円と四角形では表面積が違いますが、根本の計算は、立方体や直方体の式と同じです。 今回は円柱の容積の意味、求め方と式、表面積の計算、体積と直径の関係について説明します。 容積の意味、体積の計算は下記が参考になります。 円柱の容積は?求め方と式 円柱の容積とは、下図に示す円柱の容器の容量(体積)です。 身近な例として缶ジュースの内容量は、円柱の容積を計算すれば求められます。 円柱の容積の求め方は簡単です。 基本の式は、 です。 これは立方体や直方体の体積と同じです。 ただし、円柱と立方体では表面積の式が違いますね。 よって、 で円柱の容積が計算できます。 円の表面積の計算は下記が参考になります。 円柱の容積と例題 例題を通して、円柱の容積を計算しましょう。 5cm、高さが10cmです。 2問目です。 下図の円柱の容積を求めてください。 半径が2cm、高さが4cmです。 3問目は応用問題です。 下図の円柱の水槽に水を3リットル入れました。 円柱の高さは100cmです。 円の直径を求めなさい。 先に容積が分かっています。 よって、下式を逆算して直径を求めます。 直径の記号をDとします。 L(リットル)とcm(センチメートル)の単位を合わせましょう。 1Lは容積の単位で下記の関係があります。 よって、3L=3000cm 3です。 また円の表面積(面積)の求め方は必ず暗記してくださいね。 容積の求め方、円の面積の計算は下記が参考になります。 まとめ 今回は、円柱の容積について説明しました。 求め方と式など理解頂けたと思います。 これは立方体等の容積の計算と同じです。 円の面積の求め方も覚えましょう。 下記が参考になります。
次のこの式に出てくる文字の意味は、次の通りです。 14…) r 底面の円の半径( radius) h 高さ( height) 公式の導き方 ここからは、円柱の表面積を求める公式の導き方についてご説明します。 すぐに計算問題を解きたいという方や、公式を使わずに計算をしたいという方は、次の「」にお進みください それでは、下に示した半径 r、高さ h の円柱を考えます。 半径 r、高さ h の円柱 円柱の表面積を考えるときのポイントは、側面を展開したときの長方形の辺の長さを求めることです。 円柱の展開図 側面を展開して得られる長方形の1辺の長さは、円柱の高さ h に等しいことが分かります。 もう1辺の長さがポイントです。 この点が理解できれば、あとは円と長方形の面積を求めればよいだけですね。 続いては、計算問題の解き方を、例題を使って説明します。 底面の半径 3、高さ 4 の円柱の表面積 S を求めよ。 底面の半径 3、高さ 4 の円柱 公式を使って解く方法 円柱の表面積を求める公式を覚えていれば、ただそれに代入すればいいだけですね。 あとは、 底面積と 側面積を足すだけです。 ただし、底面は2つあるので、底面積を2倍するのを忘れないようにしましょう。
次のこの式に出てくる文字の意味は、次の通りです。 14…) r 底面の円の半径( radius) h 高さ( height) 公式の導き方 ここからは、円柱の表面積を求める公式の導き方についてご説明します。 すぐに計算問題を解きたいという方や、公式を使わずに計算をしたいという方は、次の「」にお進みください それでは、下に示した半径 r、高さ h の円柱を考えます。 半径 r、高さ h の円柱 円柱の表面積を考えるときのポイントは、側面を展開したときの長方形の辺の長さを求めることです。 円柱の展開図 側面を展開して得られる長方形の1辺の長さは、円柱の高さ h に等しいことが分かります。 もう1辺の長さがポイントです。 この点が理解できれば、あとは円と長方形の面積を求めればよいだけですね。 続いては、計算問題の解き方を、例題を使って説明します。 底面の半径 3、高さ 4 の円柱の表面積 S を求めよ。 底面の半径 3、高さ 4 の円柱 公式を使って解く方法 円柱の表面積を求める公式を覚えていれば、ただそれに代入すればいいだけですね。 あとは、 底面積と 側面積を足すだけです。 ただし、底面は2つあるので、底面積を2倍するのを忘れないようにしましょう。
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