ご多忙のなか。 「ご多忙の折」の意味・使い方と例文

ご多忙の折・中の意味とは?ご多用との違いやビジネスメールの例文13選!

ご多忙のなか

「ご多忙」の読み方と意味 「ご多忙」の読み方は「ごたぼう」 「ご多忙」は「 ごたぼう」と読みます。 「多」は音読みで「た」訓読みで「おおい」と読みます。 「多」には「おおい・たくさん」という意味があります。 「忙」は、音読みで「ぼう」訓読みで「いそがしい」と読みます。 「忙」の意味は「いそがしい・せわしい」という意味です。 「ご多忙」の意味は「非常に忙しいこと」 「ご多忙」の意味は「 非常に忙しいこと」です。 「ご多忙」は、 「多忙」という言葉に丁寧語の「ご」をつけた言葉で、「 非常に忙しいこと」という意味があります。 何かとお忙しくしている様子に対して使用する言葉です。 例えば、何か頼み事をするときに、「忙しいと思いますが〜」というような意味合いで使用します。 「ご多忙」は、「相手が忙しい」という場合に使用する言葉であって、「自分が忙しい」という状況に「ご多忙で」というような使い方はしません。 「ご多忙」は敬語のため目上の相手に使う 「ご多忙」は、「多忙」という言葉に尊敬を表す接頭語の「ご」をつけた丁寧語です。 「ご多忙」は、 敬語である為目上の相手にも使用することができます。 例えば、「社長は接待が多く、近頃はご多忙のようですが・・・」というように使用します。 目上のひとには、 「ご多忙とは存じますが」など謙譲語を使用すると更に丁寧な言葉になります。 「ご多忙とは存じますが」は、「お忙しいと思いますが」という意味になります。 「ご多忙」の使い方 「ご多忙」の使い方はビジネスメールなどで要望・依頼をするときのクッション言葉 「ご多忙」の使いかたは ビジネスメールなどで要望・依頼をするときのクッション言葉として使用されます。 「ご多忙とは存じますが・・」や「ご多忙のところ申し訳ありませんが」というように、「忙しいとは思いますが」というクッションになる言葉を一言入れるといきなりお願いの言葉を述べるよりも要望を伝えやすくなります。 相手に何かをお願いする際に、直接的な表現を使ってしまうと、相手に不快感を与えてしまうことがあるので、そういったことを避けるためにも、依頼をするときは「ご多忙〜」を使うのが良いでしょう。 「ご多忙の折」は「お忙しいところ」という意味 「ご多忙の折」は「 ごたぼうのおり」と読みます。 「~の折」という言葉は「 時間を指す表現」で、季節や時・季節・場所を意味することばです。 例えば、「さくらが満開の折」とすると「桜が満開のとき・季節」といった意味になります。 つまり、「ご多忙の折」は「 お忙しいところ」という意味で使用される言葉です。 例文 「ご多忙の折りとは存じますが、こちらの資料にお目通しいただきたいです」 「ご多忙の折と存じますが、ご参加いただきたくお声がけさせてもらいました」 「ご多忙の折の中、ご来店いただきまして誠にありがとうございます」 その他「ご多忙」の言い回しと例文 「ご多忙」の代表的な言い回しは ・ご多忙の折 ・ご多忙の折ではございますが ・ご多忙の折りではございますが、くれぐれもご自愛ください ・ご多忙とは存じますが ・ご多忙にもかかわらず ・ご多忙中にもかかわらず ・ご多忙を極めていらっしゃる ・ご多忙の中ありがとうございます 使い方は例文を参考にしてください。 例文 「ご多忙の折ではございますが、風邪など召されませぬようご自愛ください」 「本日はご多忙中にもかかわらず、足をお運びいただきまして誠にありがとうございます」 「企画書を作成いたしましたので、ご多忙とは存じますがお目遠しいただければ幸いです」 「ご多忙を極めていらっしゃる〇〇様に足をお運びいただくのは大変恐縮なのですが・・・」 「先日はご多忙中にもかかわらず丁寧にご説明くださいまして誠にありがとうございました」 「ご多忙の折に突然お邪魔してしまい大変申し訳ありませんでした」 「ご多忙とは存じますが、また後日改めてご紹介させていただければと思います」 自分に対する「ご多忙」の言い換えは「立て込んでおります」 「ご多忙」は、尊敬をあわす接頭語の「ご」をつけた敬語である為、相手の「忙しい」という状況を言い表す言葉です。 よって、「ご多忙」は 自分が忙しいという状況を表現するのに使用することはできません。 従って、「私は今週ご多忙ですので」というような使い方は誤用ということになります。 自分に対して「ご多忙」と使用したい場合は「 立て込んでおります」というような言葉に言変えましょう。 例文 「申し訳ございません、今週は立て込んでおりますので来週にしていただけますか?」 「立て込んでおりますので、申し訳ございませんが対応が遅れてしまう可能性があります。 「ご多忙」と「ご多用」は 「ご多忙」は「仕事で忙しいということ」を言い表した言葉であり、 「ご多用」は「仕事以外のプライベートなど公私ともに忙しい」ということを言い表した言葉であるというニュアンスの違いがあります。 また、「多用」よりも「多忙」のほうが忙しさを強調している意味合いになります。 「ご多用」の意味は「たくさん用事があること」 「ご多用」の意味は「 たくさん用事があること」です。 「ご多用」は「多用」という言葉に尊敬を表す接続語の「ご」をつけた言葉です。 「多用」は「おおい」という意味の「多」と、「やっておくべき仕事」という意味の「用」を組み合わせた言葉です。 例えば、「ご多用とは存じますが」とした場合は、「あなたは忙しい状況だとは思いますが」という意味になります。 つまり、「やるべき沢山の幼児がある」ということになります。 そして、尊敬を表す接頭語の「お」がついてるので、相手の敬意を示す表現で「 目上の人が用事が多くて忙しくされていること」を言い表します。 例文 「ご多用中とは存じますが〇月〇日までにご返信くださいますようお願申し上げます」 「ご多用のことと存じますが、万章お繰り合わせの上ご出席をお待ちしております」 「ご多用の折、ご無理を申し上げますが本日中に見積書を提出くださいますようお願い申し上げます」 「この度は、ご多用中にも関わらず我が社の総会にご出席いただきました誠にありがとうございます」 「ご多用とは存じますが、風邪など召されませぬようくれぐれもご自愛くださいませ」 「ご多用中のところ恐れいりますが、ご検討いただければ幸いです」 「ご多用中大変恐縮ですが、こちらの企画書にお目通し願いたく存じます」 「ご多忙」と「ご多用」はビジネスシーンでの使い分けはない 「ご多忙」は「仕事で忙しい」ということであり、「ご多用」は「公私ともに忙しい」ということであるという違いを説明しましたが、 ビジネスシーンでの使い分けは必要ありません。 使い分ける必要がない理由としては、ビジネスシーンで「仕事が忙しい」のか「公私ともに忙しい」のかという忙しい理由は関係ないということが挙げられます。 結婚式・年賀状などでは「ご多忙」ではなく「ご多用」を使う ビジネスシーンでの使い分けは必要ないとされていますが、 結婚式・年賀状などでは「ご多忙」ではなく「ご多用」を使用します。 「ご多忙」の「忙」は「心」を「亡くす」と書く漢字で、「亡くなる」という漢字が含まれていることから、忌み言葉とされている言葉です。 忌み言葉は縁起の悪さを連想させるとして敬遠される言葉である為、「結婚式」「出産」「お見舞い」といった場面では使用することを避けるべき言葉です。 よって、「結婚式」や「年賀状」では「ご多忙」ではなく「ご多用」を使用しましょう。 「ご多忙」の言い換え・類語 お忙しいところ 「お忙しいところ」は、 ・お忙しいところ申し訳ございませんが ・お忙しいところ恐縮ですが、恐縮でございますが ・お忙しいところとは存じますが ・お忙しいところお手数おかけいたしますが というように、 何か物事をお願いするときに使用するクッション言葉です。 相手に手間をかけ、時間を費やしてくれたことに対して申し訳なく思う気持ち・謙虚な気持ちを「お忙しいところ」を使うことによって表すことができます。 また、「お忙しいところありがとうございます」というように、感謝の気持ちを伝えるときにも使用することができる言葉です。 例文 「お忙しいところ申し訳ございませんが、再度折り返しのご連絡をいただけますでしょうか」 「お忙しいところ恐縮ですが、ご検討のうえお返事いただければ幸いです」 「お忙しいところとは存じますが、ぜひお越しくださいますようお願い申しあげます」 「お忙しいところお手数をおかけしますが、アンケートの返信をよろしくお願いいたします」 「本日は、お忙しいところお集りいただきまして誠にありがとうございます」 「お忙しいところご丁寧に対応していただきましたこと大変感謝しております」 ご繁忙 「ご繁忙」は「 ごはんぼう」と読みます。 「ご繁忙」は、 「繁忙」という言葉に、尊敬を表す接続語の「ご」をつけた言葉です。 「繁忙」は「 用事が多くて忙しい事」という意味です。 尊敬を表す接頭語の「お」がついてるので、相手の敬意を示す表現で「 目上の人が用事が多くて忙しくされていること」を言い表します。 例文 「ご繁忙中まことに申し訳ございませんが、本日中にご返信いただきたく存じます」 「ご繁忙中と存じますが、再度ご検討いただければお思います」 「お繁忙中大変恐れ入りますがご出席いただければ幸いです」 繁多 「繁多」は「 はんた」と読みます。 「繁多」の意味は「 用事が多くて忙しいさま」です。 「 煩わしいほど物事やう王子が多くて忙しい」というニュアンスがあります。 例文 「この時期は業務繁多の為、何かと手が回らない状態です」 「御用繁多で、申し訳ないが食事会には行けそうもない」 「キッチンに立ったり、ホールに出たりをお役目繁多な一日であった」 せわしい 「せわしい」とは、「 することが多くて暇がない」という意味です。 「 忙しい・多忙である」といった場合に使用される言葉です。 また、「バタバタと動き回りせわしない」といったように「 落ち着きがない」という意味合いでも使用されます。 例文 「お昼ごろになると、お客さんの出入りが多くなりせわしげな雰囲気になる」 「せわしい人々を横目にお昼ご飯を食べた」 「休みもせずせわしく働き続ける姿を見て身体の心配をした」.

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「ご多忙の折」の意味・使い方と例文

ご多忙のなか

「お忙しい中」は「忙しい状態」を指す言葉ですが、単純に「忙しい」という意味だけではありません。 この言葉には相手への心遣いが含まれています。 相手も人間ですから、決まったスケジュールで動いている筈です。 特にビジネスとなれば分刻みで会議や訪問等予定がある人も多いでしょう。 そんな人に、自分の(用事の)ために時間を割いてもらうことになります。 そのことに関して「お忙しい中」は「ありがとうございます」という感謝なのか、「申し訳ございません」という謝罪の言葉なのかは、「お忙しい中」の後に続く言葉で意味が変わっていきます。 「お忙しい中」は「ありがとうございます」や「申し訳ございません」等の前につけるクッションの役割を持つ「枕詞」になるのです。 「お忙しい中」は、相手にお返事を促す時やお願いをする際に使う表現です。 詳しくは例文で取り上げますが、「お忙しい中恐縮ですが、お返事をお待ち申し上げております」のように使います。 メールでは締めの挨拶としてよく使われるでしょう。 就活中の面接等でもよく使われます。 特に上司や社外の人等、目上の人にお願いをするのはどうしても気が引けるものです。 またはっきりと「お願いします」と言ってしまうと図々しいと思われて失礼になる危険もあります。 「お忙しい中すみませんが…」と一言置くことで、相手が受ける印象を控えめで柔らかくすることが出来るのです。 先で説明したように、相手は忙しい合間を縫って自分のために時間を割いてくれています。 メールも本当は読んでいる時間ですら惜しい人もいるでしょう。 本当に相手がそんな状況かどうかは実際関係ありませんが、相手を気遣う言葉をかけるのはビジネス以前に社会人としてのマナーです。 「お忙しい中」は相手に対してお礼の言葉を述べたり、謝罪の言葉としても使われたりもします。 「お忙しい中足を運んでくださり、誠に恐縮です」や、「お忙しい中、お手数をおかけしてしまい申し訳ございません」のように使うことが多いでしょう。 お礼は主に挨拶、謝罪は社交辞令の決まり文句のようなところがありますが、心を込めて言うことが大切です。 「お忙しい中ありがとうございます」というお礼の言葉は披露宴やパーティー等で司会が使う挨拶の文言としてもお馴染みでしょう。 パンフレットや案内等でも見られます。 「先日はお越しいただき誠にありがとうございました」のような過去に起こった出来事のお礼を挨拶もかねてするのなら、メールでも不自然ではありません。 謝罪はお願いと同じく締めの挨拶として使われる表現です。 また「お忙しい中申し訳ございません。 お返事の程どうかよろしくお願い致します」のように謝罪とお願いを二文にすることで両方の意味を伝えるという使い方もあります。 「お忙しい中」はあくまでも相手を気遣う社交辞令で、相手が本当に忙しいかどうかは関係ありません。 たとえば相手が転職先は決まっているが今はまだ働いていないという場合や、怪我で入院しているという時でも「お忙しい中」は使えます。 ただし、どう見ても忙しくない人に「お忙しい中」は嫌味に聞こえる可能性があるため注意しましょう。 司会が使う挨拶言葉としての「お忙しい中」は、その会場に来ている人全体にかけている言葉に過ぎません。 勿論忙しい毎日を送る人もいるでしょうし、そうでない人もいるでしょう。 個別ではなく大勢の人への挨拶になるのです。 しかし、マナーだからというだけで適当に「お忙しい中」を使って良いというわけでもありません。 特に対面や電話なら、心がこもっていないのはすぐにバレてしまうでしょう。 その表現の意味の通りに心のこもった「お忙しい中」を使うことが大切です。 【例文】 「お忙しい中申し訳ございませんが、資料の送付をお願い致します。 」 「大変お忙しい中恐縮ですが、ご確認の程よろしくお願い致します。 」 「お忙しい中恐れ入りますが、お返事をお願い申し上げます。 」 「お忙しい中とは存じますが、宜しくお願い致します。 」 会議や打合せ等で上司や社外の人へ使う言葉です。 対面の場合でも、依頼だけでなく主に締めの挨拶として使われることも多いでしょう。 お願い・依頼の意味での「お忙しい中」には「恐縮」や「申し訳ございません」等がよく続きます。 特に後者の場合は、「お時間がないのに申し訳ありません」という謝罪の意味も兼ねた表現にすることが出来ます。 話し言葉として対面や電話で言うのは勿論、ビジネスメールでも使える表現です。 【例文】 「大変お忙しい中恐縮ではございますが、お返事をいただけますと幸いです。 」 「先日はお忙しい中お時間を頂き、誠にありがとうございました。 」 「この度はお忙しい中ご対応いただきありがとうございました。 」 「お忙しい中お手数をおかけしてしまい、申し訳ございませんでした。 」 メールでの「お忙しい中」はお願いの意味でもよく使われます。 一方でお礼や謝罪は過去の事について使うことが多いでしょう。 勿論現在形でも使えますので、状況に合わせるのがベストです。 「お忙しい中」は丁寧な表現であることから上司にも取引先にも使えます。 「お忙しい中」は口語表現で、本来メールや手紙には「ご多忙」のような別の固い表現があります。 ただ「お忙しい中」の方が優しい感じがする、という印象からビジネスメールでも使う人は多いです。 固すぎるのも印象が悪くなることがありますので、必要に応じて使うのが良いでしょう。 【例文】 「ご多用の折恐縮ですが、宜しくお願い致します。 」 「ご多用」の「多用」とは、「忙しいこと」という意味の言葉です。 これに「ご(御)」をつけて敬語表現にしたのが「ご多用」になります。 丁寧な表現なので「上司や目上の人が忙しくしている様」を指していると言えるでしょう。 「ご多用」の使い方は「お忙しい中」とほぼ同じで、お願いやお礼の言葉を述べる言い回しで使われます。 「ご多用のところ」「ご多用の折」という表現もありますが、感謝の気持ちを強く伝えたい場合は「ご多用にも関わらず」を使うと良いでしょう。 「ご多用」は書き言葉で使われることが多いです。 少し固い表現のため、話し言葉としてはあまり向きません。 逆にメールや手紙には使えるため、固さを出したい場合は「お忙しい中」を「ご多用」で言い換えると良いでしょう。 【例文】 「ご多忙の中恐縮ですが、ご協力くださいますようお願い致します。 」 「ご多忙にもかかわらずご協力いただき、誠にありがとうございました。 」 「ご多忙」の「多忙」も、「用事が多くて忙しい」という意味の表現です。 敬語表現なので上司や社外の人に使えます。 「ご多忙」も固い表現であることから、メールや手紙等の書き言葉でよく使われるでしょう。 「ご多用」と「ご多忙」は意味や漢字が似ていますが、「ご多忙」は冠婚葬祭には使うことが出来ません。 「忙」という字は「亡くなる」という漢字が入っていることから、縁起が悪いとされているからです。 「お忙しい中」もそうですが、「ご多忙」を使うのはビジネスシーンや日常会話に留めておくようにしましょう。

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ご多用・ご多忙・お忙しいところの違いと正しい使い方|正しい日本語.com

ご多忙のなか

【例文】 ご多忙の中 ご連絡いただき、誠にありがとうございます• 【例文】 ご多忙の中 ご返信いただき、ありがとうございます• 【例文】 ご多忙の中 ご参加いただき、感謝申し上げます• 【例文】 ご多忙の中 ご出席いただき、厚くお礼申し上げます• 【例文】 ご多忙の中 ご対応いただき、大変恐縮です• 【例文】 ご多忙の中 ご教示いただき、恐れ入ります というように「~してもらい」の意味の敬語「 お(ご)~いただき」というフレーズをくわえても丁寧です。 さらには「ありがとう」だけでなく「 恐縮です」「 恐れ入ります」などのお礼フレーズをつなげても丁寧。 どの例文も社内メールで目上の人(上司や先輩)につかっても、社外のビジネスメールにつかってもよい丁寧な敬語表現です。 なお言い換えとしては• 【言い換え】 ご多忙の折にもかかわらず~• 【言い換え】 ご多忙中にもかかわらず~• 【言い換え】 ご多忙にもかかわらず~• 【言い換え】 お忙しい中にもかかわらず~ などがあり、どれを用いても丁寧です。 ざっくりとした解説はこれにて終了。 くわしくは本文中にて意味と使い方、注意点を述べていきます。 まずは前半部分。 ご多忙(読み:ごたぼう)の意味は・・・ 「非常に忙しいこと。 また、そのさま。 」 もとになる語は「多忙」であり、尊敬語「お(ご)」をくわえて「ご多忙」という敬語にしています。 「多忙」はたとえば、 【例文】上司は多忙で、あなたに会っているヒマなどありません。 【例文】部長は常にご多忙です。 のようにして使います。 ここでつかう「〜の中」は「 〜の最中」という意味ですね。 「中」は他にもたとえば、• 「使用中」といえば「使用している 最中」• 「お取り込み中」といえば「取り込んでいる 最中」 のようにして使われます。 いずれも「最中」の意味でつかいます。 ちなみに「 〜の折(おり)」「 〜のところ」に言い換えても似たような意味になります。 「ご多忙の折ありがとうございます」といえば「 とても忙しい時節にありがとう」の意味• 「ご多忙のところ有難うございます」といえば「 とても忙しい最中にありがとう」の意味 というように言い換えできます。 「 とても忙しい最中にありがとう!」という意味ですので、社内目上なり上司・社外取引先を気づかうフレーズとして使われます。 使えるシーンはたくさんありますが代表的なものを箇条書きにしてまとめます。 【基本】お礼返信ビジネスメールなど(冒頭に使う) 「ご多忙の中ありがとうございます」の使い方、まずは基本。 上司や目上・社外取引先に何かしらお願いしたり、問い合わせしたり、教えてもらった後。 返信メールでお礼する時によくつかわれるフレーズです。 「ご多忙の中ありがとうございます」でひとつのお礼フレーズとして メール冒頭・書き出しにつかいます。 すでに紹介はしましたが… 「~してもらい」の意味の敬語「お(ご)~していただき」をくっつけて「ご多忙の中ご返信いただきありがとうございます」などとしても丁寧です。 この場合は「 とても忙しい最中に返信してもらいありがとうございます」という意味。 より具体的に上司なり目上・社外取引先の行動にたいしてお礼をのべる時につかえます。 たとえば、• 【例文】ご多忙の中ご返信いただきありがとうございました。 【例文】ご多忙の中ご返信いただき恐縮です。 【例文】ご多忙の中お返事いただきありがとうございました。 【例文】ご多忙の中お返事いただき大変恐縮です。 【例文】ご多忙の中ご連絡いただき感謝申し上げます。 【例文】ご多忙の中ご回答いただきお礼申し上げます。 【例文】ご多忙の中ご回答いただき恐れ入ります。 というように、まずメールの冒頭・書き出しでお礼すると相手への配慮が感じられて好感がもてます。 なお著しく相手に負担をかけたのであれば… ありがとうではなく「申し訳なく思います」の意味で「 恐縮です」「 恐れ入ります」のようなフレーズを使ったほうがよいでしょう。 「お(ご)~いただき」の部分には「ご返信・お返事・ご連絡…」だけでなく、いろいろなフレーズがきます。 たとえば上司なり社内目上・社外取引先にビジネスメールでなにかしら出席のお願いをしたのであれば…• これから出席(参加)してもらうのであれば… 例文「ご多忙の中ご出席 ご参加 いただけるとのこと、有難うございます」 例文「ご多忙の中ご出席 ご参加 いただけるとのこと、大変恐縮です。 」 例文「ご多忙の中ご出席 ご参加 いただけるとのこと大変恐れ入ります。 すでに終わったことであれば… 例文「先般はご多忙の中ご出席 ご参加 いただき、ありがとうございました」 例文「ご多忙の中ご出席 ご参加 いただき感謝申し上げます。 」 例文「ご多忙の中ご出席 ご参加 いただきお礼申し上げます。 」 というように、 ビジネスメール冒頭・書き出しではまず、出席してもらう(もらった)事にたいするお礼をします。 なお著しく相手に負担をかけたのであれば… ありがとうではなく「申し訳なく思います」の意味で「 恐縮です」「 恐れ入ります」のようなフレーズを使ったほうがよいでしょう。 あとはよくつかうものだけを以下に紹介しておきますね。 教えてもらった後のお礼返信メール 例文「ご多忙の中ご教示いただきありがとうございました。 」 例文「ご多忙の中ご教示いただき、感謝申し上げます。 対応してもらう(もらった)お礼返信 例文「ご多忙の中早々にご対応いただき誠にありがとうございました。 」 例文「ご多忙の中早々にお取り計らい頂きありがとうございました。 送付してもらったお礼返信 例文「ご多忙の中、早々に送付いただき恐縮です。 」 例文「ご多忙の中、早速送付いただき誠にありがとうございます。 」 例文「ご多忙の中、早々に送付くださいましてありがとうございます。 」 上記はほんの一例。 ビジネスシーンにおうじて無限のバリエーションがあります。 あなたの語彙が広がるほどにつかえる敬語も増えていくでしょう。 【敬語・意味の補足】 ・ご教示は「教えること」の意味 ・幸甚(こうじん)の意味は「この上もない幸せ。 大変ありがたいこと。 また、そのさま」 ・「恐縮」「恐れ入る」はどちらも「申し訳なく思うこと」の意味 ・「いただく」は「もらう」の謙譲語 ・「いただけるとのこと」は「もらえるとのこと」の意味の敬語(謙譲語) 【例文】ビジネスメール全文 こうして長々と読んでいてもイメージがつかみにくいかと思いますので、より実践的に。 ここでは 「ご多忙の中ありがとうございます」の使い方をビジネスメール例文とともにご紹介。 どれも目上・上司・取引先にふさわしい丁寧な敬語にしています。 ご参考にどうぞ。 ・「受け取った」という意味の謙譲表現「拝受しました」を使うと丁寧。 先ほどお見積書のほう拝受しました。 ご多忙の中、早々にご対応いただき誠にありがとうございます。 それでは弊社内にてお見積もり内容につき検討し、結果につき改めて報告いたします。 また追加でご相談することもあるかと存じますが、その際にはお力添えいただければ幸いです。 今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。 日時決定の連絡をするだけでなく、会議の目的や場所なども案内すると丁寧。 さて、ご都合につき承知いたしました。 それでは以下の通りに打合せを実施いたしたく、仔細につきご案内申し上げます。 ご多忙の中お時間を頂けるとのこと、誠にありがとうございます。 それでは以下の通りにOB訪問をいたしたく、仔細につきご案内申し上げます。 メール件名: Re:Re:Re: 貴社訪問のお願い(転職・ノマド) 株式会社転職 営業部 ノマド 様 (社外取引先) ご多忙の中ご連絡いただき誠にありがとうございます。 さて、日時等の仔細につき承知いたしました。 ご足労をおかけいたしますが、当日は何卒よろしくお願い申し上げます。 さらに返信メールでシンプルにお礼する転職メール例文。 面接の日程等、仔細につき承知しました。 こちらこそ宜しくお願い致します。 本日はご多忙の中ありがとうございました。 さて、xx会議の議事録を添付ファイルにて送付いたします。 ご査収くださいますよう宜しくお願い致します。 ビジネスメールではこれらの表現に言い換えすることもできますので、お好みの表現を用いてください。 どれも目上の人(社内上司・先輩)にはもちろんのこと、社外取引先にもつかえる丁寧な敬語にしています。 ご参考にどうぞ。 使い分けする必要はありませんが、すでに述べたとおり結婚や出産・その他めでたいシーンで「ご多忙」はNG。 【言い換え】ご多用の中ありがとうございました。 /ご多用の中ありがとうございます。 【言い換え】ご多用にもかかわらず 例文「ご多用にも関わらずご参加 ご出席 いただけるとのこと、ありがとうございます」 例文「ご多用にも関わらずご参加 ご出席 いただけるとのこと、大変恐れ入ります」 例文「ご多用にも関わらずご返信 ご連絡・お返事 いただき、感謝申し上げます」 例文「ご多用にも関わらずご返信 ご連絡・お返事 いただき、お礼申し上げます」• 【言い換え】ご多用中にもかかわらず 例文は同上〃• 【言い換え】ご多用の折にもかかわらず 例文は同上〃• こちらも使い分けする必要はありません。 お好みでお使いください。 【言い換え】お忙しい中ありがとうございました。 /お忙しい中ありがとうございます。 【言い換え】お忙しいにもかかわらずご参加(ご出席)いただき、+お礼• 【言い換え】お忙しい中にもかかわらずご返信(お返事・ご連絡)いただき、+お礼• 【言い換え】ご多忙の中ありがとうございました。 /ご多忙の中ありがとうございます。 【言い換え】ご多忙にもかかわらずご参加(ご出席)いただき、+お礼• 【言い換え】ご多忙の折にもかかわらずご返信(お返事・ご連絡)いただき、+お礼• 絶対にお礼しなけきゃダメ!というのではなくまぁちょっとした気づかい、心づかいとして「ご多忙の中ありがとうございます」をつかうと丁寧ですね。 ほかにも返信ビジネスメールの冒頭・書き出しお礼に使える敬語フレーズとしては… 「 ご丁寧にご連絡いただきありがとうございます」などもあります。 ようは相手にメール返信してもらったり、なにかしら負担をかけたのであれば、どんな表現でもいいのでとりあえず感謝の気持ちをつたえましょう。 そうするとあなたの好感度もアップすること間違いなしです。 したがって実際にはヒマな相手にメールするときに使ってもOK。 この採用担当者はヒマそうだから「ご多忙の中ありがとうございます」はメールに使えないよなぁ…。 このお客さんはいっつも忙しそうだから「ご多忙の中ありがとうございます」をメールで絶対に使うべきだ!。 とか、そういう使い分けは必要ありません。 ビジネスメールでは 相手が誰であろうと等しく使えますのでご安心ください。 「ご多忙の中ありがとうございます」は相手を気遣うときに使う表現=社交辞令でもあります。 としている人が結構います。 たしかに「忙」という字には「亡くなる」という文字がふくまれるため、縁起の悪い言葉として考えられます。 でもビジネスシーンでは「忙しい」「ご多忙」を使っても何ら問題はありません。 なぜなら「忙しい」「ご多忙」にはよい意味もあるから。 「忙しい・ご多忙」という言葉のニュアンスには2つあり、相手への配慮のほかに 「ビジネスが上手くいっているからこそ忙しい = よい意味」もふくみます。 したがってビジネスメールで「忙しい」を使うのは、しごく当たり前のことなのです。 「ご多用」に言い換えます。 参考になる記事:• まとめ 今回は「ご多忙の中ありがとうございます」の意味と使い方、注意点について、これでもかというくらい語ってみました。 この表現はとても便利で、ビジネスメールでは万能に活躍します。 ぜひ、ありとあらゆる場面を経験し、使い倒してください。 頭でどうこうなるものではないので、ビジネスシーンで場数を踏んでくださいね。 ではでは~~。

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