑。 後から聞いた話だと、その時の私はというと、靴に穴があいている、手袋も片方しかしていない、小銭しか持たずに電車に乗り、初対面なのに帰りのタクシー代を出してもらったりと、なかなかのインパクトだったらしいのです。 ただ、先生の自宅に行くとき、迎えにきてくれたご主人のPOMさん(ミュージシャン)が、真冬なのにアロハシャツを着ていたので、お互い様だと思っています(笑)! ーー実際に出来上がった作品を読んだとき、どんな気分でしたか? 発売日の夜中、コンビニに走ったのを憶えています。 夢を見ているような気持ちで、しばらくポカーンと突っ立っていました。 自分のことはさておき、「これすっごく面白いんじゃないの!?」と、1話を読み進めていたら、いちばん最後に「これが俺と野田恵との出会いだった」という千秋のモノローグが出てきて、「名前がそのまんま!!!」と、ものすごくびっくりしたのは今でも忘れられません。 これが、読者に衝撃を与えた汚部屋カット ーー野田さんと電話で話しながら、二ノ宮氏が漫画のアイデアを練っていたという話は本当でしょうか。 先生とは電話でたくさんお話させてもらいました。 それはもう夢のような時間でしたが、同時に「私なんかの知識やエピソードが漫画になって大丈夫なんだろうか」と心配でした。 そして、毎回電話をする前は、「こういうことを聞かれるのかな?」と心構えをしていたのですが、いつも私が思いもよらないような質問ばかりで「先生の頭の中はどうなっているの?」と不思議で仕方なかったです(笑)。 ーー作品に出てくる楽曲「おなら体操」「もじゃもじゃ楽曲」「プリごろ太のテーマ」は、野田さんが作曲されたのでしょうか。 私が作曲したのは「おなら体操」ですね。 アニメ化の際に「作ってみない?」と先生から声をかけていただきました。 以前、福岡で『のだめカンタービレ』の音楽会があったとき、指揮者の茂木大輔さんが「おなら体操」をオーケストラバージョンで演奏してくださったんですが、私の手書きの楽譜が巨大スクリーンに映し出され、感動しつつも申し訳ない気持ちになりました(笑)。 ーー野田さんにとって、千秋真一のような存在は実際にいたのでしょうか。 ざ、残念ながら……。 ーー作品の中で、最も心に残っているシーンは? いちばんは決められないです! でも、最初に思い浮かぶのは、最終回の「でも よかったね ふたりとも」というミルヒー(世界的に有名なドイツ人指揮者。 千秋の師匠)のモノローグ。 あのシーンは、何度読んでも涙が出ます。 あと、のだめが失踪したとき、ホテルの物置部屋で「おなかが痛い」とさみしく独り言をつぶやくシーンは、「そう! のだめはちょっと変かもしれないけど、普通の女の子なんだよー!」と、なんだか可愛くて、切なくてキュンときます。 ーー貴重なエピソードをありがとうございました! 今振り返ってみても、やっぱり夢みたいな感じです。 最終回を迎えてから何年もたった今、このようなお話をいただけたこと、とてもうれしく思います。 ありがとうございました。 ゴミ屋敷に暮らすだらしない女の子と、壮大で美しいクラシック音楽。 かけ離れた2つの世界を笑いと涙で見事に繋いだ『のだめカンタービレ』。 友人が写したなにげない写真が奇跡を生んだ。

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二ノ宮知子のおすすめ漫画ランキングベスト5!『のだめカンタービレ』の作者

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はじめに はじめに、「のだめカンタービレ」の基本的な情報を紹介していきたいと思います。 yahoo. 全25巻で、本編が全136話、番外編が全10話の計146話で構成されています。 (本編は23巻で完結、番外編が24巻・25巻に収録されています。 ) ちなみに、第22巻と第24巻はOVAが収録されている特装版が発売されました。 2015年には、二ノ宮のTwitterにて最終回から約1年後が描かれた2ページの番外編も公開されていて、2016年4月号の「Kiss」にも、30代となったのだめと千秋が登場する読み切りの作品が掲載されました。 累計発行部数は23巻の時点で3300万部を数え、アメリカを始め複数の国で翻訳出版もされている作品です。 また、2004年には第28回講談社漫画賞少女部門を受賞しています。 そして、この作品は皆さんもご存知の通り、多数のメディア化もされています。 まずはじめが、テレビドラマ化です。 fujitv. html) 放送時期は2006年10月から12月まで放送され、フジテレビの月9枠でした。 その後、2008年の新春スペシャルドラマとして「のだめカンタービレ新春スペシャルinヨーロッパ」が放送された後、テレビドラマの続編として2009年から2010年にかけ、2部構成で「のだめカンタービ 最終楽章」という形で映画化もされ前編・後編合わせて78億円の好悪業収入を叩き出しました。 また、韓国でもドラマ化はされ、2014年10月から12月まで全16話に渡って放送されました。 そしてアニメ化もされています。 2008年10月から12月まで全11話が第2期「のだめカンタービレ 巴里編」。 そして、第3期「のだめカンタービレ フィナーレ」が2010年1月から3月まで全11話で放送されました。 そして、最後に高橋椎奈がドラマ版のストーリーを基に小説化し、2006年に発売されています。 ポイント 「カンタービレ」の意味• カンタービレはイタリア語を由来とする、「歌うように・表情豊かに」という発送記号であり、のだめの性格を表現している。 あらすじ 親愛なるヴィエラ先生。 先生が指揮するウィーン国立オペラ座での《マクベス》。 yahoo. 小さい頃からピアニストの父に連れられて世界中の舞台を見てきた。 yahoo. yahoo. しかし、千秋は帰りの飛行機が胴体着陸をするという事故に遭遇し、海は泳げないという理由から船にも乗ることができず、日本から出られない体となってしまった。 yahoo. そして千秋は酒に溺れ、眠りについた。 そんな中、千秋はどこかあらともなく聞こえてくる「ベートーベン ピアノソナタ 〈悲愴〉」を耳にする。 yahoo. でも千秋には分かる。 すごい!すげーうまい! 千秋が目を開けるとゴミ屋敷の真ん中で、女がそれを弾いていた。 yahoo. 気まぐれに。 歌うように。 yahoo. ポイント のだめのモデルとなった人物は存在している• モデルとなった人物は、福岡県でピアノ講師をしている二ノ宮知子のファンの一人で、友人が撮った写真を作者が見たことがきっかけとなり「のだめカンタービレ」は始まった。 感想とおすすめポイントを紹介! ここからは、実際に漫画「のだめカンタービレ」を読んだ感想と、漫画ならではの観点からおすすめできるポイントを紹介していきたいと思います。 ドラマを見てストーリーは知っているという人も、漫画ならではの凄さや面白さが味わえる作品でもあります。 もちろん、まだ「のだめカンタービレ」を見たことがないという人にも読んでほしい作品であるので、迷っている人はぜひ参考にしてみてください。 皆さんご存知の通り、「のだめカンタービレ」はクラシック音楽をテーマとした漫画です。 そのため、演奏シーンは本番を始め、練習の場面なども合わせると非常に多く存在します。 (むしろ、それしかないっというぐらいに…) しかし、当然のことながら、ドラマなどと違って「音」は聞くことができませんから、その音楽を表現するのは非常に難しいと思います。 それでも、 読んで見るとしっかりと演奏や音楽が聞こえてくるようになっていて、パラパラと飛ばしてしまうのではなく流れに沿って読むことができます。 yahoo. yahoo. また、オーケストラの演奏シーンでは、様々な角度や焦点を当てた描き方がなされているため、毎回飽きずに読んでいられます。 yahoo. しかし一方で自分のい感じたイメージにとらわれてほしくない。 という思いから、このような描き方にしているそうです。 このように、 あえて描かずに読者の感性に任せる。 といった描き方。 さらにそれらを豊かに考えることができるように、様々な視点を取り入れる。 これらによって、漫画では単調になりがちな音楽シーンでも入り込んで読むことができます。 こういった音楽漫画は数少ないので、非常に面白いと感じることや充実感を味わうことができたので、おすすめポイントとして上げておきたいと思います。 例えば、• モーツァルト交響曲第31番〈パリ〉ニ長調• シューマン〈マンフレット序曲〉115番 などが作中に多く存在します。 これらは、音楽に精通していない人には絶対にわからないと思います。 しかし、大丈夫です。 「のだめカンタービレ」では、これらの曲が作られた背景や、作った人の感情などが細かく調べられていて、作中で説明や解説などを踏まえて基本的な情報が組み込まれています。 yahoo. yahoo. そして、すごい!と思わせる部分は、 それらの解説などが決して形式的になっていないということです。 普通は、若干物語から独立しがちになる説明部分ですが、しっかりと話や絵、の中にコマ割りとして溶け込んでいます。 このことにより、それらの情報は読み進めるに連れて自然と入っていくるので、「知らない。 」と言う人でも、面白く、苦にならず読むことができます。 残念な部分も… 最後に、「のだめカンタービレ」が名作であるからこそあった、残念だな。 と思った部分を紹介しておきたいと思います。 残念と思った部分、それは、 終わり方です。 どういうことかというと、物語の中間地点で、千秋はのだめの催眠術治療により、飛行機に乗ることが可能となります。 そのため、かねてから念願であったヨーロッパ・フランス・パリにのだめと一緒に渡るのですが、そこから勢いが落ちて失速気味になっていきます。 日本にいた頃は、それぞれのキャラが立っていて、ラブコメ要素も多くスピード感があって面白かったのですが、ヨーロッパに渡ってからは、細かな感情の部分が多く描かれるようになっていき、のだめの自由奔放なキャラがあまり活かせていないように感じました。 yahoo. そういった部分は面白いと思う作品であるからこそ、残念に思いました。 ここからはネタバレとなってしまう内容が含まれますので、伏せ字にしておきたいと思います。 まだ、「のだめカンタービレ」を読んだことが、見たことがないという人は注意してください。 そして、もう一つ残念だったのが先に行った通り、終わり方です。 どういうことかというと、 私はてっきり千秋とのだめがコンサートの大舞台でピアノ協奏曲または、指揮者とピアノという関係で大成功を収めるといった展開であるだろう。 と思っていました。 しかし、実際はのだめはシュトレーゼマンとコンサートをし、千秋はそれを知らない。 でも、そのコンサートは素晴らしく成功を収めて、いつもの日常に戻っていくという展開のラスト1巻でした。 もちろん、こういった展開も良いとは思いますが、 個人的にはこれだけ連載当初から二人の恋や音楽を中心とした関係で広げて来たのだから、王道的な展開でも良かったのではないかと思いました。 読んでいても、やはり山場にかけるというか、煮えきらない感じがしたので、個人的には残念に思いました。 しかし、念の為に言っておきますがあくまで個人的な感想でありますし、それまでの部分は十分と言ってよいうほどおもしろ作品です。

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